真梨幸子のレビュー一覧

  • ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚

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    万両百貨店外商部、お客様のご用命なら殺人以外どんな要求も断らない。そんな外商部で起きる色んな出来事を連作短編で綴る。

    それぞれの短編が微かに重なっていき、何となく不穏な感じが漂ってくる。なんだなんだ、どう繋がるんだと先を急ぎたくなる話。

    軽く読むのにちょうどいいです。

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    2021年06月24日
  • 私が失敗した理由は

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    ミステリーというよりもホラーの方がしっくりきます。中年のおばさんたちってところがまた静かに怖いですね。
    しょっぱなから美緒のキャラクターがきつすぎて、何回も途中まで読んではやめ、また最初から読み始めるを繰り返してました。みんなじっとり湿った気持ち悪いキャラクターばかりですが美緒が一番ダメでした。なのでようやく彼女が退場したあたりから面白くなってきて一気に最後まで読めました。
    “失敗談を集めた本”を作るというアイデアはわりと良いかもしれないと思います。まさに他人の不幸は蜜の味というやつです。世の中には“成功するには~”みたいな本はたくさんありますが、その逆ってあんまり聞かないですしね。聞かないっ

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    2021年06月13日
  • 祝言島

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    ネタバレ

    単行本で既読。
    終盤へきて、ああそうそう!と島が隠す禍々しい秘密や人間関係のからくりを思い出す。
    切手の裏の「くるな キケン ぜったい くるな」の警告、島の“九人の母”、それぞれに与えられた苗字の法則にゾクゾク。
    脇役だからってうっかり忘れることを許されないのが真梨さん作品。力技で押し切られた感もあるが、最後の最後までドロリとした胸焼けする毒を喰らった。

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    2021年06月12日
  • おひとりさま作家、いよいよ猫を飼う。

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    イヤミスの女王・真梨幸子のブログエッセイ。

    デビューして花が咲くまで6年間は貧困生活でアルバイトで生計を立てていたこと。未婚の娘として育ってきたこと。

    イヤミス作品から入った私としては、著者の意外な一面を知れたことはとても新鮮だった。

    そして作風からは想像がつかないほど、真面目で健康志向の強い方だと知って、とても親近感が湧いた。

    しかしながら皆さん、表題名を期待して本書を手に取ると、少しがっかりされるかもしれないのでご注意をば。

    さて、等身大の真梨幸子を知ったところで、彼女の作品を連読するとしよう。

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    2021年06月06日
  • カウントダウン

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    後半のたたみかけ方、主人公の散りざまは見事だと思いました。
    真梨幸子さんらしい構成展開だと思います。

    ただなんとなく、中盤まではなんとなく惰性で読んでる感じが拭えませんでした。
    なんでだろう。
    余命宣告というのがあまり現実感を伴っていないような感じがしたからかな。

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    2021年05月30日
  • カウントダウン

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    余命、半年と告げられた主人公、海老名亜希子。

    “有終の美"を飾ろうと梅屋百貨店の外商・薬王寺涼子とともに〝終活〟に勤しみますが次々と問題が出て来て中々スムーズには行きません。

    余命を告げられてからその日までのカウントダウンの内容ですが、そこは真梨 幸子さん。

    「死」への重苦しい雰囲気はなく、コメディー的要素すら感じる軽いタッチの中に存分なイヤミス感をミックスさせています。

    最後に掛けて主人公の周りにいた人物達の相関図も明らかになり 今回も真梨節がさく裂した作品で一気読みでした。

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    2021年05月20日
  • カウントダウン

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    余命半年と宣告されたお掃除コンシェルジュの主人公が、延命治療をせずに理想の死を迎えるため終活に向けてカウントダウンしていく物語。

    序盤から中盤にかけて、主人公の独り言や自問自答する場面が可笑しくて、うっかり好きになってしまった。

    終活に絡んで登場する家族や、過去の職場の同僚、外商など、兎角女性のキャラがクセありで、これもまた笑えた。

    あれ、著者にしては珍しいコミカルヒューマンドラマなのかと読み進めていくうちに、やがて空模様が変わり始める。

    女達の妬み、嫉み、恨み、辛みの復讐が復讐を呼び、最期はあっぱれな結末。

    真梨幸子、恐ろしいお方。

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    2021年05月20日
  • あの女

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    所沢のタワーマンション
    女流小説家の三好珠美と根岸桜子
    その2人の担当者で不倫相手の西岡
    その西岡の奥さんと娘さん

    夢、現実が混じりあったりするけど
    読みやすくて最後の終わり方もよかった

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    2021年05月19日
  • イヤミス短篇集

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    2012/9/6日に講談社ノベルスから出版された「プライベートフィクション」には今回のイヤミス短編集のうち ●一九九九年の同窓会 ●いつまでも、仲良く。 ●小田原市ランタン町の惨劇 これら3編が収録済みだったので、やはり読んだ事があった事に気付きました。

