友井羊のレビュー一覧

  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    シェフが子供食堂の運営を頼まれ 様々な傷を抱えた親子女性たちの秘密をおいしいスープで問題を解決していくスープ屋の主人自分も小さい時に背負った傷があった汚し通で育ったが母との間に事情があり子供食堂で働いていた母と出会う

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    2020年12月13日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    シリーズ5作目。今回は地域の子ども達や保護者などを対象に食事を提供する子ども食堂が舞台で、暗い話ばかりで、正直楽しくない。そこに麻野の実母も絡んできて、これもうじうじする話。でも、これで全体としての話は進展するかな?

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    2020年12月03日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    窓やドアの内側についている鍵のつまみ(クレセントやサムターンなど)。つまみにひもを巻き付けて、もう一方の端はドアの隙間から外に出す。それを外から引っ張れば、施錠される、というミステリのあるあるトリック。
    このトリックを使うことを条件に、各作家が書いた短編が収録されているアンソロジーです。

    トリックは分かっているので、何のためにそんなことをしたのかに焦点を当てたもの、
    トリックは分かった上でどうやったのかを解き明かしていくもの...
    多種多様な登場のさせ方がありました。5人とも、全く違う話になっていて読んでいて面白かったです。

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    2020年11月15日
  • スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫

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    ネタバレ

    主人公が主人公っぽくない地味さな気がする。
    最後のトリックというか仕掛けがすごい。
    それを知ったうえでもう一度読むとさらにすごい。
    吃音の症状もいろいろあるんだなぁ。

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    2020年09月20日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    淡々とストーリーが進んでいくイメージがあったが、
    今回は主人公理恵のターニングポイントの章がある。
    吉と出るか凶と出るか‥
    次回作で確かめよう!

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    2020年08月21日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    クレセント錠の密室トリックというお題が予め与えられているアンソロジー。
    試みが面白いし、各短編もそれぞれ作家さんの個性が出ていて良かったと思う。

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    2020年07月27日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    次のステップですね。今回はどういうわけか、まったく読み進められず、読み終わるのに信じられないほどに時間がかかってしまいました。
    結局自分の心の状態次第なのでしょうね。

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    2020年07月19日
  • 魔法使いの願いごと

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    シンプルなストーリーで良かったです。
    もっと思いっきり童話よりなら更に好みだったかも。
    読後、色んな想像が拡がりますね。
    友井作品大好きですが、このようなファンタジーっぽい作品やシンプルな作品にも期待したいです。

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    2020年05月17日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    ネタバレ

    スープやしずくシリーズ。
    あいかわらずの短編集。少しずつ、麻野と理恵の距離が近づいていく。
    やりたいことよりできること。理恵ちゃん、進路に悩み、ある結論を出す。
    スープおいしそうは毎回同じ。

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    2020年04月04日
  • 特選 THE どんでん返し

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    2020年、8冊目は、主に隙間用にしていたアンソロジー。

    今回は、一言感想を添えて。

    秋吉理香子「神様」
    デビュー作『暗黒女子』を色んな意味で、ミニマムにした感じのイヤミス。「凝縮」じゃなく「ミニマム」ね。

    井上真偽「青い告白」
    大オチは早い段階で気付いた。どぅ、ソコにもってくのか、注目してたが、展開と伏線回収が絶妙。この中では、一番好み。

    友井羊「枇杷の種」
    残念なのは、この位置に配されたコト。次と逆の位置、または最後なら……。アレ⁉️と引っ掛かったトコが……。

    七尾与史「それは単なる偶然」
    らしいと言えば、らしい。ただ、個人的には、好みとは言えない。

    八津矢車「札差用心棒・乙吉

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    2020年02月19日
  • さえこ照ラス

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    沖縄の法テラスで働くやり手弁護士の沙英子さんが主人公。沖縄ならではの相談事を、事務員の大城の協力の元、解決に導いていく。沖縄の方言や食べ物が沢山出てきて、沖縄好きの人にはたまらないと思う。布石がちりばめられているが、大体のお話で早い段階で結末の予想はつくので、ミステリーの要素は少ない。人情物としては楽しめた。

