【感想・ネタバレ】フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略のレビュー

あらすじ

イノベーティブな結果を出すための仕事術と、
よりよく生きるためのライフハックは、
人生の限られた時間の中で共存しなければいけない――

人生100年時代が到来し、
75歳頃まで一生懸命に働くだろう私たちに、
いま必要な「戦略」はなんなのか
Q.ハードな仕事と、長い人生の“重心”はどこにあるのか
Q.そもそも「フルライフ(充実した人生)」とはなにか
Q.フル(充実)の真逆にある、エンプティ(空っぽ)な人生とは何か
Q.後悔が生まれる原因は
Q.あなたはどのような戦略に基づいて、限られた時間を使っているか
Q.戦略の先に、自分は何をしたいのか
Q.ところで「戦略」とは何か
Q.限りある時間の中で、Doing(する)とBeing(ある)のバランスをとるには
Q.真のWell-Beingとは

予防医学・行動科学・計算創造学・概念工学からビジネス・事業開発まで、
縦横無尽に駆け巡り、「自分の仕事は難しい問題を解くことです」と豪語する、
謎の学者・石川善樹の集大成!

今日の仕事と、10年先の目標と、100年の人生をつなぐ、
未曾有の戦略書、登場。


目次
はじめに どうしたら一度きりの人生がフルになるのか
1章 仕事人生の重心は、すべて「信頼」にある
2章 生産性の重心をとらえる3つの「時間軸」
3章 創造性の重心は「大局観」にある
4章 人生100年時代の重心は「実りの秋」にある
5章 真のWell-Beingとは「自分らしさ」の先にある
おわりに 新しい時代の重心は「私たち」である

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Posted by ブクログ

時間戦略をテーマ=スタートにして、どんどんとシンプルな、深堀を進めてとんでもない結論に達した、稀代の良書じゃないかこれは!!!
なかなかこんなに貴重なエッセンスが詰まった本には出会えないぞ。しかもわかりやすすぎる。
第三章が現代人必読。

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2024年06月23日

Posted by ブクログ

well-beingとは何か、自分自身あんまり理解できていなかったので、well-beingについて研究をされている本書を読むことにした。

well-beingとは「よくあること」であるが、どうもしっくり来ない。石川さんも言われていたが、適切な日本語が存在していないそうだ。
それを聞いて自分がしっくり来ていない理由がよく理解できたし、自分なりに定義していくことが大切なのだろう。

石川さんの提唱するwell-beingは良い意味での自分らしくあること、そのためには自分を忘れることと言われていた。
難しい表現だけれど、言いたいことはよくわかった。

構造主義的に考えると、社会的な価値観に影響される自分らしさから解放されて、もっと自分が感じるままありのままに生きることなのかなぁと思った。

私自身、何かをするwell-doingに意識を向けすぎている傾向にあるので、少しでもこの偏った重心をwell-beingに傾けられるようになりたい。

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2021年12月02日

Posted by ブクログ

「人生100年時代」を充実させるために
・今日すべきことと
・1週間ですべきこと
・1年間ですべきこと
などといったように、一区切りのつくそれぞれの時間的戦略を紹介した1冊。具体的なアクションプランまで明示されており、読み終わった後に「これからとりかかろう」と思わせてくれる点で良作といえるだろう。

作者は予防医学研究者の石川善樹さん。自然科学の専門家だけあり、構成、特に接続詞の使い方が丁寧であるため文章を書く上で大切なエッセンスも多分に含まれている。

以下、ためになった3つのポイントを紹介する。

【①人生にはBeingとDoingの時間がある】
人生には、Beingすなわち「いる状態」として過ごす時間と、Doingすなわち「する状態」として過ごす時間がある。
死を目前に床についている人はBeingの時間が大半を占めるだろうし、黙々と手作業をする仕事時間はDoingの時間が多く占めているといえる。
コロナ渦で、自身は気が滅入ったりストレスを感じることがおおく「コロナ時代の負け組」であったが、これはBeforeコロナの時代にDoingの時間が多く、Beingの過ごし方が分からなかったため、急遽Beingの時間が増えてしまったことに対処できなかったのだとこの節を読み痛感した。
それぞれの時間でできること、叶えられることは異なるという考え方そのものに共感ができた。

