柳井正のレビュー一覧
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ネタバレ柳井正さんは、(株)ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長。
この本は、柳井さんが生涯をかけて学んだ経営哲学が凝縮されている。
その学びは、実務はもちろん、ドラッカーなどの著書など多岐に渡る。
実務の失敗からの学び、先人の知恵を現代に蘇らせる解釈。
経営者はもちろん、全てのビジネスマンにとって参考になる。
柳井さんは、おそらく、この本で、窮地に追い込まれた日本の社会に、
提言をしたかったのだと思う。その方法は、個々の人々が、世界で
活躍できるレベルに成長することなのだと思う。それは、ある意味、
新自由主義的な思想なのかもしれないが、国際的な競争が
避けられない社会で、 -
Posted by ブクログ
■最近仕事で悩みを抱え、題名を見てすぐに手にとった。柳井さんの本は初めて。
■全体を通して、自分の主張、考えが明確。しかも、力が入りすぎず、適度な感じで語りかけてくる文体。読みやすく、頭にすっと入ってくる。1日か2日あれば読み通せる。
■柳井さんのすぐそばで仕事をしたことがある人に話を聞いたが、柳井さんは今でも大量の読書をしているらしい。会社経営で忙しいのに、どこでそのような時間を作っているのか。ましてや、英語を社内公用語にすると宣言し、みずから英語でスピーチを行うとも聞いている。どこに英語を勉強する時間があるのか。
■仕事への姿勢が厳しいことはご本人にも自覚があるようだ。でも、このように主張 -
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2014年の学生時代の読書メモ転記
ファーストリテイリングを作り上げた柳井さんが、
日本のありかた(政治・教育・企業)を、世界の国々と比較しながらその将来性に対して警鐘を鳴らしている。
やや、吉田松蔭を意識して過度に日本を叩いているように思える部分もあるが、伝えている内容は概ね賛同できるとともに、勉強になった。
記憶に残っている項目
- 日本人は資本主義の精神を忘れている(社会主義国家みたいである)働かざる者は食うべからずの精神。ほんとの弱者以外は支援するべきではない。「資本主義の精神」とは、「成長を目指して自ら事業を起こし、より良い社会の想像に向かってい -
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マッチョな経営論。
セオリー通り経営されて成功している企業はないと喝破。
軍隊ですらプラグマティックな動きをする。キャッシュカウ等各セグメントの社員のやる気を削ぐとする考えが、形式論に終始する組織論とは一線を画する。
・過失は恥でも不面目でもない。ビジネスにつきものの一面であり、重要なのは自己の過失に立ち向かい、それらを吟味し、それから学び、自己のなすべきことをすることだ。唯一の本当の間違いは、間違いを犯すことを恐れることである。
・経営とはかまどで料理をすること。鍋から目を離さない。
・本を読む時は初めから終わりへと読む。事業の経営はそれとは逆だ。終わるから始めて、そのボトムラインに到 -
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この本は、コングロマリット経営で大きな成果を出した方の経営に対するマインドが綴られており、あのユニクロを創業した柳井氏が絶賛している本です。内容自体は要点が纏められておりすぐ読み終える事が出来ます。個人的に学びになった点は、仕事の基準をどのように定めるかで、そこに好き嫌いが入ると自分中心の絶対的な基準となるとい点、最終系を目標を示す事の重要性、目標を決めたらやり切る徹底力、自分で全てコントロールする気概、業績は改善という物差しで測られる、現場で顔を付き合わせ問題を解決する事の重要性、長期計画ではなく短期計画の大切さ、経験は自ら取りに行く、その過程で何かを発見し学び、能力の蓄積をもたらす。経験は