駒月雅子のレビュー一覧

  • ジュリアン・ウェルズの葬られた秘密

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    共有した時間を元に、作家の人物像を懐かしく語っているが、旅が進めば進むほど作家の意外性がクローズアップされ、友情に対する価値観が徐々に揺らいでくる。この辺りの微妙な心理の変化は、ミステリというよりは、純文学のヴェールをまとった雰囲気がある。

    ささいなきっかけから人生が流されていく皮肉さを描く手腕はクックの真骨頂だが、本作品は、追想の旅がいつしか探偵劇に変貌していく展開が秀逸で、ゆるやかに進行しつつもプロットは緻密。読後、振り返ればミステリだと認識できるが、読書中はそういう意識は薄いので、退屈さを感じる時間の方が多かったかな。

    「子供は戯れに蛙を殺すが、蛙は真剣に死ぬ」、「善とは悪の極めて巧

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    2014年03月16日
  • 四つの署名

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    ホームズの緋色の研究に続く長篇。盗まれたインドのアグラの財宝が絡んだ殺人事件。ホームズもその難解さに苦しむが、推理を極めて犯人にたどり着く。登場人物も英国人のインド駐在将校、将校の娘でワトソンに恋心を抱く令嬢、シーア人と南洋の食人種とバラエティに富む。面白いがミステリーとしては緊迫感がもっと欲しいと感じた。わかり易い新訳だが、そのために重厚さが失われたのかもしれない。

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    2013年12月17日
  • 禁断の芽ばえ

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    Harlequin Romance R-1349  Harlequin Classics C-573

    ルーク・ヴァッカリ
    華やかで美しく活発な姉ヘレンの陰で、いつも目立たず地味でおとなしいベスは、常識的で夫として理想的なトムと婚約した。だが、姉の恋人で激しい反発を感じる男が現れてから、トムとの関係がこじれてきて

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    2010年09月13日
  • 悲しみの館 忘れえぬ絆 I

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    # R-1383
    # 忘れえぬ絆1
    # ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ版 P-255 忘れえぬ絆

    孤児のグレイスはイタリアの名家の長男に見そめられ結婚した。幸せな日々も束の間、生まれた男の子の死に続き、夫の裏切りが発覚する。グレイスはイギリスへ逃げ帰るが…。

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    2010年09月09日
  • 白昼の闇

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    おもしろかったんだけど、なんだろうなぁ?いまいち入り込めない感じ。私利私欲の殺人だからかな。やっぱり『マギー・オデールシリーズ』がいいなぁ。でも、本当に廃棄物がエネルギーになるんだとしたら、怖いもの無しだと思う。あと、サブリナの隣人の老女と殺し屋は格好良かった。

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    2009年10月07日
  • レディは恋泥棒

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    親友モイラの頼みで、ゆすり屋の部屋へ忍び込んだパリサは、そこで10年前ファーストキスを奪われたルカと対面しそのまま彼に脅され、彼のフィアンセの振りをする破目に。
    母親を安心させる為だという彼の言葉に、はじめはしぶしぶだったが、やがて彼に自分を捧げてしまう。
    ヒーローに女の影が(それも多数)ありで、誤解なんだけどここが読んでてやや不満。

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    2009年10月04日
  • レディは恋泥棒

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    パリサは脅迫された友人を救うため、相手の男性のアパートに忍び込んだ。ヌーディストビーチで撮られた写真を取り戻さなければならない。
    想像をかきたてるタイトルですよね〜。ジャクリーン・バードの日本デビュー作です。ジャクリーン・バードといえば魅力的な傲慢ヒーローの数々。この作品、第1作目にしてもう本領発揮です!!

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    2009年10月04日