柳井正のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「58四半期連続増益の男」との副題からアグレッシブでバイタリティに満ち溢れた人物像を思い浮かべた。実際はかなりクレバーで分析力高く何より数字のロジックをもとに人々の意識の深いところへ訴えかけていくものだった。
最高の経営者像とは
自ら決断し目標、やるべきことを明言し失敗リスクを100%背負える
何をしたいのかを定め行動に移す
自らの行為と日常の態度により心から支持していることで人々を鼓舞する
最高の経営者に必要な資質とは
事実を客観的にとらえ、情報とノイズをはっきり区別し知的好奇心や根性も必要
事業計画と予算を定め達成の願望だけでなくやりきる推進力
論理だけでなく深いところの情緒により行動できる
今後の自分の行動に参考にしたいこと
多くの数字の報告とともにその質を上げる財務的アプローチ
トップの思いを行き渡らせるサポートとしてパーパスの見える化
前始末の意識でリスクを最小限に、ノーサプライズこそ最高の状態
本書から経営に対する熱い思いとプロはこうあるものと迫力があった。
特に失敗リスクを100%背負うとあるがこれができる方はどれだけいるだろうか。
覚悟があるから強く、そして魅力的で人がついてくるのだろう。
やはり人間力、どれだけ信頼されまた周囲を動かす、鼓舞することができるか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画があるとは知らなかった。
柳井さん、孫さんの対話が面白かったので
メモ。
社長の指示した通りに社員が実行するような会社は間違いなく潰れる。
現場社員は本質的になにを指示しているのか理解しておく。それを現場判断で組み替える。
何度でも孫正義の人生を歩みたい
こんなこと言えるだろうか。
be daring be first
勇気を持って、誰よりも先に。
幸せを手に入れるためには、失敗やリスクを越えていかなければならない。机の上に置かれたロープの親はたっても、それは決して得られない。リスクのない所には成功をなくしたがって幸福もないのだ。我々が進歩するためには、個人でもチームでもパイオニア、精神で全身するしかない企業システムの中にあるリスクを取らなければ、これが経済的自由への唯一の道の他に道は無い。
働くこと、働かされることを楽しまなければならない。
24時間仕事を考えて暮らしているのが経営者の実情じゃないかな。
店は、客のために有天気、共に栄える天使と共に滅ぶ店は、曲のためにあると言う部分はよく知られている。しかし、それだけじゃ足りない客を大切にして、咽頭心を合わせれば店大きくなる。しかし、私が英語を持ち出して店を私物化した途端に滅びてしまう。家族役員に入れたり、社員を見子近いのように使って友達と一緒に働いたり。
ガッツとそれを持続させる力が、我々のレストラン成功するために必要な常識を持ち、目標に向かっていくつよい信念とハードワークを愛する人物なら誰でもできるのだ、
本質を見抜く力や親の経営能力はどうやって身に付けるか。経営に携わっていない時点から経営者の意識を持って仕事をすることそれだけです。経営とは自分の仕事や会社の事業が顧客に何をもたらしているのかを考えることです。傾斜の視点で自分なりの判断を下していくことが訓練になります。 -
Posted by ブクログ
僕はもともと「商売はうまくいかないもの」だと思っています。「過失(失敗)はビジネスにつきものの一面であり、重要なのは自己の過失に立ち向かい、それらを吟味し、そこから学び、自己のなすべきことをすること」とジェニーン氏も明言しているとおり、失敗を恐れていてはいけません。失敗を失敗としてとらえ、なんで失敗したかを考える人は失敗から学ぶことができます。そういう人には次のチャンスがあるでしょう。いい仕事をしようとしたら、どうしてもリスクをとらなければなりません。僕も社員には「失敗しても命は取られないから」と常々言っています。
■唯一の本当の間違いは“間違いを犯すこと”を恐れることである!
