駒月雅子のレビュー一覧

  • 四つの署名

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    ネタバレ

    ホームズとワトソンのキャラをより深く理解できた。ホームズについては、今作でも探偵力の高さに魅せられ、加えて、ボクシング、料理、バイオリン、変装もできる意外な一面にも楽しませてもらった本作。何においても超人的な才能を持つ一方で、コカイン中毒や感情的な面(恋愛観)では、普通の人間(ワトソン)とは違う孤独さ・哀愁も漂ってきて、また見え方が変わった。

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    2024年10月21日
  • 緋色の研究

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    この歳にしてシャーロックホームズ、デビュー!
    ホームズってこんな強キャラクターな感じなのね。
    本の構成が、謎を解く→犯人の動機を知る→犯人逮捕の章立てが良かった。悪も憎めない展開でキャラに感情移入しやすかったのも良い。(鬼滅の刃もこんな展開だったなあと、ふと。)

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    2024年10月20日
  • 緋色の研究

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    他の派生作品などを読んでいるので内容は大体知ってたけどやっぱり本家は面白い!
    途中の過去回想のシーンが長く、西部劇のようで少しだれてしまって読むのに時間がかかったが、ホームズとワトソンのからみは楽しくスイスイ読めてしまった。

    そこまでバリバリ読む方ではない為シリーズの中で読みやすいものから読むか迷ったが、順番通りホームズとワトソンの出会いから読み進めたかった為1作目から読んで正解だったと思う。
    ここから原作順に読み進める予定だが、恐らく短編の方がもっと読みやすいのだと思う。

    勉強不足で所々意味を知らない難しめの表現があったが、都度調べながら読むのが癖というか好きな為そこは問題なかった。

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    2024年10月16日
  • 緋色の研究

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    ネタバレ

    初めてのシャーロック・ホームズシリーズを読みました。かなり古い時代の本なので読めるか不安でしたが、ホームズとワトスンの掛け合いが面白く、スラスラと読めました。犯人の動機が切なかったです。

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    2024年10月10日
  • 緋色の研究

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    読み終わった…というより、聴き終わったです。
    遂にオーディブルデビューしました!そして初作に選んだのがこちらです。もちろん初見ではないです。小学生の頃に子供向けに書かれた本を読み、大人になってから原文から訳された本を読み、そして今また今度は耳で読みました。
    所蔵してるので過去に何度も読んだことあるはずなのですが、目で文章を追っていると緻密に一文字一文字読み込んでないのか今回、耳で聞くことでそんなくだりあったっけ?と新鮮でした。

    こちらはワトソンとホームズの出会いが書かれた長編ですが、わたしが初めて読んだホームズものもこちらでした。まだホームズとワトソンがお互いに気を許していないというか、信頼

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    2024年09月13日
  • バスカヴィル家の犬

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    ネタバレ

    とある名家に伝わる魔犬伝説の謎にホームズが挑む。
    その家の先祖は、魔犬に呪われた歴史をもち、代々家主は非業の死を遂げている。

    ホームズのもとに、元家主の知人であり、主治医でもあった医師が調査を依頼したことで物語はスタートする。
    元家主も不可解な死を遂げており、死体の近くには犬と思われる足跡が残っていた。

    問題の館にはワトソンが出向き、手紙でホームズに報告するかたちで物語は進行する。

    前2作の長編と違い、非常に読みやすい作品だった。
    また、名探偵コナンでも、炎に覆われた魔犬のミステリーがあったが、この話をもとにしていたのかと納得。
    そして、名探偵コナンでも駆使される変装術は、シャーロック・

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    2024年08月30日
  • 緋色の研究

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    シャーロックホームズの最初のお話!
    アフガニスタンから来ましたね?のシーンが生で見れて(?)とても嬉しかったです

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    2024年08月17日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    異国情緒あふれ奇想天外な事件が魅力的な一冊
    お気に入りはサセックスの吸血鬼。母親の深い愛情と強さに惚れ惚れします
    三人称やホームズの一人称も新鮮ですね
    いつになってもこれで最後か〜と思うと寂しい
    後書きのホームズ年表も今までを振り返れて感慨深いものがありました
    素敵な新訳シリーズをありがとうございました!

