駒月雅子のレビュー一覧

  • 失われた世界

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    ネタバレ

    面白すぎる。王道の冒険小説。序盤、主人公マローンは自信過剰なきらいがあるけど、後半は臆病なのに強がろうとする。人間的でいい。
    あり得ない設定だけど細かいことを気にしなければ、実際にそんな世界があってもいいような気がしてくる。
    絶滅したはずの恐竜とか未開の地の猿人や原住民が次々登場して単純にわくわくする。都合のいいことは多いけど読みやすいしとにかく面白い。最近の訳だからってのは大きいと思うけど。

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    2025年10月01日
  • モリアーティ

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    アンソニー•ホロヴィッツ が書いた、シャーロック・ホームズ小説第二弾

    コナン・ドイルへのリスペクトを感じるし、雰囲気も当時のままで、でも「え〜そういう事!」と言いたくなる様などんでん返しも有り、最後まで満足できる物語でした。

    何重にも凄いな

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    2025年09月28日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    ここ最近読んだミステリーの中では、「靴に棲む老婆」以来の満足度である。絹の家とは何なのか、どこにあるのか、何のための場所なのか、という極めてシンプルかつ闇の深い謎に挑む物語となっており、純粋な真相の面白さ以前に設定・雰囲気が個人的にどストライクであった。

    海外ミステリー作家の中で正直アンソニー・ホロヴィッツの作品はあまり好みではないのだが、この「絹の家」に関しては非常に面白かったし、何より物語の展開は古き良きミステリーの魅力に溢れていた。やはり多くのミステリーを読めば読むほどホームズ、クイーン、ポー、etcなどの凄さが改めて理解されられる。作風としてのホロヴィッツは好みではないが、やはり期待

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    2025年09月22日
  • モリアーティ

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    パロディは元ネタを知ってないと完全に味わい尽くせない。
    ホームズ正典を全部読んで、満を持して挑んで正解でした。

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    2025年09月17日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    シャーロック・ホームズのパスティーシュ作品だけれど、展開のスピード感やホームズとワトソンの立ち回りがすごく正典らしく、さすがコナン・ドイル財団公認の作品。
    登場人物や過去作品の振り返りなどホームズファンをにやりとさせるサービスが随所に散りばめられていた。何より語りの構造自体がホームズファンの胸を打つ形になってて最高。
    内容はもちろん、原作らしい雰囲気をしっかり残してくれた訳にも大満足。
    ただ真相のあまりの悍ましさには呆然とした。

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    2025年09月05日
  • モリアーティ

    匿名

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    ホームズもワトスンも不在なんてどうなるんだろう!?と読み始めた頃は驚いたし、思わずホームズ探しをしてしまいましたが、読んでいく内にすっかりストーリーに引き込まれていきました。悪手が多かったので怪しんではいましたが、まさか…。そこは変えないで欲しかった気もしますが、再戦もあるかもという期待もあったり。最後まで楽しませて貰いました。

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    2025年06月30日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    違和感が全くない訳ではありませんでしたが、きちんとシャーロック・ホームズの世界観が表現されていて、正典を読んだかのような読了感を味わえます。特にホームズとワトスン、彼ら独特の距離感が素晴らしかったです。最後の最後まで読み手を油断させないストーリーがとても面白かったです。

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    2025年06月30日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    シャーロック・ホームズの最後の作品です。12編の短編集です。最後の作品だったのでもう少しスッキリ出来るお話があると良かったなぁとも思いますが、最後まで面白かったです。

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    2025年06月30日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    シャーロック・ホームズの8作目です。7編の短編集で、ホームズ引退後の『最後の挨拶』が印象的です。二人が既に一緒にいないのは凄く寂しいけど、ホームズと一緒なら幾つになっても冒険出来るワトスン。二人の関係が最高でした。

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    2025年06月30日
  • 恐怖の谷

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    シャーロック・ホームズの7作目です。二部構成で後半はホームズがほぼ出ませんが、それでも飽きることなく読み進められます。前半も後半も文字通り、あっと驚かされる展開があり、実在する探偵社や事件を元に描かれていたようですが、そちらを知らなかったので新鮮な気持ちで楽しめました。

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    2025年06月30日
  • シャーロック・ホームズの帰還