    これには私もがっかりさせられました。

    初めて真梨 幸子さんの著書を手に取られた方には良いですが ずっと読み続けている読者には不満が残ると思います。

    せめて346ページに「プライベートフィクション」に収録と言う説明があっても良いと思います。

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    2021年05月17日
  • カウントダウン

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    ネタバレ

    *余命、半年―。海老名亜希子は「お掃除コンシェルジュ」として活躍する人気エッセイスト、五十歳独身。歩道橋から落ちて救急車で運ばれ、その時の検査がきっかけで癌が見つかった。延命治療を受けないと決意した亜希子は“有終の美”を飾るべく“終活”に勤しむが、夫を略奪した妹との決着や“汚部屋”の処分など数々の課題に直面することに。彼女は“無事に臨終”を迎えられるのか!? *

    真梨作品にしては登場人物が少なく、ややこしさも騙しも少ないので、サクサク読めます。
    それにしても、この方は本当に女性の醜い感情を浮き彫りにする巧い。立場が変わるとこんなにも見方が変わるのか!と驚かせてくれるのも楽しい。気楽に、たっぷ

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    2021年05月06日
  • カウントダウン

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    ムダに文章が長い。ページ数を稼ぐためにワザと伸ばしてるみたい。いつものようなキレがない。中年女性のグチを聞かされてる感じで、あまり読み進めたくもない。
    それでも終盤の怒涛の伏線回収はおもしろかった。

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    2021年05月04日
  • 鸚鵡楼の惨劇

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    ★3.5
    4/5までめちゃめちゃおもしろく、止まらない。
    ロジックには引っかかったけど、ラストはものたりない。
    イヤミス感は優しめで胸糞は悪くない。

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    2021年05月01日
  • 向こう側の、ヨーコ

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    2人の人生の交わりがなるほど!となっておもしろかった。
    ミスリードするような構成がうまくできてる。
    女の人間関係がリアル。
    犯人はうーん、、、って感じ。

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    2021年04月17日
  • 向こう側の、ヨーコ

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    分かっていてもまた騙される!
    女の友情よりも、嫉妬やマウントの方がよりリアルに心地よく入ってくるのは私だけでしょうか。二人のヨーコがこんがらがって最後は一つに繋がる。
    途中で犯人が予想できたら、すごい。

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    2021年03月22日
  • アルテーミスの采配

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    ネタバレ

    ポルノ好きにはたまらない一冊で、あ、これ知ってるとか、お、これはあの話か、なんてぐいぐい読み進められます。

    作者様のいつもの芸風には少々お腹いっぱいにはなりますが。

    でもでも、これ読んだ人で、全部の謎解きできた人っているんでしょうか。男性ライターの名前にヒントあるんですか?
    わかったよって人いたら是非是非教えてください!
    僕はあと一つの謎もわかんなかったし、冒頭のシーンも半分くらいしかわかりませんでした…

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    2021年03月19日
  • アルテーミスの采配

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    AV業界っておそろしい所だ。。。
    あんな感じでAV業界に入るよう罠がしかけてあるとは!そういうこと普通にありそうだから怖い。

    後半は登場人物がどんどん増えてって、整理しないとわからなくなってきた。

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    2021年03月11日
  • みんな邪魔

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    ネタバレ

    叙述トリック。女だと思っていたのが男だったが、そこまで驚きはせず。母親に対する当たりが強いダメ女が出るが、とても嫌な気持ちになった。すごく酷かった。読んでた時期、お母さんに対して優しくできてなかったから自分と少し重なった。

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    2024年12月06日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    女の登場人物が多すぎて誰がなにをしたのか理解しながら読むのに時間がかかった。何回も前に戻って読み返した。東電ol殺人事件をモデルにしてるからグロテスクと少し混ざった。途中まで女ともだち、というタイトルの意味が分からなかったけど、最後にやっと分かった。女ともだち怖い。
    最後の最後までまったく結末が想像できない小説だった。まさかの胎児食べる儀式は怖いなと思った。野江もヤバ人だったのには驚いたし、予想できなかった。

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    2024年12月06日
  • カウントダウン

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    「イヤミス」と呼ばれるジャンルの本を、
    ある方にオススメされたので。

    久々に、人間の嫌悪感を煽るような、
    神経を逆撫でするような、
    見たくないものを、嫌なものを読みました。
    狙ってそのジャンルのミステリーを書いているのなら、まさに大成功。

    話の中盤まで、とにかくずっと
    嫌な感じに話が進み、嫌な感じに伏線がばらまかれていて、
    その「なんか嫌な感じ」が後半に一気に回収されていくところが癖になるんでしょうか。

    ジャンルとしては面白かったけど、
    最近児童書ばかり読んでいたので、刺激が強かった…笑

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    2021年02月21日
  • イヤミス短篇集

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    ネタバレ

    短編でスラスラ読めました。

    いつまでも、仲良く。
    が好みでした。女性特有のドロドロの関係や、ダイエット部分など分かる部分がありました。

    後半二つはグロい描写があり、少し飛ばしながらよんでしまいました。

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    2021年02月20日