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    2024年07月21日
  • 恐怖の谷

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    一部、二部ともにあっと言わせる展開。
    悲惨な事件に幾度となく見舞われますが、クライマックスで状況が一変する鮮やかさに感動すら覚えます。
    特に二部のピンカートン探偵社が動き出してからはわかっていても臨場感にドキドキします。
    長編の中でも紛れもない傑作でしょう。
    最後のモリアーティとの未来を見据えるホームズが熱意に溢れていて格好いいです。

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    2024年07月16日
  • 緋色の研究

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    あまりに有名な探偵小説であるし、
    身近なファンにかいつまんだネタバレは聞けるし(笑)で、これまで手を出して来なかった本作。

    超個人的な今後の野望として、クリスティ未読作品を押さえつつ、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを読破した後に松岡圭祐 作 「シャーロック・ホームズ対伊藤博文」を読んでみたいなぁ、とわくわく。の第一歩として「緋色の研究」からスタートしてみたのでした。
    いつ終わるか分からないけど、のんびりいこう〜

    さてさて「緋色の研究」
    読んでみて、やはり面白い。
    ホームズが体系的に一つ一つの事象を捉えて事実に結びつけていく様子に、ワトスンと読者も共にあっ!と言わされる感

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    2024年07月14日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    グロテスクなウィステリア荘を始め、すこし猟奇的で手に汗握る作品が目白押しの一冊
    瀕死の探偵は初見でとてもひやひやしたのを覚えています。いつもホームズを案じていた献身的なワトスンに心打たれました
    最後の挨拶はやはり戦時ということもあり、変わっていく世界情勢に不安や悲しみを覚えますがそれでも光を見出し希望を忘れないホームズの言葉に胸をうたれました

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    2024年07月10日
  • バスカヴィル家の犬

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    舞台設定が光る長編。おどろおどろしいムアの地と血なまぐさい伝承が本書を怪奇小説のようにも感じさせてくれる
    ホームズが登場する演出がかっこよくてたまらなく好きです。ワトスンも一人でよく頑張った
    二人が息の通じたバディとしてそれぞれ活躍するのも見どころです

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    2024年06月26日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    モースタン嬢とワトスンの恋模様がなんともロマンティック。『ああ、良かった!』
    思うように捜査が進まず意気消沈するホームズも貴重で前半から後半への疾走感にページをめくる手が止まりません
    決着はついたものの、宝が誰のものにもならなくて良かったと思います

    トービーがかわいい

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    2024年06月18日
  • 緋色の研究

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    全ての原点がここにあります。これを初めに読んでも、短編を読んでからでも色々な見方ができて楽しめそう
    レストレイドとグレグスンが少し憎たらしいですけどね

    第一部のホームズの鮮やかな推理から第二部の手に汗握る冒険と復讐劇はハラハラしながらも心踊ります

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    2024年06月11日
  • 緋色の研究

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    言わずと知れた超有名コンビのミステリー。
    探偵ホームズと相棒ワトスンの出会いが見どころ。
    2人の物語の幕開けは「緋色の研究」なる話から。

    2部構成で、第1部と最後はワトスンの語り。
    第2部は、事件の動機の物語が別視点で展開する。

    推理物ではあるが、内容としては冒険物にも似た、さしずめ復讐劇といったところ。読んでて犯人に感情移入してしまいました。

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    2024年06月01日
  • シャーロック・ホームズの回想

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    やはりシャーロックホームズのシリーズは面白いです。
    古い作品なのにどれも鮮やかなほどの名推理で解決するホームズは憧れますね。
    当時のドラマがたまにBSで再放送されているので、内容が判っちゃうのもあるんですけどね。
    それでも引き込まれるのは良い作品が多い証拠です!

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    2024年03月18日
  • 四つの署名

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    1890年に発売されたシャーロック・ホームズの2作目です。
    ページ数が少なく、息もつかせぬ展開で飽きずに読めました。
    ホームズは、今回の事件には苦戦したようです。
    ホームズとワトソンの人柄が伺えました。
    また、ワトソンにとっては人生における大きな出来事が起こったようです。
    アクションもあり、映画を見ているような展開で面白かったです。

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    2024年03月13日
  • バスカヴィル家の犬

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    昔の小説を読み始めて、有名なシャーロックホームズシリーズを読むことに。
    英語小説を和訳したから、表現がかなり難しかったけど、
    面白い物語だったので、すらすらと読み終えた。

    推理小説なので、殺人がけっこう発生すると思っていたが、そこまでだった。
    殺人を予防するため、ホームズとワトソンが協力関係がある。
    時代が昔と感じるのは、DNA鑑定や電報による連絡といったことか。
    現代だと最初の殺人発生時、犯人がおいつめられてそう。
    情報が少ない時代だから、探偵の足でかせぐんだな。
    今の時代にはない、少ない情報から推理、面白い。

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    2024年02月29日
  • 緋色の研究

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    シャーロック・ホームズが登場する初めての作品です。書かれたのは1887年。
    この小説ですでに、ホームズとワトソンのキャラクターが確立されています。
    小説の中で、もう一つの物語が語られますが、ハラハラドキドキで面白かったです。
    角川文庫の訳は、読みやすかったです。

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    2024年02月06日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    ホームズはヤク中だった…
    恋の喜びに目覚めたワトスン
    四人の囚人と裏切った軍人との事件
    巻き込まれた軍人の子供たち
    囚人とホームズ側との汽艇チェイス
    犯人が囚人となってしまった経緯

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    2023年11月26日