柴田よしきのレビュー一覧
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趣味は何かと聞かれたら、映画鑑賞、読書、野球観戦と即答します。だから、映画や本の野球ものは、一度でふたつ楽しめて、自然と評価が甘くなります。本作は、帯の「不覚にも涙してしまった」という和田豊・阪神タイガース前監督の言葉に惹かれ。
中学生の頃から地元のスター選手だった宏太。四国の独立リーグを経て、ドラフトでプロ野球チームに指名されて大活躍。そんな彼とめぐりあった女性たち。高校の同級生、ファン(正しくはほかの選手の)、野球雑誌の編集者、結婚相手の女子アナなどなど。
野球ものだと思って手を出したから、試合等のシーンがほぼないことに愕然。宏太の心のうちはわからず、女性の視点から描かれているのは面白 -
Posted by ブクログ
「鉄道旅ミステリ 夢より短い旅の果て」の続編。
思春期の頃、年の近い叔父に恋心を抱いた香澄。その恋は、多感な年ごろが見せた甘い夢のようなものとして終わるはずだった。
しかし、その叔父が失踪してしまう。
きちんとした終わり方ができなかった香澄の初恋。
彼女は叔父を探すため、叔父が所属していた西神奈川大学の鉄道旅同好会に入ろうと、同大学を受験する。そして、合格し、同好会に潜り込むことに成功する。
叔父の周辺にいた人々を知り、同好会の活動を続ける中で、鉄道旅の魅力に目覚めていく。
と、ミステリ色よりは、鉄道、旅のネタ話が多い。
時には、旅行記、トラベルガイド、いや、旅の指南書と錯覚する