【②一つに依存から、たくさんに依存へ】
 社会の変化が早くなることで企業の寿命が短くなる一方、人の寿命は延び、一人が職業に携わる時間は長くなりつつある。この、会社の寿命より職業に携わる寿命の方が長くなる時代で大切なことは、何か一つのことに依存するのではなく、たくさんのことに依存することであると筆者はいう。一社にこだわるのではなく、掛け持ちや副業、転職を繰り返すことでたくさんに依存し、重心を分散させることが大切なのである。
ただし、闇雲に転職をするのではなく「産業が同じか違うか」と「求められるスキルが同じか違うか」をクロスさせ、4象限に分け戦略的に移ることを推奨している。
特に転職一社目は「同じ産業×違うスキル」か「違う産業×同じスキル」に移ると良いとしている。
例えば食品メーカーで営業職をしていれば、次は広告代理店という違うマーケットで同じ営業を行う。あるいは、違う食品メーカーで人事職に飛び込む。こうやって少しずつズラしていくことが負荷のかかりすぎない成長を実現できるという。

【③マイナスを取り除くこととプラスを増やすことは違う】
 突飛に大きな話をするが、人類は戦争、貧困、病気との戦いに勝ってきた。特に戦後の日本は豊かな国を目指し、類を見ないほどの速度で経済成長を実現してきた。1人あたりのGDPは1958年から1987年までのおよそ30年間で右肩上がりを続けた。また、栄養、衛生面の改善に伴い平均寿命も改善。同じ30年間でGDP同様、右肩上がりを続けた。
しかし、同じ30年間で数値が変わらず横一線であったものがある。それが「生活満足度」である。アジア人、特に日本人は生活満足度を高く見積もらない(10段階で10をつける人の比率が他国、とくに南米圏などと比べ低い)傾向にあり、一概に「幸せでない」と結論づけることはできないが、少なくとも経済成長や平均寿命の改善は生活満足度、すなわち幸せな状態に影響を与えていないのである。
裏を返せば、経済成長をしなくても、平均寿命をのばさなくても、別の要因に幸せをもたらすものがあるのだろう。マイナスを取り除くことと、プラスを増やすことは別物なのである。

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2021年03月22日

Posted by ブクログ

とても読みやすく、内容もわかりやすいので、今の自分にとても刺さった一冊です。

①仕事は順調ですか?
②人生は順調ですか?
③ご家族は幸せですか?
信頼の為に、会社のメンバーや後輩に自身が開示した上で、3つの質問を実施していきます。

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2021年01月27日

Posted by ブクログ

Well -Beingという言葉は一般的な用語になっているような気がしています。健康経営という視点で語られることが多いと感じます。「より良い自分であること」と私はイメージしているものです。長い人生をWell-Beingであり続けるためのヒントが詰まっている本でした。人生戦略を時間軸で考えるという視点を得られます。

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

◽︎ 信頼と信用(理性的)の違い

◽︎ "信頼の文化" = 心理的安全性

◽︎ 戦略 = 重心

◽︎ to do と to feel
1日のはじまりとおわりの振り返り

◽︎ 具体と抽象を行ったり来たりする能力

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

コンセプトとはAからBへ行くときの障害を一気に乗り越えるもの、という定義は面白く、その後のDMN、SN、CENという脳の働きの解説も興味深かった。それぞれの脳の働きが起こりやすい日常生活の場面を自分も必要となる場面毎に取り入れたい。

