石川善樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
マインドフルネスについてはあまり興味をさほど持っていたという訳ではなく、この著者がほぼ日のサイトで糸井さんと対談してたのをきっかけにこの本を手にとってみたのだが、(たしかに一時本屋さんによくその手の本が並んでるなという印象はあった。ただそれだけだった)総じてどういうものをマインドフルネスと言うのかはよく分からないけど、(またそれぞれに細かく違いはありそうだけど)著者が言うマインドフルネスの定義は「いまここでの経験に評価や判断を加えることなく、能動的に注意を向けること」らしい。そこで不思議だがピンときた。これは俺がネタをやってる時に自分が気をつけている感覚だと思った。受けている時、受けていない時
-
-
Posted by ブクログ
人間が1日に使える意思決定量は限られている。
疲れない脳をつくるためにすぐできることは、背筋を伸ばして、深呼吸をする。
瞑想の三要素は姿勢と呼吸と心を整えること。
集中瞑想
呼吸に注意を向ける。→注意が散漫になる。→再び呼吸に注意を向ける。
観察瞑想
思考や感覚が拡散する。→思考や感覚が拡散していることに気づく→気づいた思考や感覚を観察する。
マインドフルネスは次世代のメンタルトレーニング。
考え方を変えるのではなく、注意をどこに向けるか。
新しい習慣を身につける方法。
1.少しずつ始める。
2.いつもの習慣のついでに始める。
3.本来の目的以外の喜びを得る。
瞑想で寝てしまうのであ -
Posted by ブクログ
以前からマインドフルネスには興味があったのですが、一人で仕事をするようになり、より必要性を感じ手にとってみました。
マインドフルネスについて、コンパクトにエッセンスがまとめられており、最初に手に取るには最適の書物ではないか、と思います。
瞑想の効用、睡眠・姿勢、食事(血糖値の管理)の重要性など、生活全般にわたり、「疲れない脳」の作り方が指南されています。
全ては実践できていませんが、落ち着いて短時間でも瞑想することを心がけるようになって、脳の、心の落ち着きが少しでてきたように感じます。
・「考え方」を変えるよりも「注意を変える」
・「いまこの瞬間を最大限に味わう」
という言葉に気づきと共感を感 -
-
Posted by ブクログ
何かでこの本の著者の本が面白い、というような情報を得、読んでみました。
ちなみにダイエットはしていないので、本の内容について特に必要に迫られて、ということもありません。
しかし、中身はそれなりに読むことができました。
『最新科学での最近の意志についての最大の発見は、「意志力」は有限だとういうことです。』
という一文がとてもよく腑に落ちました。
仕事でも何でも、システムは仕組みを作らず(人力で)やればできる、ミスを完全になくせるなどと思ってる人がたまにいますが、頭悪いんじゃないのかな、と思っていました。
意志力は有限ということは集中力も有限ということだと思います。ということは集中力が必要 -
Posted by ブクログ
「予防医学」の学者石川さんと、ニッポン放送の吉田アナウンサーによる「人生を幸せにする方法」についての対談です。科学的に、とタイトルに入っており、予防医学に基づくコメントは挟まれるものの基本的には肩肘張らずに気楽に読める本です。
表紙が化学室にいるっぽい女子高生なのですが、内容的にはあまり関係ない印象でなぜこんなデザインにしているのかは良くわかりません。中高生向けの本だ、ってコトでしょうか。
対談集ではありつつ、吉田アナウンサーが石川さんに質問しながら知識を引き出していくのが基本線。吉田アナウンサーがテンション高めに相槌を打って深いやり取りが生まれていく一連の流れは、雰囲気が良さそうでこちらも -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 人生の問題は、科学でどうにかなりますか?
第2章 「感情」について科学的に考えてみた
第3章 これから生き抜くために、何を勉強したらいい?
第4章 科学的に見ると、恋愛と結婚って何ですか?
第5章 幸せに生きるには多様性が必要だ
第6章 人生の幸せは科学で分解できる
第7章 「幸せに生きる方法」が見えてきた!
<内容>
ニッポン放送のアナウンサー(かなりヘンな人)と予防医学研究者(こっちもかなりヘン)の対談集。対談集なのでさっくり読めるが、内容は意外と濃い。現在の世界の科学は、人間の「感情」を分析していて、心理学はもとより行動経済学とかこういう分野にも進出して -
Posted by ブクログ
「マインドフルネス」というと何か怪しげでスピリチュアルな響きだと思っていたが、この本を読むとシンプルでまっとうなものであった。基本は禅の考え方をベースに、ふだん無意識に行っていることに意識を向けて集中すること。宗教的な要素はない。
「利き手でないほうの手を使う」、「食べるものに思いをはせる」など日常的に実践できる53の練習を紹介し、それらを一週間ずつ行っていくとくよくよしたりイライラしたりすることが減って、人生が少し幸せに感じられるようになるという。一つ一つの項目も非常にわかりやすいし、納得できる内容が多かった。
実践が難しいものもあるが、いくつかやってみたい。
ちなみに「自分が今日死ぬかもと -