柳井正のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレユニクロをはじめとするファーストリテイリング社の創始者柳井正氏の前著「1勝9敗」からその後が書かれた一冊。
正直前著から世界戦略を狙った道程が書かれており、M&Aやフリースブーム以降のユニクロの施策についてなど書かれているが、読んで思ったのが全体的にやはり前著からあった失敗を恐れずにいく姿勢は健在だなという印象だった。
あとSPAの強みが強調されており、なるほどと関心させられる面や自社の弱み(ウィメンズ部門)の強化を述べてる部分は感心しました。
章末などに新年の挨拶が載っていたり、特に「FRWAY」は様々な方の協力をもとに作られた全社的基本方針
でもあるのか非常に前著にあった23カ条 -
Posted by ブクログ
ネタバレ現状維持でいい。そう思った途端、進歩は止まる。外の世界では、絶え間ない進化と発展が続いている。何もせずに同じところにとどまっているのは、じつは最大のリスクなのである。この国にもう、安全、安心、安定はない。自分は人生をどうしたいのか、会社をどう変えたいのか、この国をどうすべきか、、、一人ひとりが日本の置かれた現実を直視しながら、志高く毎日を真剣に生きないかぎり、未来も変わらない。
上記は、本書で一番私が響いた箇所である。特に、ユニクロは社会貢献というキーワードがよく出てくるが、そのための『変革』は必要不可決であるとのこと。2011年の全社スローガンが「change or die」と掲げており、ド -
Posted by ブクログ
ビジネスのHowtoというよりも、心構えに重点が置かれた本。
気に入ったフレーズ
もし諸君がビジネスで成功したかったら自分が属する場所で上位20%のグループに入ることが求められる。
もし経験を積むつもりなら年をとりすぎないうちに、急いで積んだほうが良い。
唯一の間違いは「間違いを犯すこと」を恐れることである。
人間を類型化して判断しても何の役には立たない。仕事をさせて初めてどんな人かが分かるのだ。
何かをするなと命じるのは構わない。しかし本人が納得しないことをさせたかったら、納得するまで説得しなくてはならない。
訪れた機会をしっかりと認識し、それ以前に誰もやらなかったやり方でその機会を生かし -
Posted by ブクログ
ネタバレ●それぞれの事業を通じて、社会や人に貢献するからこそ、企業はその存在を許されているのだ。
●企業は、まずお客様が何を求めているかを考え、付加価値のある商品を提供すべきである。ということを意味している。具体的にどういうことかというと、今までになかったものを作るということである。
●リスクを持っているということは、自分でリスクをコントロールできるということである。すべてのリスクが分かっていてそれを自分でコントロールできるというのは、実は大きな利点でもあるのだ。
●本来、我々がターゲットにすべきなのは、まだお店に足を運んでくれていないお客様。つまり潜在的な需要をつかまえることなのである。
●「あらゆ