駒月雅子のレビュー一覧

  • バスカヴィル家の犬

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    残念ながら身近なホームズファンにより、
    かねてから本作の素晴らしさをネタバレされていたため(人にあらすじを語ってもらうのも好きな性分なので、しょうがないのだけれど…笑)
    驚きは半減しちゃったかな。
    もっと早く読んでおくべきだった…!

    イギリスの土地をあまり知らないのだけれど、
    旧石器時代の遺物に囲まれた荒野とか見てみたいなぁ

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    2025年01月05日
  • シャーロック・ホームズの回想

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    祝!短編集2作目〜
    ホームズの事件の蒐集家よろしく語るワトスン
    の目線が優しく、微笑ましい。
    割りと人遣い荒いのにねぇ(笑)
    面白かったのは「グロリア・スコット号」「マスグレイヴ家の儀式書」、「入院患者」あたりかな。

    これまで語られなかった最大の敵、
    モリアーティ教授がさながら舞台の幕を下ろすように「最後の事件」で終わる本作。
    作者にとってホームズ作品で名を馳せるのは不本意だったことは今や周知の事実だけれど、この作品の持つ魅力と余白が読み手のこころを掴んで離さないんだな、と。
    個々のキャラクターの派生作品が沢山生まれるのも納得です。

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    2025年01月03日
  • 四つの署名

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    長編2作目。角川文庫版は初。
    読みやすいけど、やはりちょっと入り込み難いなと思いながら読んでいた。セリフに感嘆符とかリアクションが大きいからかな。
    ホームズの異端さとワトソンの結婚という2人の分かれ道が描かれていた。

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    2024年10月31日
  • モリアーティ

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    ホームズの物語に登場していたジョーンズ警部は、ワトソンによって語られていたほど間抜けではなく、熱心なホームズの信奉者で、ホームズ亡き後は、彼が乗り移ったかのように冴えた推理を披露している。モリアーティに代わりイギリスに勢力を伸ばそうとしている悪人デヴァルーを捕らえるため、イギリスに来たピンカートン探偵社のチェイスは、ジョーンズ警部と一緒にデヴァルーを追い詰めていく…という設定で物語は進みます。お約束のどんでん返しを楽しんでください!

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    2024年08月28日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    シャーロック・ホームズ シリーズ2作目。
    長編といいつつ200ページちょいで読みやすい。

    冒頭いきなりホームズがコカイン注射に耽っていたりと、今では驚きな設定の存在にびっくり。
    ホームズとワトスンの恋愛感の違いを語ったり微笑ましい場面を経て、不気味な洋館で起きる事件、白熱の追跡劇とどんどん展開します。
    ベーカー街不正規隊やシャーマン老人と犬のトービーなどなど、ホームズの推理を助ける存在とのやり取りも微笑ましいし、探偵の七つ道具のように駆使する様子は流石の名探偵なのである。

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    2024年07月22日
  • 四つの署名

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    いやあ、人事異動やらと被って全然小間切れになってしまって記憶飛んでます 泣
    地道に証拠押さえて、船を見つけたり…探偵業も鮮やかなばかりでなく、やはり地味な裏付けを元にやってらっしゃるのでなんだか安心します。
    ワトソンさん結婚おめでとう(^^)

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    2024年07月08日
  • 四つの署名

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    解説にもあったが、本作では『緋色の研究』での
    ホームズとワトスンの出会いから月日が経ち、
    2人の関係性がより濃くなっているように見えた。

    天才であり奇人めいたところのあるホームズと
    いわゆる“普通”の人に近いワトスンとの対比で
    ホームズの天才ぷりが際立っているように
    感じた。

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    2024年06月25日
  • 四つの署名

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    シャーロック・ホームズの第2作目。
    今回は、ある屋敷の財産を巡る事件の話。

    暇でコカイン注射に勤しむホームズと、依頼人の
    メアリー嬢との愛に燃えるワトスンが見られる。

    特に、船に乗って繰り広げられる追走劇は
    手に汗にぎる映画的な展開で面白かったです。

    一気読みしたいところを、眠気と戦いながら細切れに読んでしまったため、いずれまた読みたいと思います。

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    2024年06月17日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    過去のホームズ作品に関連する人物や事件が出てきて、今までの続きとして読むことができて、コナン・ドイルが書いたものと錯覚しそう。面白かった。

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    2024年06月11日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    欧米ではこういう趣向が好まれるんだね。
    コナンドイル財団公認の、61篇目のホームズ作品なんだそうな。ま、パスティーシュなんだけどよくできてる。
    人気作品を永遠に愉しんでいくための手法としてのパスティーシュなのでしょうね。007シリーズもそうだし、スターウォーズだってそうだ。
    自分はよく知らないけど、日本の作品でも楽しみたいね。

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    2024年06月08日
  • バスカヴィル家の犬