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2024年11月03日

Posted by ブクログ

少し話が壮大で難しい本でしたが、面白い本ではあります。これからの人生に向けて何をすればいいのかが書かれているので、若い人は特に読んでほしい本です。

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2022年04月04日

Posted by ブクログ

フルライフ

クライアントのWell-Beingセミナーに登壇する機会がり、Well-Beingの第一人者である石川先生の著作を初めて読んでみる。話としては『LIFE SHIFT-人生100年時代の人生戦略-』をより平易に、かつ石川先生の考え方も交えて語っているイメージ。人生100年時代をどう生きるかというところに焦点を置いている。Well-BeingとWell-Doingのベストマッチが本書の提言である。
イメージとして、人生を春夏秋冬に分けて考えると、前半はWell-Doingでハードワーク、後半はWell-Beingでブランディングやアチーブメントを行っていくことが理想的な生き方。特に人生100年時代では、25歳から50歳までの夏に一定のハードワークを行い、○○×○○という形でブランディングを完成させたのちに迎える実りの秋というタームに、Well-Doingで築いた人的資産や人脈、金銭的な資産を利用して何か物事を達成するということが理想的とされる。
なお、25歳→50歳を有意義に生きるためには、3段階のプランニングが必要である。一般に10年で事業が変わり、もう10年で企業が変わり、そしてもう10年で産業が変わるといわれている。産業を変えるといえば、ポエムだと思われるが、きっちりと3段階のプランニングを行い、日々の行動にブレイクダウンしていくことで達成することができる。現にスペースXではそのように3段階で産業を変えることを目標としている。それでは、その10年をまたいかに過ごすかということであるが、こちらも3年間ごとで3段階で目標を設定する必要がある。ここで難しいのが、2個目のマイルストーンの立て方である。往々にして、人間は1年でできることを過小評価し、3年でできることを過大評価する。つまり、そのギャップを接ぎ木するのが、2年目の過ごし方である。1年間で準備し、2年目にはじめ、3年目で広げるのである。事業レベルで言えば、組成し、定型化し、拡大化するのである。2年目に定型化するためには、1年目に経験することを常に抽象度高く理解する必要がある。こうして2段階目のゴールを明確にすることで、1年目と2年目の違いも明確になり、成果を上げることができる。こうして、3×3×3でプランニングすることで、25歳~50歳の夏を謳歌できるのである。
いずれにせよ、我々はこれまでの人々とは異なる時間軸で、かつ自己決定を中心に生きる必要がある。長く生きるうえではやはりWell-Being=よく生きることも大切なのである。
そして、秋や冬があるからこそ、いざという時の収入補償保険や医療保険の重要性はあるだと思うし、今後ジョブ型雇用で、企業がそれぞれの人々の多様な人生プランを支援しつつ、従業員に成果を出してもらうためには、福利厚生制度として、リスクヘッジをすることも、必要不可欠な世の中になるのではないかと考える。

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2021年04月04日

Posted by ブクログ

人生100年を見据えた時間の使い方を学ぶため、読みました。充実した人生、すなわちフルライフとは、フルライフとは、自分を高めるwell-doingと、自分を忘れるwell-beingのバランスをとることです。ハードワーク期は能力を深める仕事に取り組み、ブランディング期は自分の器を広げる仕事に取り組み、アチーブメント期は自分が心からやりたい仕事に取り組むのが大方針です。50歳から本気出す、それまでは練習という心構えで色々挑戦するのが理想だそうです。筆者と相対することで、自分の軸が見えてきました。

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2020年11月19日

Posted by ブクログ

50歳からは収穫の秋。そのタイミングで輝けるようにハードワーク期、ブランディング期を乗り越える必要がある。
ハードワーク期 専門性を高め、可愛げを出して時代を語り質の高い仕事をがむしゃらに行う。
ブランディング期 仲間を大事にし、自分の弱さを出し、専門性ではなく自分の人間性を認められるようになるべし

何より大事なことは大局観を得るために、
1人で行う時間(読書や企画)
みんなでいる時間(雑談、飲み会、旅行)
を大事にすべきだと指摘している。

リモートワークな期間だからこそ、つながりを大事にすべきである。

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2020年05月11日

Posted by ブクログ

エンプティ(空っぽな)人生を送らないために戦略を持って生活しましょうという内容。
わかりやすい言葉に噛み砕いてあるので非常に読みやすいです。
意識的に行動を制御することで人生のステージに合わせた思考法ができる「時間を増やす」というアプローチが新鮮に感じました。

