安西水丸のレビュー一覧

  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    エッセイってあまり読まないのだけど、村上春樹ということと、表紙の雰囲気と手に持った軽さで買ってしまった。確か渋谷で。

    ズボンをパンツと呼ぶか、そうしたらパンツの下の下着は…?など、同じことを考えていた。
    最近ボーッとした時間が増えて、感覚がゆるゆるになっていた。
    もう少し一つのことを掘り下げて考えてみようと思う。
    それで漠然とした不安が薄くなったらいいな、と思う。

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    2021年03月21日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    理由の分からないストレスを感じ
    気分転換に手に取った村上春樹さんのエッセイ本

    内容は知識になるものでも
    教養になるものでもないのかもしれないけど
    なぜだか心が満足感で満たされる。

    はたしてなにが私の中に満たされたのかなあ。

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    2021年03月18日
  • ひさしぶりの海苔弁

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    うちでは母親のレパートリーにのり弁という概念はなく のり弁を初めて知ったのは たぶん高校生の時 友達のお弁当で見た時だったと思う。でも実際に自分で食べたのは それよりずっとあとで お弁当屋さんのお馴染みののり弁。のり弁の上に白身魚のフライとか ちくわの青のり天ぷらとかが乗ってるポピュラーなやつ。美味し〜と思って しばらく食べ続けた記憶が。何にしろ 気にいると飽きるまで食べ続けてしまう。そういえば最近のり弁食べてないな。今度ほっともっと行ったら のり弁にしよ。
    全くレビューじゃないな 笑。
    どのエッセイも平松洋子さんのこだわりが詰まってま〜す。オススメ。

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    2020年11月08日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    村上春樹さんと安西水丸さんのコンビは理屈抜きにいい。入院中に病室で読むために用意したのですが、ピッタリでした。あと、難しい本に挑戦している合間の息抜きにも。

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    2020年11月07日
  • あじフライを有楽町で

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    食に関するエッセイの多い筆者。食欲は常人以上だが品のある語り口が心地よい。

    週刊文春の連載エッセイ。一話一話が短いのでスキマ時間に読むのに最適。筆者の品のある語り口と擬音が何とも心地よい。本当に食を大切にしていることがうかがえる。最近お気に入りの作家の一人。

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    2020年11月02日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    文章のリズムがやっぱりどうにもすきだとおもう。長編小説も中編も短編もおもしろいのにエッセイまでおもしろくて、いったいどうなっているんだ…?「小確幸」、わたしも使っていきたい。

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    2020年10月04日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    2020.02.22 熊本の早川倉庫で開催されたするめクラブのトークショーで、村上さんがこの本の中から2作、"馬が切符を売っている世界"と"夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について"を朗読された。
    感動したけど、馬の方は非常に難解。何回読んでもよく分からない(笑)
    夜中の汽笛の方は表現がとても素敵で大好きです。

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    2020年08月06日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    村上春樹が苦手な人にこそオススメ!
    2014年に亡くなった安西水丸のイラストもマッチしている。
    近年では言えないのでは、というような毒舌があったりで、小説からは随分と異なる村上春樹が見えてくる。
    何度読み返しても面白い。

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    2020年06月24日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    1999年文庫化。
    たぶんこれも、文庫化してすぐ買ったっぽいけど、1999年て仕事してた頃だからきっと、上っ面だけ一回読んだだけだったんだろう………(ダンボールから発掘)
    ぜんっぜん「面白!」って思った記憶ないし
    まぁそりゃ20年も経てば、読んで響く部分も変わってきますよね。ていうかほんとに何を読んでいたんだろう。20年前。

    全体的に軽めで馬鹿馬鹿しい(褒)んだけど、時々めっちゃ重いテーマをさらっと書いてて、そういうところも凄くよかった。割合的に。"本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ"ってコレよ。

