柳井正のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ファーストリテイリングの成長の秘密が知りたくて、柳井氏の書籍の読み漁りの一冊目。
氏の経営に対する考え方が書かれている。
基本的に、松下幸之助など、一時代を築いた経営者の言葉と大きな違いはなく、大きな目標を掲げ、それに向かってのステップを設定し、日々行動し、失敗に学んでいくという姿は、歴代のそれに重なる。
とはいえ、2店舗の小さな洋品店を父親から引き継ぎ、ここまで大きくしたという点で、現代の日本を代表する経営者のダイレクトな言葉は、やはり、志と行動が大切であるということを改めて認識させられる。
次の書籍「一勝九敗」にはユニクロの軌跡が精緻に書かれている様なので、ファーストリテイリングの成長 -
Posted by ブクログ
【今旬ののFBが分ります】
日本発のグローバルカンパニーを目指す、ファーストリテイリング(FB)の社長、柳井正氏の書である。山口県の小さな小売店から始まったFBの歴史。この書の名前『柳井正の希望を持とう』の「希望を持とう」は、私が考えるに、
「スーパーマンでもない私(=柳井正氏)が、FBをここまで大きく出来たのであるから、君たちにだって出来るのだ!だから希望を持とう!」
というメッセージが込められている。ビジネスマンとして成功していくための方法論が、柳井氏の経験談を元に記述されている。
ただし、あくまで経験談。理論的な話は一切でてこないので、そこがマイナス点であった。 -
Posted by ブクログ
希望を持ち、大きな夢・ビジョンを掲げ、長期にわたりその達成のためにやるべきことをやっていたものだけが成功する。
意思を持ち、自分の未来を方向付けることの大切さを感じていたから、柳井さんの考えには概ね共感した。だが、彼の掲げる「世界一のアパレル製造小売業になる」という目標はなんだかピンとこない。夢とかって直感に近いと思うから、なぜと問うことには意味がないのかもしれない。でも何万枚も服を売ってこれからもどんどん利益を上げていくことは社会に求められているのだろうか。
柳井さんは、仕事は一人で頑張っても意味がない、ということも言っている。仕事をして利益を上げるには、他人とある価値観を共有して協力し -
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ふむー。三木谷さんのロジカルな点を情熱と置き換えた感じだけど、基本的に書いていることは同じように読めた。
日々反省し、仕事に邁進する事。本気で取り組む事。それによって社会に貢献する事。そして常に行動する事。悩むなんて贅沢な時間の使い方だってのは、ほんとそのとおりだと思う。そしてグローバルマインド。
最後、少しだけだったがワークライフバランスについて触れられているのも安心した。個人的には9時~18時(7時~16時でもいいけど)で激務、というのが仕事のあるべき姿だと思う。長時間労働なんてただの自己満足。
というわけで、特に目新しい所はなかったが、そうだそうだと同意しながら読めた。こういう物の -
Posted by ブクログ
ネタバレ言わずと知れたユニクロ社長の柳井正。
このおっさん、意識の高さが素晴らしく高いのと、毎度毎度目の付けどころが良い。フリースとかカシミヤとかブラトップとかヒートテックとかスキニーとか。もちろん、戦略的に、中国やアメリカで一度失敗したりとか、よく分からん野菜を売ろうとして失敗もしてるけど、撤退時の潔さは持っている。だから根幹を揺るがさず、常にトップを走れているのだと思う。
私が住んでるタイにもとうとう3店舗できまして、拡大を続けていくユニクロ。海外で働くものとして、世界で戦っていくというメッセージには共感せざるを得ません。一緒に戦っていこう!!それくらいの気持ちを覚えました。