石川善樹のレビュー一覧
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「今、ここ」に意識を集中する練習
2016/7/28 著:ジャン・チョーズン・ベイズ
マインドフルネスは医療分野はもちろん、「今していることに注意を向ける」という科学的なメンタルトレーニングとして、ビジネス分野でも広がっている。
なぜ、マインドフルネスを実践するといいのか。
「今」を充実させるためである。「今」という瞬間の連続が人生である。「今この瞬間に、自分はどこに注意を向けるのか」というのが人生をつくっている。
本書の構成は以下の2章から成る。
①マインドフルネスによって、もたらせるもの
②マインドフルネスを日常で実践する53の練習
最近になり巷でよく見かける「マインドフルネス」関 -
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本心から笑っている人は目の横にカラスの足跡のようなシワが寄ります。これを、この笑顔に初めて注目した19世紀のフランス人神経学者の名前から「デュシェンヌ・スマイル」といいます。p28
京セラの創業者である稲盛和夫さんもビジネスに関して「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行せよ」とおっしゃっていますが、健康づくりでもそれは同じです。p59
「弱いつながりの強み」という概念
グラノヴェッター教授 1970年 p72
消極的休養と積極的休養 p94
瞑想で大切になるのは「調身」と「調息」と「調心」です。p156
瞑想の方法
①「フォーカスト・アテンション」(止瞑想)
②「エンパシー・ -
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予防医学研究者が、健康という観点で”人とのつながり”のススメを説く本。
2014年11月に出版されたばかりで、なかなか好評ということです。
以下、粗々ながら要旨。
日本人は性格上、無目的な人のつながりを作ることに不得手。
増える高齢者。それまで企業戦士として、仕事を中心とした閉じたネットワークのみで生きてきた男性が、リタイヤして地域に戻ることになる。
地域のために働く第2の人生・・・とはいかず、それまでとは違うスケールの毎日に嘆き、いつしかテレビだけが相手の老後を送ることになってしまう。
当然体力の衰えは加速し、健康寿命を縮めることとなってしまう。。。
本書はそんな男性を強いターゲットに、人