安西水丸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
うちでは母親のレパートリーにのり弁という概念はなく のり弁を初めて知ったのは たぶん高校生の時 友達のお弁当で見た時だったと思う。でも実際に自分で食べたのは それよりずっとあとで お弁当屋さんのお馴染みののり弁。のり弁の上に白身魚のフライとか ちくわの青のり天ぷらとかが乗ってるポピュラーなやつ。美味し〜と思って しばらく食べ続けた記憶が。何にしろ 気にいると飽きるまで食べ続けてしまう。そういえば最近のり弁食べてないな。今度ほっともっと行ったら のり弁にしよ。
全くレビューじゃないな 笑。
どのエッセイも平松洋子さんのこだわりが詰まってま〜す。オススメ。 -
Posted by ブクログ
1999年文庫化。
たぶんこれも、文庫化してすぐ買ったっぽいけど、1999年て仕事してた頃だからきっと、上っ面だけ一回読んだだけだったんだろう………(ダンボールから発掘)
ぜんっぜん「面白!」って思った記憶ないし
まぁそりゃ20年も経てば、読んで響く部分も変わってきますよね。ていうかほんとに何を読んでいたんだろう。20年前。
全体的に軽めで馬鹿馬鹿しい(褒)んだけど、時々めっちゃ重いテーマをさらっと書いてて、そういうところも凄くよかった。割合的に。"本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ"ってコレよ。
言葉遣いが好きだーー本当。アンチ・クライマックスなのにカッコつ -
Posted by ブクログ
平松洋子『あじフライを有楽町で』文春文庫。
様々な食をユーモアと蘊蓄と共に描くエッセイ集。安西水丸のイラストと共に綴られた食のエッセイ78編。安西水丸との饗宴はこれが最後らしい。
平松洋子が描くリズミカルな文章からは食の大切さと面白さと共に美味しさまでもが伝わってくる。鹿タン、熊タン、ちくわカレー、塩豆腐、霜柱など食べたことのない美味そうな食のオンパレード。
谷口ジローのファンだったことからシリーズ最初の『サンドウィッチは銀座で』を読み、平松洋子のエッセイの面白さを知った。以来、『ステーキを下町で』『ひさしぶりの海苔弁』とシリーズを読んできたのだが、本作もまた間違いなく美味しい。