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2020年05月06日

Posted by ブクログ

空っぽの人生の反対。そのための時間戦略。

◯全体:重心は「信頼」

◯ハードワーク期:重心は「3つの時間軸」
1日:始まりと終わり
1週間:金曜日の夜8時以降
3〜10年:3段階プランニングの2段階目の目標設定

1年目:Build期(組成する)
2年目:Model期(定型をつくる)
3年目:Scale期(拡大する)

1年目の重心:Who(誰とするか?)
2年目の重心:What(何をするか?)
3年目の重心:How(どのようにするか?)

2段階目(次の3か年)の目標設定をすることで、10年先を見据えることができ
「産業構造の変化のレバー」を引くことで、大きなスケールで目標を達成する

◯ブランディング期:重心は「大局観」
大局観の時間(一人でDoing/ みんなでBeing)

コンセプトとは「A→Bに行く際の障害を一気に乗り越えるもの」
→具体と抽象を行き来することで(他分野から)学びを得る
出す(直観)→絞る(大局観)→決める(論理)

◯アチーブメント期:重心は「実りの秋」
人生100年を春夏秋冬で捉える

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2020年04月24日

Posted by ブクログ

NewsPicksの記事を読んで以来の石川さんファンです。
抽象的な概念を噛み砕いて分かりやすく伝えるプロ、まさしく具体と抽象の往復運動がズバ抜けて高い方です。

その石川さんの最新作ということで、今までの各記事でも触れてこられた内容が体系的にまとめられています。そもそも良い人生とは?という大きな問いから始まり、1日、1週間、数年、100年単位での有意義な時間の過ごし方とは?という具体的な問いに変換していく。そして、この本においては実用性ということを重視し、詳細なプロセスそのものよりもQA形式でどんどんと思考を深掘れる形式なのも非常に読みやすい。

人生を春夏秋冬に捉えたとき、自身はまさしく夏のタイミング。ここから実りの秋に向けて、ハードワーク期からブランディング期に移行するタイミング。そのために、3ヶ年プランニングをもとに10年という期間に想いを馳せてみる。

といった具合に、自身のキャリアを俯瞰で捉える観点でも有意義な視点が多く記載されています。

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2020年04月19日

Posted by ブクログ

充実した人生を送るために、時間をどう使うか。何を優先させるのか。いかに生きるか、を少し具体化するとこの問いにぶつかる。
その答えとして示されている『フルライフ=well-beingとwell-doingの重心を見つける』ということがまだ腹落ちしきってはいないけど、まずはwell-doingの段階なので、3段階の目標設定をうまくできるようになりたい。あと1日の終わりには「to feel」の振り返りを。
直観と論理と大局観を切り替えるため、それぞれの時間のバランスも大事にしたい。ひとりでいるか/みんなといるか×何かしているか/ただいるだけか、が、思考の切り替えとつながっているという見方はすごく面白いと思った。

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2020年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「時間の使い方に戦略を持つことで、フルライフ(充実した人生)を実現する」本

1週間の始まりは土曜日と考える

信頼な文化を築くための3つの問い。
仕事は順調か
ー日々の仕事で学びや変化があるか?

人生は順調か?
ー半年に一度

家族は幸せか?
ー一年に一度

人生は
ハードワーク期 質の高い仕事をすること
ブランディング期 周りから信頼を集め仕事の幅を広げる
アチーブメント期 社会還元する
の3つに分かれる。

20代は専門を身につける時期。

何者でもない若い自分が信頼を得て質の高い仕事をもらうために必要なもの
=「可愛げ」、「大物感」


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2025年08月24日

Posted by ブクログ

フルライフとは何か?という疑問に対する結論に向かって、1日、1週間、3〜10年という3つの時間軸での時間戦略について解説している一冊。日々の過ごし方での特に仕事の終わりのタイミングでその日の印象に残っていることを振り返ることなどは明日から実践しやすいと感じた。

