石川善樹のレビュー一覧
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本書は「考え続ける力」をテーマに著者が強く影響を受けた方と対談をしており、本書の価値はこの対談部分と思います。
特に、第二章考えるとは何か/安宅氏
第三章バイアスを壊せば、イノベーションは一発で生まれる/濱口氏
第四章出口の思考力/大嶋氏
第五章基礎研究、社会実装、倫理/小泉氏
は大変興味深く、繰り返し読みました。
「考え続ける力」に対して各者の信念や経験に裏打ちされた手法論が図と共に簡潔に書かれており、「何が大事」と分かりやすいのも満足感が高い理由です。生きた社会学から学ぶ「考え続ける力」といった感じです。
どの章からも学ぶことが多く、各者著書を出版されているので、それらも読んでみようと思います。 -
Posted by ブクログ
・1時間でサッと読める。石川さんに考えてることの進捗を聞く本。石川さんの思考が好きでヒントをもらえるのでokだが、人によっては薄い自己啓発書にも見えるかも。
・論旨は以下と捉えた。バリバリ仕事する人が考えた、不確実性が高い中で人生を長い目で考えるためのコツ、として受け止めると、現実解で良さそう。
「人生で使える時間は有限だからこそ、時間戦略が大事。人生の過ごし方を2種類(welldoing/wellbeing)に分けこの2つを充実させることが重要なポイント。それぞれ重心と信頼の種類を捉えて良い仕事(やるべきこと)をして成長すること(welldoing)と、自分自身すら忘れるくらい固執せずに自分らしくいること(wellbeing)、これがフルライフの要点である。」
・1人doingとみんなbeingの話は、頭使う仕事をしよう、仕事以外の時間はプライベートを充実させよう、と言ってることは一緒だと思うが、学術的な理屈を持ってきたり、わかりやすく四象限にしてみたり、抽象化してステップを明らかにしたり、という思考法によって納得感が上がっている。具体と抽象の考え方の実践を見れたという意味では、非常に良かった。こうやってあっちとこっちのことくっつけて考えてるのかーこうやって問いを出し続けてるのかー、という感想は、新鮮。(QAで論旨が進む仕掛けはgoodだった
・蛇足:個別の話は、うーんという感じはした。具体と抽象、大局観の話は、他の本で触れられてることと大差なく、人生の時間軸を3つにわけて考えるとか、土曜を週初めにするとか、ライフハック初心者向けブログ、という感じ。(それを実際にやれるかどうかが結局大事、という意味ではある意味生々しくて良いかもしれない) -
Posted by ブクログ
■目的
戦略的な時間の使い方
年代ごとの目標の立て方
人生で成せることの種類を俯瞰したい
■転用
■本書のポイント
・1日→視点が変わる
1週間→人生が変わる
1年→事業が変わる
3年→企業が変わる
10年→産業が変わる
30年→時代が変わる
100年→文明が変わる
・戦略の先に、そもそも何がしたいのかを問え。何か大きなことを成し遂げたい?人生をよく生きたい?
