駒月雅子のレビュー一覧

  • 緋色の研究

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    やっぱりホームズ。
    モダン小説は全てホームズを参考に書かれている。
    改めて読むと他のミステリーと違って犯人を自身の推理で突き止めるだけでなく、あっさりと捕まえるところまで抜け目ない所がホームズの凄さだと感じる。
    社会人になってから読んでみて彼のプロフェッショナリズムにも魅了を感じた。ワトソンがコペルニクス理論や太陽系の位置等、至って常識的な知識をホームズが知らないことについて疑問を指摘したとき、仕事に必要のない無駄な知識を覚えてしまったとホームズはそれらの知識を忘れようとする姿勢が印象的だ。
    人間の記憶容量は限られている故にストックする知識は厳選する。とても合理的で、プライベートを犠牲にするプ

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    2022年02月12日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ホームズの味方をも出し抜く変装やら、命がけの演技に感服いたします。
    言うならば、ヤバい奴です。
    ワトスンの振り回される姿が痛々しいと感じられますが、彼こそが探偵ホームズの作品の主人公なのですね。

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    2021年11月27日
  • バスカヴィル家の犬

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    面白かったです。
    短編も良いのですが、長編の方がワクワク感の持続がたまらないですね。
    全て回収された時の爽快感!
    やめられません。

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    2021年11月04日
  • 名探偵シャーロック・ホームズ 緋色の研究

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    子供の頃、たくさん読んでた気がするけど、さっぱり覚えてなかった。
    読んだ頃は、めっちゃ大人だと思ってたホームズとワトソンが、こんなに軽いにーちゃんたちのイラストになっていてびっくり。

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    2021年11月03日
  • 四つの署名

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    緋色の研究に続くシリーズ2作品目。
    ホームズの危うい感じと、ワトソンのいいひとっぷりが印象的。この関係は永遠には続かないという雰囲気を感じる。

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    2021年11月02日
  • 恐怖の谷

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    2部構成になっていますが、1部につながる2部がもの凄く好きです。過去に遡って、場所も遠く離れてますが、ダイナミック感もあって、結末が気になって気になって仕方ありませんでした。

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    2021年10月27日
  • バスカヴィル家の犬

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    読みやすかったです。新訳版買って良かった。
    推理小説というより、冒険譚でした。
    あとがきから、刊行順に読めば良かったとちょっと後悔してます。

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    2021年10月06日
  • 緋色の研究

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    すごく面白かった。
    一気に読めた。
    九州旅行の、福岡→大分の旅程で。

    モルモン教のあたり、引き込まれるように夢中になって読んだ。
    ああいう、こじれた宗教みたいなの、読むの好きかもしれない。。。

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    2021年09月21日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    明日も仕事なのに夜更かしして読み通しちゃった…。ホームズ初心者の入口としても、シャーロキアンのにやける材料としても。シャーロック・ホームズは苦手だったけど、他の作品にも手が伸びそう。さすがホロヴィッツ。

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    2021年09月17日
  • シャーロック・ホームズの回想

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    黄色い顔

    えー‼️こんな、ホームズってありなの?
    「ノーバリ」がしばらくマイブームになってました。

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    2021年09月10日
  • モリアーティ

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    アンソニー・ホロヴィッツの描く有名ミステリーの登場人物を冠する小説がどんな話なのか。
    まさに、その名の通りであった。散りばめられていた事柄に気づけず、最後の手前で「あっ」っとなったのは悔しい限りである。初登場ジョーンズ警部のような見落としの連続。
    そして私はフェアではないと思います。表現が、フェアではない。

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    2021年09月10日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    ホロヴィッツは、読んで損をしない。本家ドイルと比較してみれば、本作はその性格上、やむなくオールスター陳列という感もあるものの、これだけの長編を、時間軸で無理なくまとめるスゴ技とも見える。

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    2021年08月25日
  • 四つの署名

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    シャーロック・ホームズ シリーズ 2作目!
    ワトスンとメアリー・モーストン嬢の出会い

    アグラの財宝を巡る4人の囚人とショルトー父と双子の息子、モーストン嬢の父親

    ホームズがコカインをしていたのに驚いた!

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    2021年07月31日
  • バスカヴィル家の犬

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    シャーロックホームズシリーズ長編第3弾

    自分はこれまで読んだホームズの作品の中では緋色の研究が一番素晴らしいと思っていて、この作品も素晴らしかったのだが、やはり比べてしまうとどうしても、その後の作品がどれもあれ以上の出来にはどうしても思えなくなってしまっている。

    今回の物語には過去の長編2作と比べて過去パート(犯人の自供パート)がない。なぜないのかは読み終えればわかるだろう。

    短編集を除き3作目ともなると、ホームズと数々の事件を一緒に解決してきた影響か、ワトソンにも洞察眼が備わってきているのがわかる。あとはなぜそう感じたのかがきちんとわかればホームズに並べるのかもしれない。

    そしてホー

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    2021年07月12日
  • シャーロック・ホームズの回想

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    角川版シャーロックホームズシリーズ 短編集2冊目

    ジェームズ・モリアーティが登場し、決着する最後の事件を含む12編の短編集。

    自分はシャーロックホームズシリーズをロバート・ダウニーJr. が演じる映画版から入ったので、ホームズとモリアーティが対決する”最後の事件”が短く、こんなものなのか?と驚いた。

    > 「ボール箱」はセンセーショナルなテーマを理由に削除され、その後欧米で出された新版でも省かれる場合がほとんどだったのです。

    と訳者あとがきにあり、私が初めてボール箱を読んだときは、ただの男女の愛憎ものだと思ったのだが、

    > 当時のイギリスは植民地支配によって栄華をきわめてい

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    2021年05月25日
  • モリアーティ

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    メインテーマは殺人の作者が、ホームズ史上の最強の敵役であるモリアーティを主人公にした一冊。最後の結末はイギリス宇風のウィットに富んでいて、秀逸。ホームズは登場しないが、ホームズシリーズのエピソードは随所に盛り込まれており、ホームズファンにはたまらない一冊。

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    2021年05月04日
  • バスカヴィル家の犬

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    シャーロック・ホームズシリーズを読むのは初めて。

    ワトソンの視点で書かれているので、「神視点」で書かれるより入り込みやすいと思った。
    形式も、回送、手紙、日記と多彩で飽きない。

    聖書の引用などは日本人には馴染みがないが、括弧書きで注釈を付けてくれていたので親切だった。
    ただ、(訳注: 〜)という書き方で一瞬現実に引き戻される感はあった。

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    2021年04月25日
  • シャーロック・ホームズの回想

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    やっぱり短編が好きみたい。
    モリアーティ、マイクロフトと聞いたことがあった人物が登場、一段とワトソンの話に夢中になった。

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    2021年02月02日
  • ベイカー街の女たち ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿1

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    ベイカー街221Bの管理人ハドスン夫人とワトソン博士の妻メアリーが、ホームズに依頼を断られた女性を助けるために捜査に乗り出す。

    名作をフェミニズム的視点から大胆リメイク。ホームズファンはもちろん、ビギナーも楽しめる一冊。

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    2021年01月25日
  • モリアーティ

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    ホロヴィッツは、初めて。スピード、バランス、密度、流れのスムーズさ、大きな構造と細部の相互関係、どれも揃っているという感想を持った。ホームズを読み返さなくてはなるまい。

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    2021年01月22日