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    ホームズを読んだのは緋色の研究依頼かな。
    有名だし定評あるしどんなものかなという興味だけで読んだ。
    この作品は全体的にゴシックホラー的な雰囲気が漂っていて好きな人には好きなのだろうという感じ。
    田舎の町のゴシップや財産狙いみたいな話は正直どうでもいいので、この作品も割とどうでもいいと思いながら読んでしまった。

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    2024年03月24日
  • ベイカー街の女たちと幽霊少年団 ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿2

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    前作に続き、犯人はもう本当に憎むべきムカつく奴でした!そして予想もつかない、犯人は全くわかりませんでしたf^_^;ところどころ、ホームズやワトスンが出てきたり、前作の脇役の人も出てきたり、やっぱり楽しめる作品でした。ハドスン夫人やメアリーがちょっと勇敢過ぎないか⁇とも思いますが、まあまあ、そういうお話ですので。そしてハドスンさん、家政婦なのに家政婦雇っちゃうの⁇とも思いましたが、時代設定もあるのかな…とにかく楽しかったです、続編ないのかな。

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    2024年03月16日
  • シャーロック・ホームズ【5冊 合本版】 『シャーロック・ホームズの冒険』~『バスカヴィル家の犬』

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    恐怖の谷が含まれていない

    角川さんからは刊行されているので、版権はあるはずです。
    新潮さんとかの合本版には含まれているが、会社の方針でしょうか。
    表紙イラストが優秀なだけにすこうし残念。
    その分安く作っていると言いたいのか?
    お好みで。

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    2024年02月15日
  • バスカヴィル家の犬

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    ホームズシリーズは、
    子供の頃に児童書の全集で
    読んだつもりでしたが、
    本書は読んでなかったようです。

    「ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 XI」が
    本書についての謎という事で、
    急遽読んでみましたが…

    子供の頃に「踊る人形」を読んだ時にも、
    原文でなきゃわからないと思ったけど、
    本書の中でも、
    原文での言い回しを
    カッコ書きで補足しているので、
    やはり翻訳では…

    子供の頃にホームズシリーズを
    読んだ時のワクワク感はありませんでした。

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    2024年02月12日
  • ベイカー街の女たち ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿1

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    いわゆるホームズのパスティーシュ物。色々こういう物は読んだけど、まあまあ、ホームズの描写が良かったと思います。
    でもツッコミどころが…
    まずそもそも下宿のおかみさんであるハドスン夫人がこんな活発に探偵やるかなと。まぁそれがなければ話が進まないんですけどf^_^;ワトスン夫人はまだしも。
    わたしの心理的な関係かも知れませんが、話が冗長だった気も。
    但し、時代背景や当時の世相等をうまく表現していてそこは楽しく読めました☆
    期待が大きかったからなぁ…

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    2023年10月29日
  • シャーロック・ホームズ 絹の家

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    『モリアーティ』に先行するホロヴィッツ版ホームズ譚も、ほぼ一気読み。ちょっとファンサービスを盛り過ぎの感があり。余りにスキャンダラスな真相だった為に百年の後まで封印されていた、という設定はそれなりに納得だが、この真相を普通に受け入れられるくらい、現代が堕落しているということなのかも知れない。

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    2023年09月03日
  • モリアーティ

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    イギリスの作家「アンソニー・ホロヴィッツ」の長篇ミステリ作品『モリアーティ(原題:Moriarty)』を読みました。
    『シャーロック・ホームズ 絹の家』に続き、「アンソニー・ホロヴィッツ」の作品です。

    -----story-------------
    「コナン・ドイル」財団公認第二弾! 
    読み返したくなる衝撃的ミステリ!
    「コナン・ドイル」財団が初めて公式作品認定をした八十数年ぶりの名探偵「シャーロック・ホームズ」新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』に続く第二弾(とはいえ、前作の続きでは無く、独立した物語として楽しめる)。
    「今、一番おもしろいミステリ作家」として名高い「アンソニー・ホロヴィ

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    2023年07月08日
  • モリアーティ

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    絹の家からの第2弾の作品というこです。

    そもそも、なんで題名が「モリアーティ」なのか。モリアーティもホームズも冒頭で死んでるし登場しないではないか。なんて思いながら読んでましたが。。。
    (最後にホームズの短編的なものがありました)
    推理小説は最後の方に種明かしがありますが。なるほどそういうことか。
    でもジョーンズ警部は可哀そうだよ。

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    2023年06月19日
  • 緋色の研究

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    ネタバレ


    アマプラでBBCドラマ「シャーロック」を観始めたらホームズを読んでみようという気になって手に取った一冊。いつもちょこちょこ読んではお休みしてるけど、今回は読破したい。

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    2023年03月06日
  • 緋色の研究

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    ネタバレ

    シャーロックホームズの名前は知っていても作品自体は読んだことがなかった。古典のイメージとは異なり、薄くて読みやすいものであった。
    第二部は、事件とは時代も場所も異なる場面から始まった。これがどう事件に関連していくのかドキドキしながら読んだ。

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    2023年02月19日