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    2020年02月06日
  • 本格王2019

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    毎年ノベルスで出ていた『ベスト本格ミステリ』が、装いを変え今回から文庫になった。序文で「手に取り易いようにした」と書かれているが、結局縮小したって事だよね。収録作品も6編しかなく、創刊からずっと読み続けていたのでとても寂しい。
    尤も、6編に絞り込んだとも言えるので、作品の質は高かった。大山誠一郎さんがベスト。短いページの中で多重解決のフーダニットになっていて、それぞれの解答が納得出来てしまうハイ・クオリティ。大好きだ。白井智之さんのグロさも凄いなあ。フナムシ大食い競技の中での殺人なんて、普段何を考えていたら思いつくのだろう?(^-^)

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    2020年01月16日
  • 本格王2019

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    面白かった

    本格とあったから密室とか?とおもったら、シンプルにどんでん返しミステリーだった。既読もあったし、読みづらくパスした作品もあったけど、冒頭2作は面白かった。満足。

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    2019年12月08日
  • スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫

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    吃音障害のため引っ込み思案で友達のいない女子高生とお菓子作りが得意な人気イケメン男子。
    彼の手作りチョコがなくなり、クラスメイトから犯人扱いされた彼女は一緒に探すことに。
    なぜチョコが消えたのか、彼女の推理で事件?を解決。
    スイーツにまつわる連作ミステリー。

    すべての事件?にスイーツが絡んでいて。
    スイーツの歴史や作り方などが出てくるので、読んでると食べたくなるし作りたくなります。
    日常ミステリーであり青春ストーリーかな。

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    2019年10月18日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    旅のお共として。鍵のつまみに紐を巻き付けて引っ張り、密室にする、というトリックありきの話を作ったら、というアンソロジー。5編。でも彩瀬まる「神秘の彼女」と島田荘司「世界にただ一人のサンタクロース」はこのトリック使ってなくない?と思う。島田荘司は話としては面白かったけど。御手洗の学生時代の話だったし。芹沢央「薄着の女」が一番面白かったな。

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    2019年08月26日
  • 特選 THE どんでん返し

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    【収録作品】秋吉理香子「神様」/井上真偽「青い告白」/友井羊「枇杷の種」/七尾与史「それは単なる偶然」/谷津矢車「札差用心棒・乙吉の右往左往」 
     「どんでん返し」と銘打たれてしまったために、意外なオチにならないのが残念。

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    2019年06月05日
  • 向日葵ちゃん追跡する(新潮文庫nex)

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    元ストーカーで、現在はストーカー対策を担当する防犯アドバイザー。
    経験を活かして仕事に取り組んでいたが、その相手と再会してしまう。
    殺人現場から逃げた彼の無実を証明するため、調査を始める。

    可愛らしくポップな印象を持たせつつ元ストーカーという過去がなんとも。
    元犯罪者だからこそできる予防対策というのは理解できるけど、愛情とストーカーの境界線って難しいな。
    結末が不完全燃焼。

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    2019年05月24日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    クレセント錠に紐などを巻き付けて、外から鍵を掛けることによって完成するオーソドックスな密室トリック。
    これを使ってのアンソロジーミステリー五編。

    似鳥鶏「このトリックの問題点」
    このアンソロジーの発起人らしく、謎解きの議論をメインにした話。
    コミカルなのに探偵役が犯人に突きつける言葉がキツくて、笑って終わりと言うことにはなってるけど、犯人はもう居たたまれないし、このサークルにも大学にも居づらいだろう。

    友井羊「大叔母のこと」
    亡くなった大叔母の自宅にある鍵のかかった書斎を開けるために大叔母の過去に迫る若い男女。
    どんな人にも青春があり輝いていた時がある。そこに苦さや切なさがあっても。
    初読

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    2019年05月23日
  • さえこ照ラス

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    沖縄の法テラスで働く東京から来た「訳あり?」弁護士のきれるさえこさんと事務員の大城くん、西村さんのところにやってくる沖縄の人たちのお話。

    沖縄だからこその問題を取り上げているので、なるほど~と思わされる。

    でも、個人的には、沖縄ならではの350円のお弁当だったり、おばあの手作りのお菓子に惹かれる。

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    2019年05月16日
  • 特選 THE どんでん返し

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    悪くは無いけど、どんでん返し感は薄かったか?
    でも、作品そのものは、どれも面白い。
    今回はどれが1番かなー。
    「神様」は、先を読んださらにその先があってよかった。
    このシリーズは毎回楽しみなので、次が出たら必ず
    また読むのだ。

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    2019年05月06日