駒月雅子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
イギリスの作家「アンソニー・ホロヴィッツ」の長篇ミステリ作品『モリアーティ(原題:Moriarty)』を読みました。
『シャーロック・ホームズ 絹の家』に続き、「アンソニー・ホロヴィッツ」の作品です。
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「コナン・ドイル」財団公認第二弾!
読み返したくなる衝撃的ミステリ!
「コナン・ドイル」財団が初めて公式作品認定をした八十数年ぶりの名探偵「シャーロック・ホームズ」新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』に続く第二弾(とはいえ、前作の続きでは無く、独立した物語として楽しめる)。
「今、一番おもしろいミステリ作家」として名高い「アンソニー・ホロヴィッツ」が贈る再読必至のミステリ大作!
本作の書名『モリアーティ』とは、世紀の名探偵「ホームズ」に匹敵する知能を持った悪の権化であり、BBCのドラマ『シャーロック』等でも有名になった「ホームズ」の宿敵の名前(映画『ヤング・シャーロック ピラミッドの謎』の最後の最後にも登場)。
この邪悪な天才こそが裏で糸を引く形で、ロンドンで起こる犯罪の半分が発生していたのだ(第二短編集『シャーロック・ホームズの回想』内の『最後の事件』より)
一八九一年に起こった、「ホームズ」と「モリアーティ教授」の対決である『最後の事件』の5日後、その現場を、二人の男が訪れる――ピンカートン探偵社調査員の「チェイス」と、スコットランド・ヤードの「ジョーンズ警部」だ。
彼らは、情報交換の末、「モリアーティ教授」への接触を試みていたアメリカ裏社会の首領を共に追うことにする。
ライヘンバッハ川から上がった死体が隠し持っていた奇妙な紙を手がかりに、捜査が始まるが……めくるめく推理劇の果てに、かつてない衝撃の結末が訪れる!
解説「期待に応え、予想を裏切る」:「有栖川有栖」
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2014年(平成26年)に発表された「アンソニー・ホロヴィッツ」が描く、名探偵「シャーロック・ホームズ」シリーズの第2作… 「コナン・ドイル」財団にシリーズ第62作として公式作品認定された作品『モリアーティ』に短篇の『三つのヴィクトリア女王像』を加えた一冊です。
■1 ライヘンバッハの滝
■2 アセルニー・ジョーンズ警部
■3 ミッドナイト・ウォッチ
■4 手紙
■5 カフェ・ロワイヤルにて
■6 ブレイズトン・ハウス
■7 血と影
■8 スコットランド・ヤード
■9 〈ボストニアン〉
■10 チャンセリー・レーンのホーナー
■11 クラーケンウェルでの夕食
■12 外国
■13 三等書記官
■14 罠
■15 ブラックウォール・ベイスン
■16 逮捕
■17 デッドマンズ・ウォーク
■18 ミート・ラック
■19 光の復活
■20 外交特権
■21 真相
■22 続きから
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■三つのヴィクトリア女王像
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■訳者付記
■解説――期待に応え、予想を裏切る 有栖川有栖
『最後の事件』と呼ばれる「シャーロック・ホームズ」と「モリアーティ教授」の対決から5日後、現場を訪れた2人の男… ピンカートン探偵社調査員の「フレデリック・チェイス」とスコットランド・ヤードの「アセルニー・ジョーンズ警部」、、、
彼らは情報交換の末、「モリアーティ教授」への接触を試みていたアメリカ裏社会の首領「クラレンス・デヴァルー」を共に追うことに… ライヘンバッハ川から上がった死体が隠し持っていた奇妙な紙を手がかりに、捜査が始まる。
「モリアーティ教授」とその仲間たちが壊滅したイギリスを手中に入れようとする「デヴァルー」の一味… それを阻止せんとして、私立探偵「チェイス」と「ジョーンズ警部」は手を組む、、、
「シャーロック・ホームズ」の流儀に倣って推理を巡らす「ジョーンズ警部」は名探偵になり得るか? 「チェイス」は「ワトスン」役を務めるのか? あるいは……。
ピンカートン探偵社調査員「チェイス」の一人称の語り口で物語は展開… 「シャーロック・ホームズ」も「ワトスン」も、そして「モリアーティ教授」も登場しない!? 何だこの展開は!!!