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2025年02月05日

Posted by ブクログ

戦略家の仕事は重心を発見することである。

「1日の重心は仕事の始めと終わりにある」
→機械的に仕事に流されず、仕事に対して主体的に取り組んでいる。

「仕事の始め方」 
○会社に来て「同僚と挨拶を交わす」
○「ToDoリストの確認」
×出社するや一目散にパソコンに向かう

「仕事の終え方」
○「その日のタスクを振り返りながら翌日以降の計画を立てる」
○「身の回りの片付け、整理整頓」
×「時間になったから帰る」

「社会的時差ボケ」

「知的生産」は情報→思考→価値というプロセス

コンセプトを作る力とは「具体の世界」と「抽象の世界」を行ったり来たりできる能力

現在のwell-beingは人の「体験」と「評価」について測定するというのがグローバルスタンダード

well-beingとは「いい意味での自分らしさ」=自分を忘れること、自分から離れること

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2023年01月31日

Posted by ブクログ

2章3章は一度で理解することが難しかった。
あらためて読み直したいと思う。

心に残るフレーズは特になかったが、「重心」の考え方は今後の人生を考える上で私にとってもひとつの判断軸になった。


目次
はじめに どうしたら一度きりの人生がフルになるのか
1章 仕事人生の重心は、すべて「信頼」にある
2章 生産性の重心をとらえる3つの「時間軸」
3章 創造性の重心は「大局観」にある
4章 人生100年時代の重心は「実りの秋」にある
5章 真のWell-Beingとは「自分らしさ」の先にある
おわりに 新しい時代の重心は「私たち」である

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2022年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人生においての仕事は、ハードワーク期、ブランディング期、アチーブメント期に分けられる。

50歳になった時、どういう状態でいれるか。
ハードワーク期、ブランディング期を経て50歳がある。

3年ごとの目標計画。イーロンマスクはすごい。
産業構造を変えること、それが目標である。

大局観の話。
コンサルの人が自信に満ち溢れているのは、それほどいろんな領域やスキルを渡り歩く経験をしているからだと思う。1、2回目の転職は、求められるスキルは同じで分野が違うB社か分野は同じで求められるスキルが違うC社。そして最終的に異なる分野のD社に通用することができることで自分の幅が広がる。

幸福度について。日本人と西洋人で異なる。
階段型とふりこ型。

私にとってのフルライフとは、今のところdoing7割、being3割。仕事をしたい。でもプライベートもというところだと思った。

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2022年06月11日

Posted by ブクログ

ウェルビーイングというより、仕事を通じて自分の志を叶える考え方のような内容。とてもライトな内容でサッと読めた。
深い考察のうえの表現なのでしょうが、いまいち合点いかない点もありました。
内容といよりは問いを立てて考察さていくプロセスの方が関心がありました。

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2022年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

NewsPicksで全文公開されていたので読みました。
知人の評判がとてもよかったので気になっていました。

自分らしく生きるために、いろいろなことに挑戦し、自分ならではのスキルを見つけて身につけること。
50歳までに何ができるだろう?考えてみたい。
グラフにするといいのかな?


前半とても読みやすかったのですが、後半からなかだるみしてしまいました。小出しで読まずに一気に読めばよかった。

>いい印象でも悪い印象でもいいから、「今日感じたこと」を見つめ返してみる。
さっそく実践します
イーロンマスクのプランニングの仕方もとても参考になりました。

もう一度ど読み直したい本でした。

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2021年10月08日

Posted by ブクログ

子どもたちに寝る前に聞く「今日何が楽しかったー?」
これからも続けよう。そして自分でも考えてみよう。たまに悔しかったことも聞いてみよう。

実りの時期が50歳と言われたら、もうちょいあって少し安心する。

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2021年03月16日

Posted by ブクログ

「自分らしく」生きるとはを考える。
人生の質を時間という軸を通して再発見。
みんなとbeing→そこにいるを認めてもらえる場所。
ひとりのdoing→深く見つめる。考える時間。
↑↑↑上記が自分には欠けている点と実感。
■異業種の知り合いに声を掛ける。
■自分発信の仕事を作り出す。

