務台夏子のレビュー一覧

  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    有名な『そして誰もいなくなった』を、オマージュというか意識した作品。
    どうしてミステリ好きは『そして誰もいなくなった』につい心惹かれてしまうのか…

    ある日9人の元に送られてくる9人の名前のみが綴られたリスト。
    そしてひとり、またひとりと殺害されるリストの人物。
    孤島でもクローズドサークルでもないのに『そして誰もいなくなった』を感じられるストーリーはわくわくした。

    『ABC殺人事件』にも触れていると注意書きがあったので、彼らの共通点は?犯人は?と作中のヒントを探したけど結論べつになかった笑
    トリックとかも特段なにがあるわけでもなくて、別につまらなくはなかったんだけど、
    ミステリー…なのか?と

    0
    2025年11月13日
  • 8つの完璧な殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ⭐️3.4
    作家が好みでないと言いながらも読む。
    名作ミステリーへのオマージュが楽しく、ミランダ〜よりこっちの方が好きかも。
    信頼できない語り手ってやつですね。
    犯人自体は途中からわかっちゃったけど、それでも手に汗握るラストまで楽しめました。

    0
    2025年11月08日
  • アリスが語らないことは

    Posted by ブクログ

    因果応報。読み終えた瞬間、まさにその言葉を思い浮かべた。

    大学生のハリーは、父親ビルの事故死を知らされる。
    急ぎ実家に戻ると、傷心の美しい継母アリスが待っていた。
    その後の調査で、父が海辺の遊歩道から転落する前、
    何者かのよって父は頭を殴られていたということがわかる。
    しかし、アリスは事件について話したがらず、ハリーは疑いを抱く。

    まず、怪しさしかない継母のアリス。
    父の死の真相を探るハリーの現在と、10代のアリスの様相を描く過去。
    その二つの時間軸が交互に展開されていく構成。
    なかなか読み応えはあった。
    次の展開がどうなるのかというワクワク感はありつつも、
    テーマとしてなのか、またここで

    0
    2025年10月18日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    9人の名前が載ったリスト
    一見関係のなさそうな9人が、なぜ突然リストに名を連ねたのか…
    9人それぞれの視点から物語は進んでいきます。

    物語ではアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」などの古典ミステリが出てきます。私はこれまで読んだことはありませんでしたが、この本をきっかけに読んでみたいです。

    ただ9人の視点が頻繁に変わっていくので、登場人物を把握するのが大変でした。冒頭に登場人物の名前とその関係性が書かれていたので、それを見ながら読めばより分かりやすいと思います。

    ぜひ読んでみてください

    0
    2025年10月08日
  • だからダスティンは死んだ

    Posted by ブクログ

    隣人の部屋で、ある殺人事件の証拠品を目にした主人公。
    隣人を告発したいが、自身も過去に起こした事件や疾患のせいで周囲の理解が得られない。
    更なる証拠を掴もうとするが…
    犯人との対峙シーンが印象的。

    0
    2025年10月03日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    始め人物がごちゃごちゃして読みにくかったし,途中で犯人も分かったけれど,まあ面白くは読めたが,最後までその理由に共感できなかった.

    0
    2025年09月21日
  • そしてミランダを殺す

    Posted by ブクログ

    全く前情報なしに買ってみた本作。
    帯に「最低でも3回の驚愕を保証」とあるが、「え!?(大)」が1回、「え?(小)」が1回の計2回でした。

    確かに面白いが、「恋愛サスペンス系(解説によれば犯罪小説)」「性的描写が多い」という自分の苦手要素がギッシリだったため、その点が面白さからマイナスされる、という印象。

    特にこれまで古典小説ばかりを読みまくっていたこともあり、現代的な性的描写の多さとストレートさには辟易してしまった。
    「セ○クス」「体位の描写」「股」「股間」「ペ○ス」「キ○タマ」「立たない」「胸が云々」「○慰」などが、最初から最後まで一定間隔でワードや描写として出てき続ける。
    そういう描写

    0
    2025年09月20日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読むのが止まらない。すごいペースで読んだ。サクッと死んでいくし、内面描写も堀下がってなくて深みはないかなあ。妹を殺された恨みかと思いきや、お前も加担しとったんかいっ!ってツッコんだ。だからリストに載ったんだけど。

    0
    2025年09月05日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    ピーター・スワンソン最新作。
    前作「8つの完璧な殺人」とはまた違った切れ味がある作品。しかし登場人物の多さが頭を狂わせてしまいちょっと今誰の話だとなってしまったのも否めない。
    けど序盤、中盤の面白さはエグい
    特にある人物の視点からの話からは固唾を飲みました。
    しかしラストは賛否分かれるかも
    あの作品のオマージュなのはわかるけども‥って感じです。

    0
    2025年08月29日
  • 償いの雪が降る

    Posted by ブクログ

    先が読めてしまうストーリー展開で、多少物足りなさはあったが、楽しめた。
    犯人はもちろん、主人公ジョーの母親など不愉快なキャラクターも多いが、悲惨な家庭環境にも関わらず強く優しく穏やかなジョーは魅力的。
    自閉症の弟を守り続ける姿も心温まる。

    0
    2025年08月28日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このミス第2位!
    驚嘆必至のサスペンス!

