柳井正のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マクドナルドのレイ・クロック氏の自伝。
ユニクロの柳井氏とソフトバンクの孫氏が推薦する本だったので、これは!と思い手にとりました。
400ページ弱と結構な厚さの本で、最後まで読めるだろうか?と思っていたが、これが意外とスラスラ読めてしまった。
レイクロック氏は、信じられないくらいの巨大フランチャイズ企業のトップとして君臨した人だが、私のようなレベルの人が読んでもとてもわかりやすい。
ビジネスは当然だが、とても人間力があり、経営者であろうと、サラリーマンであろうと、大切にしなければならない事が沢山書かれている。
そして、50歳をこえてから起業したというそのパワーがヒシヒシと伝わってくる -
Posted by ブクログ
不純な動機というかミーハーというか、ユニクロの柳井正が擦り切れるくらい読んだ本だというので興味を持って手に取った。別に柳井氏に憧れているわけでもないのに。そんなモチベーションだったので、物見遊山みたいな読書。少し古い本というのもあって最新の研究というよりも経営論なのか精神論なのかその両方の基本編という印象。
経営とは目標から逆算するものである。自分は何をやりたいのかをしっかり見定め、それをやり始めよ。そして数値化して計測し、体制を整え、責任を与えて任せよ。
最高経営者を中心としたトップ・マネジメント・チームの性格の反映として、どんな企業の中にもあって、それぞれの会社の個性をつくり出している -
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Posted by ブクログ
「58四半期連続増益の男」との副題からアグレッシブでバイタリティに満ち溢れた人物像を思い浮かべた。実際はかなりクレバーで分析力高く何より数字のロジックをもとに人々の意識の深いところへ訴えかけていくものだった。
最高の経営者像とは
自ら決断し目標、やるべきことを明言し失敗リスクを100%背負える
何をしたいのかを定め行動に移す
自らの行為と日常の態度により心から支持していることで人々を鼓舞する
最高の経営者に必要な資質とは
事実を客観的にとらえ、情報とノイズをはっきり区別し知的好奇心や根性も必要
事業計画と予算を定め達成の願望だけでなくやりきる推進力
論理だけでなく深いところの情緒により行動 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ映画があるとは知らなかった。
柳井さん、孫さんの対話が面白かったので
メモ。
社長の指示した通りに社員が実行するような会社は間違いなく潰れる。
現場社員は本質的になにを指示しているのか理解しておく。それを現場判断で組み替える。
何度でも孫正義の人生を歩みたい
こんなこと言えるだろうか。
be daring be first
勇気を持って、誰よりも先に。
幸せを手に入れるためには、失敗やリスクを越えていかなければならない。机の上に置かれたロープの親はたっても、それは決して得られない。リスクのない所には成功をなくしたがって幸福もないのだ。我々が進歩するためには、個人でもチームでもパイオ -
Posted by ブクログ
僕はもともと「商売はうまくいかないもの」だと思っています。「過失(失敗)はビジネスにつきものの一面であり、重要なのは自己の過失に立ち向かい、それらを吟味し、そこから学び、自己のなすべきことをすること」とジェニーン氏も明言しているとおり、失敗を恐れていてはいけません。失敗を失敗としてとらえ、なんで失敗したかを考える人は失敗から学ぶことができます。そういう人には次のチャンスがあるでしょう。いい仕事をしようとしたら、どうしてもリスクをとらなければなりません。僕も社員には「失敗しても命は取られないから」と常々言っています。
■唯一の本当の間違いは“間違いを犯すこと”を恐れることである!
ジェニー -
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Posted by ブクログ
ネタバレ成功物語は、決して教育から生まれない。新年から生まれるのだ。これが、マクドナルド創業者、礼クロックの経営哲学の真髄だ。
この世界で継続ほど価値のあるものはない。
才能があっても、失敗している人はたくさんいるではないか。
恵まれなかった天才は、諺になるほどこの世にいるではないか。
世界には立派な教育を受けた落伍者がいっぱいいるではないか。信念と継続だけが神のである。
誰かに幸福を与える事は不可能。唯一できる事は、その人に幸福を自由を与えること、人の幸福を約束する事は、誰にもできない幸福はどれだけ頑張れたか、と言う努力によって得られる、その人次第のもの。
最後に書かれていた言葉が、本当に心に