と思っていたら、唐突に… まさかという場面で「チェイス」とともに事件を追っていたスコットランド・ヤードの「ジョーンズ警部」が殺され、そして驚愕の真相が……。
『最後の事件』の続きから始まっているとは言え、「ホームズ」も「ワトスン」も回想でしか登場せず、やや退屈だなぁ… と感じていたのですが、謎が解ける終盤は一気読みでしたね、、、
予想を裏切る… というか、予想不可能な展開で、スリル満載のミステリに仕上がっていましたねー 面白かったです。
「ワトスン」による短篇『三つのヴィクトリア女王像』は、安心して読める「ホームズ」譚に仕上がっており、これはこれで愉しめました… 是非、続篇を出してほしいですね。
以下、主な登場人物です。
「フレデリック・チェイス」
ピンカートン探偵社に所属する調査員
「アセルニー・ジョーンズ」
スコットランド・ヤードの警部
「クラレンス・デヴァルー」
アメリカ犯罪組織の首領
「リーランド・モートレイク」
デヴァルーの側近
「エドガー・モートレイク」
デヴァルーの側近
「スコッチー・ラヴェル」
デヴァルーの側近
「ジョナサン・ピルグリム」
チェイスの部下
「ロバート・リンカーン」
アメリカの特命全権公使
「コールマン・デヴリース」
アメリカ公使館の三等書記官
「ヘンリー・ホワイト」
アメリカ公使館の参事官
「チャールズ・アイシャム」
リンカーンの秘書
「エルスペス・ジョーンズ」
ジョーンズ警部の妻
「ベアトリス・ジョーンズ」
ジョーンズ警部の娘
「シャーロック・ホームズ」
ロンドンの諮問探偵
「ジェイムズ・モリアーティ」
イギリス犯罪組織の首領で、ホームズの宿敵 -
Posted by ブクログ
たぶん「ホームズとワトスン」の原作イメージを超えるのは大変なんだろうな。
最近の○○jr主演映画でも「ワトスン、違うだろ!」ってツッコミ、ちょっと前のTVドラマでも「ニューヨークじゃあね〜」とつぶやく……。
この物語でも、余計なことを思ってしまった。
「シャーロック・ホームズ」の物語はもちろん本格的推理小説の名作であることは疑いようもないが、冒険小説でもあり子供向けも多く出版されている。
だから、「絹の家」の正体が残念でならない。
せっかくシャーロック物語に没入していたが、突然の違和感に囚われてしまった。
ホームズの事件でなかったら、ホロヴィッツ自身が生み出したキャラクターだったら軽快な社会派ドラマとして、どんなに良かったか……。
「アーア、面白いんだけどな〜」って感じ。
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Posted by ブクログ
第二弾。
病院の怪談みたいな話かと思ったらそうでもなかった。
個人的にはこの話と少年の失踪事件を無理にくっつけなくても良かったのでは?と思わなくもない。ちょっと出来過ぎというか。
後、ホームズさんの掌の上で転がされているような感じがなんとなく…もんにょりするかも。
いや、後ろから見守ってくれている、という安心感はわからなくもないけど、だったらホームズさんが乗り出した方が早いし、安全じゃない?みたいな。
個人的には女性陣が自分たちの出来る事や得意分野では男性陣を手助けして、アレは結局誰の助けだったんだろう?と男性が首を傾げている所に素知らぬ顔でお茶でも入れている、みたいな感じが好きかもしれない。あの当時の世界観と雰囲気としては、ですが。 -
Posted by ブクログ
2作目が並んでいたので面白そうだな~と思い、1作目を探して購入。シャーロックホームズの世界を借りたスピンオフというか、二次創作のような作品だなぁと思いました。ホームズが結構、人情家っぽく書かれているのが面白い。
という訳で言わずと知れたハドソン夫人と、ワトソン夫人が二人でタグを組み、事件を解決する…という話なんだけど。あの時代、女性が二人でそんな気儘に出歩けないだろうな、と思ったらホームズさんも使っている街の子供を使ったり、アイリーン・アドラーを登場させたりとうまく詰めていきますが。
個人的には最後にハドソン夫人が乗り込んでいく辺りはどういう意図があって行ったんだ?と首を傾げる感じ。偶然に偶然が重なるような感じで何とかなったけど、アレ、ぶっちゃけ二人とも殺されてオワリでもおかしくなかった気が。だって対策も何も練らないで突撃って。だったらお茶とお菓子をもって懐柔させるとかの方がまだ、なんからしいな~って思ったりもするんですが、まぁそういう展開も急すぎておかしいかな。そうすると最後の「お菓子を焼いてるだけの存在」が効いてこないからダメか。
後は「この時ホームズさんに相談していれば」とか「この時に打ち明けていれば」というような記述が多くてその辺りも気になりました。
とはいえ二人の活躍自体は結構面白かったので二巻も読んでみようかな~ 回想も面白かったし。後はもう少し女性の才気溢れる姿が見たいですね。うん。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシャーロック・ホームズのパスティーシュは数多ありますが、ハドソン夫人とメアリー・ワトソンを主人公にしたものは初めて目にしました。中々興味深いです。
二人が推理に取り組むのは、さながら『門前の小僧経を読む』でしょうか。その詐称として、メアリーが、夫のワトソンの医業を助けているうちに、いつの間にか医療に詳しくなっているという描写もあります。
所々、ハドソン夫人のモノローグが挟まれていて、そこまでの話との時系列を見失ってしまったりするところが気になります。物語はまぁまぁなんですけどね。
ただちょっと予想から外れたのは、最後にハドソン夫人とメアリーが犯人に迫っているとき、実は個別に真相に迫っていたホームズとワトソンがさっそうとヒーローの如く現れるのかと思いましたが、期待を外されましたね。
今回の事件には黒幕が居るという設定ですが、ホームズ物での黒幕と言えば・・・彼ですよね?元数学教授にして、天才的な犯罪者の。