柳井正のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ユニクロ柳井社長による、前著「一勝九敗」の続編。
前著に比べ、読んでいて終始違和感があったのは、企業の内情にもう面白みを感じない様相になっていたのだと感じた。
創業者が一人で決めて、何兆円目指します的な量的拡大と危機感を持て的な煽り訓辞を年頭メールで垂れ流すスタイルの経営に付いて行きたいと思わせる魅力があるかといえば、正直キツいだろうなと思った。
どうしても柳井一族企業色が強い会社だけに、何兆円に拡大しようが、世界一になろうが、柳井氏とその相続人の私有財産になるわけで、その現実を前に、この経営スタイルで押し切るほどどうしても小さな乗り物に見えてしまうのだろう。
利用者としては、ユニクロの服は大 -
Posted by ブクログ
「私は52歳だった。ビジネスに身体を酷使し、糖尿病と関節炎を患い、胆嚢のすべてと甲状腺の大半を失っていた。だが、生涯で最高のビジネスが私の行く先に待ち受けていると信じて疑わなかった。私は未熟で、成長の途中にあり、空を飛行しているような心持ちで人生を歩んでいた。」
このフレーズを読んだだけでも、ゾクゾクする。ミルクセーキのマルチミキサーのセールスだった52歳の男が、地方にある得意先のハンバーガーショップを訪れた時に、その将来性を見出して、飲食業の経験もないくせに、自分がチェーン展開すると決断したときの心境を、そう語っているのだ。頭、おかしい。でも、彼こそがマクドナルドの創業者なのだ。
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Posted by ブクログ
成功はゴミ箱の中に
マクドナルドの創業者であるレイ・クロック氏の自伝です。
生い立ち、マクドナルド兄弟との出会いから会社が大きくなり死去するまでが語られています。
成功談というより、レイ・クロックという人の信条、人間性を前面に出した内容になっています。
巻末には、孫正義 氏と柳井正 氏の対談やそれぞれの解説が収められており、そちらも興味深い内容でした。
【本書で学べること・考えること】
- チャンスを掴むのは自分次第
be daring, be first, be different
- 忍耐力の重要性
- 契約内容には注意
- Win-Winの作り方
- 理想の組織
- トップの孤 -
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Posted by ブクログ
正当派、努力の人の仕事論。
たまに振り返りのために読み返すと良さそう。
興味のあった場所をいくつか引用
人より少しでも得意な部分を必死で探し、一生懸命に磨いていく。そうすれば必ず活路は開ける。
最後の自分の味方は自分でなければいけない。
日本は経済敗戦した。
まずは明確にその認識を持つ。私たちは経済敗戦と震災を乗り越えて、もう一度世界へ向かって挑戦していく。それには腹をくくり、自らの考え方、構造、体質を変えなくてはならない。今、持っているものを捨てて、新しい目標を作ることだ。
不安、悩みといったものは、正体がわからないから悩んでしまうもので、中身がわかったら、「なんだ、こんなことだった -
Posted by ブクログ
ファストリの柳井さんも監修?の書籍です
13の経営に関わる内容、真髄が書かれている本となります
正しくは14(全14章構成)
個人的に勉強になったのは
・帯にも書かれている第二章
三行の経営論
本を読むときは初めからおわりへと読む
ビジネスの経営はそれとは逆だ
終わりから始めてそこへと到達するためにできる限りのことをするのだ
・三章
ニューヨーク大学の教授が言っていた
成功したいのであれば、みずから選んだにせよ巡り合わせだとしても
自分が属する場所て上位20%のグループに入ることが必要
・五章
マネジャーは、
結果を達成したいと思うだけでは不十分
達成すると誓ったことを成し遂げること -
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Posted by ブクログ
世界的なファストフードチェーンのマクドナルド創業者レイ・クロック氏のマクドナルドの出会いや自身の考えなどその半生を書いた一冊。
ペーパーカッブの販売やピアノマンなどを経て、52歳の時にマクドナルド兄弟の営むハンバーガーと出会い、そこから経営に乗り出し、フランチャイズ展開で大成功を収め、世界に名だたる大企業に上り詰めるまでのアメリカン・ドリームを掴んだ氏の功績を知ることができました。
そして、マクドナルド兄弟との確執の苦悩やマクドナルド大学設立による社員教育などの時点におけるクロック氏自身の考え方も書かれていて現在の地位にまで至る苦労などを知ることができ、たいへん刺激を受けました。
また、フラ