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2021年02月05日

Posted by ブクログ

・1時間でサッと読める。石川さんに考えてることの進捗を聞く本。石川さんの思考が好きでヒントをもらえるのでokだが、人によっては薄い自己啓発書にも見えるかも。

・論旨は以下と捉えた。バリバリ仕事する人が考えた、不確実性が高い中で人生を長い目で考えるためのコツ、として受け止めると、現実解で良さそう。
「人生で使える時間は有限だからこそ、時間戦略が大事。人生の過ごし方を2種類(welldoing/wellbeing)に分けこの2つを充実させることが重要なポイント。それぞれ重心と信頼の種類を捉えて良い仕事(やるべきこと)をして成長すること(welldoing)と、自分自身すら忘れるくらい固執せずに自分らしくいること(wellbeing)、これがフルライフの要点である。」
・1人doingとみんなbeingの話は、頭使う仕事をしよう、仕事以外の時間はプライベートを充実させよう、と言ってることは一緒だと思うが、学術的な理屈を持ってきたり、わかりやすく四象限にしてみたり、抽象化してステップを明らかにしたり、という思考法によって納得感が上がっている。具体と抽象の考え方の実践を見れたという意味では、非常に良かった。こうやってあっちとこっちのことくっつけて考えてるのかーこうやって問いを出し続けてるのかー、という感想は、新鮮。(QAで論旨が進む仕掛けはgoodだった
・蛇足:個別の話は、うーんという感じはした。具体と抽象、大局観の話は、他の本で触れられてることと大差なく、人生の時間軸を3つにわけて考えるとか、土曜を週初めにするとか、ライフハック初心者向けブログ、という感じ。(それを実際にやれるかどうかが結局大事、という意味ではある意味生々しくて良いかもしれない)

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2020年05月03日

Posted by ブクログ

■目的
 戦略的な時間の使い方
 年代ごとの目標の立て方
 人生で成せることの種類を俯瞰したい

■転用

■本書のポイント
・1日→視点が変わる
 1週間→人生が変わる
 1年→事業が変わる
 3年→企業が変わる
 10年→産業が変わる
 30年→時代が変わる
 100年→文明が変わる
・戦略の先に、そもそも何がしたいのかを問え。何か大きなことを成し遂げたい?人生をよく生きたい?
・戦略家の仕事は重心を発見すること(DoingとBeing)=フルライフ
・職場におけるwell-Beingの重心は「信頼の文化」の有無(感情的な結びつきを含む双方の関係性)
・企業の信頼度はeNPSによって、スコア化が可能。転職したい時はこれをしっかりと見るべし
・職場において、誰の信頼を勝ち取るべきか精査すべし
・成功と時間の曲線は↓
 ハードワーク期(業界内の上の世代の信頼)
 ブランディング期(業界外の同世代の信頼)
 アチーブメント期(次世代の信頼)
・1日の重心は、「仕事の始め方と終え方※」
 ※To Feelで感じたこと、体験したことを最後に書き出せ
・1週間の重心は、「金曜日の夜8時以降」
・3〜10年の重心は「3段階プランニングの2回目の目標設定」→人は直線的な向上を描きがちだが、本来は、
 ①準備する(種をまく):Build期(組成する)
 ②始める(芽が出る):Model期(定型を作る)
 ③広げる(花が咲く):Scale期(拡大する)
・多少の「規律」があれば締まって効率的な時間になる
・ピーク・エンドの法則=エンド(終わり)の方が印象に残ってします。(終わり良ければ全てよし)

・人生の評価が高い国→北欧
・ポジティブ体験が多い国→中南米
・ネガティブ体験が少ない国→東南アジア

■結論
・Well Beingとは、自分を忘れること、自分から離れること「人間の成長とは自己中心性から離れること」
・自分が今大事にしているものを手放した時、一体何が自分に残るのか、「オーバービューエフェクト(概観効果)」でみてみろ。宇宙から地球を見るかの如く。
・フルライフとは、自分を高めるWell-Doingと、自分を忘れるWell-Beingのバランスを取ることである

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2020年05月04日

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