    匿名

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    シャーロック・ホームズの6作目です。13編の短編集であの有名な『空き家の冒険』『踊る人形』が収録されているのも此方の一冊です。まるでホームズの存在を追うかのように事件について考えを募らせるワトスンがいじらしく、二人の絆の強さを感じます。でもメアリーはどうなったの!?悲しい別れでないと良いのですが…。再びコンビの生活が始まったのは嬉しいです。

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    2025年06月30日
  • バスカヴィル家の犬

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    シャーロック・ホームズの5作目です。今回は非常にワトスンが優れていて、流石ホームズを一番近くで見てきた人だなぁと感心してしまいました。サー・チャールズがどこまでも不憫…。何とも狡猾で残忍、恐ろしい犯人でした。

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    2025年06月30日
  • シャーロック・ホームズの回想

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    シャーロック・ホームズの4作目です。12編の短編集であの有名な『最後の事件』が収録されているのも此方の一冊です。ライヘンバッハの滝、ホームズとモリアーティ教授の攻防以上にホームズとワトスンの友情にグッとくるというか、ワトスンのホームズへの特別な友愛が文章の端々から伝わってきて、堪らない気持ちになります。

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    2025年06月30日
  • 四つの署名

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    シャーロック・ホームズの2作目です。冒頭のコカイン描写にビックリ!この冒頭があったからこそ、ラストのシーンではホームズとワトスンが違う人生を選び取ったことがより実感として湧き、寂しく感じられました。事件としては現代のミステリーとは違うけれど、ホームズが生き生きと精力的に活動する様子は読んでいて小気味良くて面白かったです。

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    2025年06月30日
  • 緋色の研究

    匿名

    購入済み

    翻訳で迷いましたが、読みやすそうな新訳を選びました。ホームズ達のキャラクターはそのままに癖のない文体で、読書慣れしていない人でも無理なく読めると思います。ホームズとワトスンの最初の事件で、二部構成となっており、犯人が犯行に至るまでの経緯が印象的な物語です。

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    2025年06月30日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    コナン・ドイル財団が正式認定した、アンソニー・ホロブィビッツが書いた61さくめとなる譚

    コナン・ドイルをリスペクトした物語をさらにリスペクトした翻訳で素晴らしです

    物語自体もコナン・ドイルが書いたのではないかと思える内容で、読み応え充分だ

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    2025年05月07日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    ネタバレ

    アンソニー・ホロヴィッツによるホームズ外典。

    本家シャーロック・ホームズでは描かれないようなエグみのある展開(そのために、ワトソンは当初ホームズの事件簿としてこの事件を公表しなかった、という設定でもある)。

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    2025年04月27日
  • 緋色の研究

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    ホームズはここまで変わり者だったとは…!
    ここまでの変わり者を軽蔑することもなく
    逆に賞賛するワトソン博士。
    そりゃ相棒ですね。

    物語はとある空き家で起こった殺人事件。
    ホームズは現場に到着し、ウロウロと調査を始める
    するとすぐに犯人の特徴を掴んだ。
    すぐに犯人逮捕かと思いきや、
    謎の人物により犯人逮捕を1回逃してしまう。
    (この人誰なんだろう…)
    その後、ウィギンズの協力もあり、
    ようやく犯人逮捕。

    …え、まだ半分!?
    …え、しかも逮捕で終わった!?
    …え、なんか違う話始まった!?

    と、思わず混乱。

    しかし、後半を読み進めていくと、
    半分以降は犯人の過去の物語。
    犯人に何が起こって犯

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    2025年02月13日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    コナン・ドイル財団が初めて公式作品認定をした八十数年ぶりの、名探偵シャーロック・ホームズ新作(第61作)。

    パロディとかオマージュとかパスティーシュとかいう、ホームズの二次創作的なものは世の中にたくさんありそうだが(詳しくは知らない)、本作はなんと財団によって公式認定された正統な続編だという。自分はあまりホームズを直に読んだことはなく、もっぱらシャーロック・ホームズ プロジェクトという、プロのナレーターの方が自分で翻訳して朗読しているYouTubeチャンネルを聞いていて、いちおう大半の作品は知っている。このKIさんの朗読が秀逸で、この人の声で再生されるホームズ以外は考えられないほどハマってい

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    2025年02月02日
  • 四つの署名

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    ワトソン博士の人間らしさとホームズのホームズらしさの対峙がわかりやすく、興味深い。謎解きよりも、2人の当時の雰囲気が伝わって来て面白かった。

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    2025年01月24日