石川善樹のレビュー一覧
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ネタバレマインドフルネスの精神的な本はわかりにくいが、この本は日々の生活の中で、こんなことに気を付けるとよいという練習法が50ほどかいてあり、試してみやすい。
正直、マインドフルネスの概念は私はよく理解できないのだが、自分に集中するという意味では、山登りできついときに、頭がからっぽになり、自分の体の状態のことしか感じられなくなる瞬間に似ているのかなと思っていた。
しかしこの本の中で、危険な瞬間などスローモーションを感じられる状態に近いという旨が書いてあり、マインドフルネスの達人はそこにもっていけるのかと、疑問に思った。(もっていけるとは書いていない)
ただ、優しい手になる、左手をつかってみたり、舌の -
Posted by ブクログ
学術的な裏付けがあるというわけではなく、著者三名の体験をベースに気づきを語り合う内容となっている。なので科学的なことを期待していると肩透かしになるかもしれない。あくまでも特筆すべき作品を残している漫画家と編集者の感性で「感情」というものについて語り合ったことを楽しむ本であると感じた。
「感情に捉われない」が一つにキーワードになっていて、その点が禅仏教的だと思った。
<アンダーライン>
★★★
特定の感情を否定しないことと、感情に善悪や優劣をつけないこと
★★★★★
ポジティブ感情だけの人間はバランスが悪い。
★★★
鏡があることで自分と他人を比較する -
Posted by ブクログ
戦略家の仕事は重心を発見することである。
「1日の重心は仕事の始めと終わりにある」
→機械的に仕事に流されず、仕事に対して主体的に取り組んでいる。
「仕事の始め方」
○会社に来て「同僚と挨拶を交わす」
○「ToDoリストの確認」
×出社するや一目散にパソコンに向かう
「仕事の終え方」
○「その日のタスクを振り返りながら翌日以降の計画を立てる」
○「身の回りの片付け、整理整頓」
×「時間になったから帰る」
「社会的時差ボケ」
「知的生産」は情報→思考→価値というプロセス
コンセプトを作る力とは「具体の世界」と「抽象の世界」を行ったり来たりできる能力
現在のwell-beingは人 -
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日々の生活の中で、私たちは自分や他者の感情に振り回されがちだが、そうした感情を客観的に理解することはとても難しい。特にネガティブな感情ほど、他者への期待や外部環境に対してその原因を求めてしまう。
本書の前半では、そうした感情の理解を助ける実践的な補助線がいくつか引かれている。その中心であるプルチックの「感情の輪」は、自分の感情を客観的に認識するのに役立つし、8つの基本感情(喜び/信頼/恐れ/驚き/悲しみ/嫌悪/怒り/期待)とそれらの組み合わせによる混合感情を俯瞰すると、有り体に言えば「こんなに沢山の感情があったのか」と驚いてしまう。これらの感情を【認知】し、【受容】 し、行動を【選択】 する3 -
Posted by ブクログ
時間をかけて読みすぎたせいで、1冊を通してまとまりを感じで読めなかったのが残念。
産後ヨガの先生もオススメされていた本でした。
昨今聞くようになった「ウェルビーイング」とは…
何をするかでその価値を決められる「ウェルドゥーイング」の対極にあるものとして、
私たちが解放的に自分らしく生きるために必要なものであると感じた。
仕事でも、家でも「何をするか」を見られる「ウェルドゥーイング」な状態は起こりやすい。
特にSNS等で他者が透明化(しているように感じている)
している昨今では、
自分の存在価値を見失ったり、不安にかられたり、
窮屈になったりすることが少なくないと思う。
そんな中、いるだけで価 -
Posted by ブクログ
「ウェルビーイング」を西洋基準で考えるのではなく、日本の昔話や文化・風俗から考えて、日本的な「ウェルビーイング」を考えるヒント集みたいな本。
昔話の分析から、日本は「ゼロに戻る」というオチがおおいことに、なるほどなぁと思った。結果プラマイゼロが、まぁ安心なのかもしれない。
「推しはライトな宗教」という言葉も、わりとすんなり受け入れられた。
精神論でウェルビーイングを語るとか、手前味噌なtipsでウェルビーイングを消費するとか、そういう本ではなかった。
素人でもある程度納得できる根拠と例えがあって、自分の心地よい生き方を考えさせる本だった。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ人生においての仕事は、ハードワーク期、ブランディング期、アチーブメント期に分けられる。
50歳になった時、どういう状態でいれるか。
ハードワーク期、ブランディング期を経て50歳がある。
3年ごとの目標計画。イーロンマスクはすごい。
産業構造を変えること、それが目標である。
大局観の話。
コンサルの人が自信に満ち溢れているのは、それほどいろんな領域やスキルを渡り歩く経験をしているからだと思う。1、2回目の転職は、求められるスキルは同じで分野が違うB社か分野は同じで求められるスキルが違うC社。そして最終的に異なる分野のD社に通用することができることで自分の幅が広がる。
幸福度について。日本