あらすじ
ソフトバンクの孫正義とユニクロの柳井正。
日本を代表する2人の成功者の「人生のバイブル」が、マクドナルド創業者レイ・クロック自伝『成功はゴミ箱の中に』。
この名著が超訳・速習・図解化により、さらにわかりやすく読める!
2人による解説付き。
【著者紹介】
レイ・A・クロック
1902‐1984。アメリカ・イリノイ州オークパーク生まれ。
高校中退後、ペーパーカップのセールスマン、ピアノマン、マルチミキサーのセールスマンとして働く。
1954年、マクドナルド兄弟と出会い、マクドナルドのフランチャイズ権を獲得、全米展開に成功。
1984年には世界8000店舗へと拡大した(現在マクドナルドは世界119カ国に約30000店を展開)。
後年にレイ・クロック財団を設立。さらにメジャーリーグのサンディエゴ・パドレス獲得など精力的に活動を行った。
本書原題“GRINDING IT OUT”はいまも多くのアメリカの学生に読まれ続けている。
【目次より】
◆はじめに・解説(ファーストリテイリング・柳井正、ソフトバンク・孫正義)
◆第1章 トップセールスマンの誕生
◆第2章 商売の極意
◆第3章 契約とビジネスモデル
◆第4章 フランチャイズビジネス
◆第5章 キャッシュの流れ
◆第6章 取引先と組織
◆第7章 顧客の喜ばせ方とヒット商品の作り方
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
マクドナルド創業者、レイ・クロックの自伝。
どのようにしてマクドナルドを大きくして行ったのかが分かる。
沢山の苦難を乗りこえたからこそ
一番大事なのことは「継続 」だと言えるのでしょう。
QSC&V(クオリティ、サービス、クリーン&バリュー)
など経営に役立つだけではなく
人生においても役立つことがたくさん書かれていると感じた。
Posted by ブクログ
「マクドナルドは不動産ビジネスだ」なんて言葉さえ聞こえる昨今、敢えてその創業者に立ち返り、どんな思いで会社を立ち上げたのかを知ることの出来る本。
セールスに全力を注いだ結果として成功の種を掴んだレイ氏のセールス過程には脱帽の一言であった。
しかし、成功の裏にあった失敗や詐欺といった苦難を乗り越える姿には勇気さえもらえるようだった。
結局の所主体性を持って誠実に取り組まなければ、例えどんな成功を描くにしろ、勝手に寄ってきてくれるものでは無いことを改めて痛感した。
Posted by ブクログ
レイ・クロックの格言みたいな感じからエピソードを補足する感じ。読みやすいは読みやすい。マクドナルドがどう歩んで来たか分かりやすい。本当に行動力の人だったんだなと思う。ここまで思ったら描いたらすぐ実行に移すことが自分にはまだまだ勇気がない。すごい人だなあと思うことしか…
Posted by ブクログ
この本も「ユニクロ」から派生した一冊。
時間の都合上タイトル読みで、気になった所だけ、数ページ細部まで読むというスタイルを取りました。
もう一度、じっくり読んでも良い一冊かなぁ。
Posted by ブクログ
成功物語は、決して教育から生まれない。新年から生まれるのだ。これが、マクドナルド創業者、礼クロックの経営哲学の真髄だ。
この世界で継続ほど価値のあるものはない。
才能があっても、失敗している人はたくさんいるではないか。
恵まれなかった天才は、諺になるほどこの世にいるではないか。
世界には立派な教育を受けた落伍者がいっぱいいるではないか。信念と継続だけが神のである。
誰かに幸福を与える事は不可能。唯一できる事は、その人に幸福を自由を与えること、人の幸福を約束する事は、誰にもできない幸福はどれだけ頑張れたか、と言う努力によって得られる、その人次第のもの。
最後に書かれていた言葉が、本当に心に残った。
Posted by ブクログ
あっさりと読めるが、本編を読まないと響くものが少ない気がする。
寝るときに悩みを消し去るイメージと力を抜いてストレスを解消していく手法は、試してみようと思う。
Posted by ブクログ
マクドナルドの創業者レイ・クロックの生き様を読みやすくまとめた本。ボリュームも軽いのですぐ読めますね。
この中で、心に留まった言葉…
「未熟でいるうちは成長できる、成熟したとたん、腐敗が始まる」
「セールスマンは、見た目も、行動も、スマートに!」
「一度に一つのことしか悩むな!そして問題をいつまでもズルズルと引きずるな!」
「チャレンジしない限り、決して成功はしない。だから、私がやりましょう!!」
「人に仕事を任せたなら、最後まで口出しはしないのが私の信条だ」
内容的にはどこかで読んだことがあるのですが、自分の身になっているかというのは別問題…。
あと、
「大切なのはクオリティ、サービス、清潔度、バリュー」
これがどこかでおかしくなってしまったのが、マクドナルドの大量閉店につながったのかも…個人的にはマクドナルドは好きなので、これからも行きます。
Posted by ブクログ
マクドナルドの創業者であるレイ・クロックの経営哲学
名著とも言われてる本のエッセンス版のような位置付けのようでサクッと読める
そして実際の原著の方をしっかりと読みたくなる内容
本全体から感じとれるレイ・クロック像は『商売人としての誠実さ』
これを抜きにして語れないし日本にも渋沢栄一の『道徳と利潤の追求』に似たものを感じる
ビル・ゲイツでも松下幸之助でも結局、経営者として成功する人物は最終的にはカネだけの亡者ではダメってことかな