・戦略家の仕事は重心を発見すること(DoingとBeing)=フルライフ
・職場におけるwell-Beingの重心は「信頼の文化」の有無(感情的な結びつきを含む双方の関係性)
・企業の信頼度はeNPSによって、スコア化が可能。転職したい時はこれをしっかりと見るべし
・職場において、誰の信頼を勝ち取るべきか精査すべし
・成功と時間の曲線は↓
ハードワーク期(業界内の上の世代の信頼)
ブランディング期(業界外の同世代の信頼)
アチーブメント期(次世代の信頼)
・1日の重心は、「仕事の始め方と終え方※」
※To Feelで感じたこと、体験したことを最後に書き出せ
・1週間の重心は、「金曜日の夜8時以降」
・3〜10年の重心は「3段階プランニングの2回目の目標設定」→人は直線的な向上を描きがちだが、本来は、
①準備する(種をまく):Build期(組成する)
②始める(芽が出る):Model期(定型を作る)
③広げる(花が咲く):Scale期(拡大する)
・多少の「規律」があれば締まって効率的な時間になる
・ピーク・エンドの法則=エンド(終わり)の方が印象に残ってします。(終わり良ければ全てよし)
・人生の評価が高い国→北欧
・ポジティブ体験が多い国→中南米
・ネガティブ体験が少ない国→東南アジア
■結論
・Well Beingとは、自分を忘れること、自分から離れること「人間の成長とは自己中心性から離れること」
・自分が今大事にしているものを手放した時、一体何が自分に残るのか、「オーバービューエフェクト(概観効果)」でみてみろ。宇宙から地球を見るかの如く。
・フルライフとは、自分を高めるWell-Doingと、自分を忘れるWell-Beingのバランスを取ることである -
Posted by ブクログ
科学的見地から幸せになるにはどうすればいいかを明確に示しているのかと思いきや、対談形式で思ったよりふわっとした内容だった。
世の中には、見ようによってはいくらでも違う解釈ができるということを首尾一貫して書いている。
中でも個人的に良かった内容は以下。
結婚とは、ラッキーなことに毎日一緒にいてくれる相手がいるくらいに思った方がいい。
好きをベースに得意なことを一つ見つける。ある程度まで得意になったら、不得意なことをやってみる。
5つくらいの専門分野をもって、それを組み合わせくらいが今の時代にあっている。
自分のコンセプトみたいなものを持てば、幅が広がる機会が増える。今月のテーマはこれ。みたいな風にいくと、普段見向きもしないものに目がいくかも。 -
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マインドフルネスの本。
アメリカ人で日本の禅を学んだ筆者(アメリカのお寺の僧?)が、禅の考え方を、日々の生活の中でできることとして説明。
過去、未来への思い、考えに拘ることの弊害。
現時点の体の様子を観察することの大事さを説いた本。
考えつづけ煮詰まる、いつも同じようなネガティブな思考に陥る。そんな状態の時に、立ち止まり、自らの普段なにも気にしていないような動きを観察するのは、確かに世界を新しい観点で見ることが可能になるのだろうなと思う。
1週間おきに、日々実践するようなお題が53題説明されています。
それぞれのお題に対して、
どんな練習、取り組むコツ、この練習による気づき、深い教訓、自分を変える言葉
という構成で記載されているので分かりやすい。流石欧米人という感じ。
筆者も書いているように実践をすることが大事なのだろう。
実践するのは意外と大変そうだけれども、できるものからやってみようかな。
1.「利き手でないほうの手」を使う
2.痕跡を残さないように暮らす
3.「つなぎ言葉」に注意する
4.自分の手に感謝する
5.食べるときは「食べること」に専念する
6.心からの「ほめ言葉」を伝える
7.姿勢を意識する
8.一日の終わりを「感謝」で締めくくる
9.「身の周りの音」に耳を澄ます
10.電話がなったら深呼吸する
11.優しい手で触れる
12.「待つ時間」を活かして使う
13.メディアを断つ
14.「優しいまなざし」を向ける
15.人知れず「善行」を行う
16.3回、深呼吸する
17.「別の空間」に入ることを意識する
18.木々に目をとめる
19.手を休める
20.否定しない
21.「青いもの」に目をとめる
22.「足の裏」を意識する
23.「何もない空間」を意識する
24.ひと口ずつ味わって食べる
25.「限りない欲望」を意識する
26.苦悩を意識する
27.「バカ歩き」をしてみる
28.水に意識を向ける
29.高いところを見上げる
30.「自分のもの」という心を意識する
31.「匂い」や「香り」を意識する
32.「今死んでしまうかもしれない」と思って接する
33.「厚さ」と「寒さ」の感覚を意識する
34.「足もとの地球」を意識煤
35.「イヤだ」という気持ちを意識する
36.「何か見落としていないか」と考える
37.風を感じる
38.すべてを吸収するように人の話を聴く
39.「感謝すること」を見つける
40.「老い」の表れに目を向ける
41.時間に遅れない
42.「先延ばしにする心」を意識する
43.舌を意識する
44.「いらだつ心」を意識する
45.不安を意識する
46.マインドフルに運転する
47.「食べるもの」に思いをはせる
48.光を意識する
49.「お腹の空き具合」を意識する
50.「体の重心」を意識する
51.「愛と慈悲の瞑想」をする
52.ほほえむ
53.場所はモノを居間よりよくして去る