    言葉遣いが好きだーー本当。アンチ・クライマックスなのにカッコつ

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    2019年10月02日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    すてきな短編集で、すっと読めた。
    起承転結もなにもなく、ストーリー的にわけがわからないもの、それでもなんだか、なんだかわかるものばかり。人の心の、書こうと思っても書けない部分だけが書かれているような。

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    2018年11月12日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    著者のエッセイは既にデイリーワークとなっている。その中でも本書は1ページで纏まっており、後味の良いシンプルな内容がまた深く良かった。

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    2018年09月09日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    何度でも書くけど、本当に春樹のエッセイは面白い。何がと言われるとくだらなすぎて面白い。
    なんだかとても失礼な事を書いているけど、このくだらなさ具合が絶妙すぎてたまらない。
    きっとくだらなさが振り幅を超えてしまうとつまらなすぎて読めないだろうし…その加減がとにかく絶妙。
    ビール片手に何気なく手にとってサラリと読めるとこがとにかく最高である。

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    2018年08月30日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    書かれた時代が昭和の最後の方なのかな??
    内容がたまに古いけれども、それでもやっぱり面白い。
    ゴロゴロのんびりしながら読むには本当に春樹の小説以上に最適な本はない!と、個人的には思っている。

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    2018年08月26日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    1984年の「CRASSY]の創刊から2年間連載されたエッセイ集だそうです。
    今読んでもちっとも退屈ではない。
    安西水丸さんの絵が加わって、いっそう楽しい。

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    2018年05月13日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    無防備で明るい時代だった´80年代前半のあの頃。
    安西水丸さんのカラフルな挿し絵とともに、村上春樹の世界が広がる。
    当時の懐かしさを運んでくれる、ものすごくぜいたくな一冊。

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    2018年04月22日
  • りんごりんごりんごりんごりんごりんご

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    子どもから絶大な支持。
    この単調な絵本の何が子どもをここまで惹きつけるのか。
    わかるようなわからないような顔で、りんごは転がり続ける。

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    2018年02月06日
  • あじフライを有楽町で

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    平松氏の本にはいつも驚きと発見があるのですが今回も素晴らしかったです。何点か挑戦してみたい品もあり、行ってみたい所もありましたが「おばちゃんの実力」が衝撃的でした!こんなおばちゃん達になりたい...。

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    2017年07月22日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    長旅には村上さんのエッセイを一つ持っていきたい、ということでアイルランド出張に持参した本。
    期待に十分以上に応えていただいた。たぶん折に触れて読み返す。

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    2017年06月12日
  • あじフライを有楽町で

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    平松洋子『あじフライを有楽町で』文春文庫。

    様々な食をユーモアと蘊蓄と共に描くエッセイ集。安西水丸のイラストと共に綴られた食のエッセイ78編。安西水丸との饗宴はこれが最後らしい。

    平松洋子が描くリズミカルな文章からは食の大切さと面白さと共に美味しさまでもが伝わってくる。鹿タン、熊タン、ちくわカレー、塩豆腐、霜柱など食べたことのない美味そうな食のオンパレード。

    谷口ジローのファンだったことからシリーズ最初の『サンドウィッチは銀座で』を読み、平松洋子のエッセイの面白さを知った。以来、『ステーキを下町で』『ひさしぶりの海苔弁』とシリーズを読んできたのだが、本作もまた間違いなく美味しい。

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    2017年06月09日
  • ちいさな城下町

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    ネタバレ

    3年前(3日後が命日だ!(◎_◎;))に亡くなった、安西水丸さんの訪城記。その選択も渋いっす。村上城とか、安中城とか、請西藩とか、多くの人が知らないんじゃないか。

    城跡と町の歴史と街並み、酒、食べ物、温泉、そして前フリ的に語られる、安西さん自身の思い出やエピソード。添えられたイラストとも相俟って、ほどよく肩の力の抜けた読み物になっている。

    ふらっと旅に出かけたくなる一冊。

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    2017年03月17日