ジェニーンは厳格な経営者でしたが、部下たちがときに間違えたり、たまに過失を犯したりするのは恥でも不面目でもないと本気で考えていました。過失はビジネスにつきものの一面であり、重要なのは自己の過失に立ち向かい、それらを吟味し、そこから学び、自己のなすべきことをすることだと明言しています。
しかし、ITTの経営を引き受けた当初は、身近なエグゼクティブたちにでさえ、その気持ちは伝わってはいませんでした。彼らの報告書に関して2、3の質問をしているうちにその人物が事実を知っていながら、それを提示するのをしぶっているようなケースには、いやでも告白せざるをえないような質問の仕方をしました。彼は単に事実を知り、問題解決に対する最も効果的な方法を思案したかったからです。
揺るぎのない事実を見つけ出すこと一つまり、そのためには終わりのない訓練が必要なのだと、彼は言います。「それは事実か?」と相手に聞いてから、忘れずにそれにプラスして、「それは本当に揺るがすことができない事実なのか?」と、念を押してたずねる習慣をつけろと言うのです。
企業家とマネジャーの違いは、主として態度の違いです。企業家は特に創業当初、自分が成功か失敗かの境目に立たされていることを承知しています。たった1つの失敗で破滅してしまうかもしれない。だからこそ市場に浸透し、しかるべき量の売上げを挙げ、さらに前進するために資金を稼がなくてはなりません。他の人々が5時に退社しても、事業の発展の妨げとなる問題を解決するために日夜を問わず、心を砕く必要があるのです。そしてそれこそが“経営”なのです。
■何かをするなと命じるのは構わない。しかし、本人が納得しないことをさせたかったら、納得するまで説得しなくてはならない
ジェニーンは事業部や子会社のマネジャーに対して、本人が納得できないことをせよと命じたことは決してありません。最高経営者たる者は皆、そうすべきだと考えていました。
「人に何かをするなと命令するのは構わない会社で火事を起こすなとか、5億ドルの新工場を今年は建てるなとか。しかし、本人が納得しないことをさせたかったら、納得するまで説得しなくてはならない」と彼は言います。
その理由の1つは、『これは命令だ』と無理にさせたら、命令した人間がその決定の責任をとらされることになるからです。
「命令された人間に、あとで『結果はごらんのとおりさんざんでした。しかしこれは私の責任ではありませんよ』と命令した人間に言う権利を与えてしまう。実際、このようなとき、命令された人物は自分が正しくて相手が間違っていることが証明できて、ざまあみろと言いたいくらいの気持ちなんだ」一つまり、ジェニーンは納得しないことを命令された人間は、モチベーションを落とすどころか、心の中でうまくいかないことを願う気持ちさえ生まれることを知っていたのです。
しかし、いくら説得しても相手が納得しないことはまれではありませんでした。
「子会社の最高経営者が親会社の最高経営者と同じくらいの自我と自信を持ち合わせていたとしても、別に不思議ではない。だから、どちらの人間が正しいかということを問題にしてはいけないんだ。誰が正しいかではなく、何が正しいかビジネスで重要なのはまさにそこなのだ」
このような態度で接することが敬意を持って人を遇することなのだと彼は述べています。ジェニーンはどれだけ説得を重ねても相手が納得しないときでさえ、頭ごなしに命じることはしませんでした。
「どうしても思いどおりにやりたいのなら、日夜よく研究して、自分が何をやっているかを自覚してやりたまえ。けっしてやみくもに何かをしないように。君が困った立場になるのは、君が状況に関する事実を十分に探求しなかったために物事がおかしくなったのだということが判明したときだ。そういう諒解のもとで、やりたいようにやりたまえ」という言い方で、やるかやらないかを相手に決断させました。相手の自尊心を尊重しつつ、選択の責任を相手に委ねるという態度を表明したのです。
それはけっして功利的な打算からではありませんでした。たとえ相手が間違っていることがわかっていても、なお彼が正しいと願うそういうジェニーンの“公正さ”や“ジェントルマンシップ”がそうさせたのでした。 -
Posted by ブクログ
ユニクロ柳井社長による、前著「一勝九敗」の続編。
前著に比べ、読んでいて終始違和感があったのは、企業の内情にもう面白みを感じない様相になっていたのだと感じた。
創業者が一人で決めて、何兆円目指します的な量的拡大と危機感を持て的な煽り訓辞を年頭メールで垂れ流すスタイルの経営に付いて行きたいと思わせる魅力があるかといえば、正直キツいだろうなと思った。
どうしても柳井一族企業色が強い会社だけに、何兆円に拡大しようが、世界一になろうが、柳井氏とその相続人の私有財産になるわけで、その現実を前に、この経営スタイルで押し切るほどどうしても小さな乗り物に見えてしまうのだろう。
利用者としては、ユニクロの服は大好きですが、応援したいとか、働きたいとか思わせる企業ではなくなっていると感じた。