    とか、帯に煽られて購入。
    しかし…
    スワンソンらしいなあ、と思った仕掛けはあるも、んんん?え、これで終わり?と思ってしまった。

    スワンソンじゃなかったら★3.5にはしてたかも、だけど決して4以上とは思えなかったなあ。
    殺されるリストに載ったそれぞれの受け止め方、終わり方、それまでの色々が良かったという感想の人はいたし私も嫌いではないんだけど……
    でも、それだけ?って思えてしまったんだなあ。

    殺し屋が妻子を大切にしてそうな描写だとか、散りばめられたクリスティの作品とか、なんかもう、もう少し掘り下げられるのかな?なんて構えすぎて首痛くなっちゃったよ

    0
    2025年08月25日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    ちょいむずかしかった。
    いつも名前を雰囲気で呼んでいる私にとっては誰がどれかわからないところが何箇所かあった。

    またオチがよくわからなかった。

    何回か読めばわかるかも??
    超スパンで読みすぎたのかもしれない

    外国人作家は難しいね、、、
    謎解きっぽいところは面白かった

    アガサクリスティのそして誰もいなくなったの話が出てきすぎているので、作者が好きだったんかな〜と思っていたら、後書きで似たような感想が書かれてた。

    0
    2025年08月23日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    クリスティの『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品。
    どっちも面白いけど、個人的に本作の騙し方の方が好き。
    単純に上手いなあと思うし納得感がある。
    正直、動機よりも犯人がどうやって計画を完遂させるのかだけが気になって仕方なかった。
    とは言いつつも、隠された共通点を探るシーンはやっぱり楽しい。

    0
    2025年08月23日
  • ケイトが恐れるすべて

    Posted by ブクログ

    まさか!と唸る「ウッチャリ」感はないものの、スリルを、終始与えてもらえた。登場人物も少なく読みやすい。
    猫ですら、良いアクセント。

    0
    2025年08月21日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯人とトリックはたしかに衝撃があった!
    ただ、なんとなく不完全燃焼感が残った。これもまた人の死に大きな意味と影響を求めてしまう人間のサガなのでしょうか。

    0
    2025年08月16日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    私の記憶力の問題ですが、この人誰だっけ?と何度も冒頭の登場人物確認が必要で、冗長に感じる箇所も多々。タイトルと設定にわくわくしただけに若干の期待外れ感は否めず。でも、ラストはよかった。丸善日本橋にて購入。

    0
    2025年08月16日
  • そしてミランダを殺す

    Posted by ブクログ

    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)ご都合主義展開もあるけんど

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]まずまず。〇〇ーが怖いんだけど。

    0
    2025年08月07日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    動機は納得できるけど、犯人も悪いのに…?と少しもやもや 他責思考が強く見えてしまって…
    親に同じ苦しみをと言っていたけれど、その描写が無いので本当に彼のやりたいことは達成したのかどうか分からず…

    犯人に気付いた瞬間のスッキリ感はある作品でした

    0
    2025年08月05日
  • 9人はなぜ殺される

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネタバレあり

    9人はなぜ殺される
    ピータースワンソンの長編ミステリー。9人の名前が書かれた謎のリストが当人達に送られ、それぞれが殺されていく。9人に少なからず面識は無く、なぜ彼らが狙われるのか、ミッシングリンクを探すストーリー。主人公と呼べる人物は無く、様々な登場人物の視点からストーリーは進行する。
    クリスティに言及しており、おそらく「そして誰もいなくなった」をリスペクトし、ミステリの女王に挑んだ意欲作。しかし、「そして誰もいなくなった」の犯人と真相、全てのトリック、叙述トリック、更にはクローズドサークル、見立て殺人とあらゆる要素を一切の破綻なく描き切ったミステリ史上の傑作には残念ながらも届

    0
    2025年07月28日
  • ケイトが恐れるすべて

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    いろいろ重なりすぎるのもあって、あり得ない、けど、でも、そこまであり得ない設定でもない。ラストも私は良かったかな。

    0
    2025年07月28日