務台夏子のレビュー一覧

  • だからダスティンは死んだ

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    この人の本はやっぱり好みだ!
    なんだかじめっとしていて、じわじわと追い詰めてくる感じがよかった。
    主人公の精神状態が不安定だとこちらも不安にさせられるね。

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    2026年02月12日
  • 9人はなぜ殺される

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    そして誰もいなくなった…リストと共にたびたび出てくる◯人の文字。
    アガサ・クリスティへのオマージュ。ならばリストに犯人が。
    は、分かっていたけれど、そこが=イコール=なのか。
    9人を行ったり来たり。ページを進んだり戻ったり。

    8つの完璧な殺人よりも読みやすかった。
    次作は10?
    シリーズではないのは分かっているけれど、何処かで繋がっていたら面白いのにと密かに期待。

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    2026年02月08日
  • そしてミランダを殺す

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    ミランダも良かった!
    始め数ページで飛行機内のラウンジでテッドとリリーが出会うシーンから引き込まれました。
    また登場人物がほぼ4人なので初心者でもいける作品。
    日本の小説と思えるほど翻訳に違和感がない。

    ケイト=ミランダ★4>アリス★4
    設定のワクワク感はケイト
    読みやすさはミランダかなあ。

    次ダスティン読みます!

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    2026年02月08日
  • ケイトが恐れるすべて

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    アリスからの2作目読破!
    ロンドンに住んでいるケイトはボストンに住む親戚と部屋を交換した。旅路の次の日には隣の部屋で死体が発見される。
    シリアルキラーは誰か?
    設定から面白いし先が気になる展開。
    作家は当然として翻訳者の力が大きいと考える。
    ミランダ、ダスティンも読んでみます!

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    2026年01月31日
  • 償いの雪が降る

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    後半からの盛り上がりが、すごくおもしろかった!

    酒と金と男にだらしない母親に翻弄される大学生ジョーが主人公。大学の課題で年長者の伝記を書くことになったジョーは、30年前に残酷な犯罪を犯して服役、今は末期がんで施設に仮釈放中のカールにインタビューすることにしたのだが、どうも冤罪ではないかと思うようになり・・・
    聡明なガールフレンドと愛らしい自閉症の弟と一緒に事件の絡まった糸を解いていく。

    誰もが抱いて秘密にしている過去が、少しずつ事件の解明に導いていく流れが見事。
    読んでいくうちに冴えない主人公のジョーがとても魅力的に思えて来る。無鉄砲で軽率な行動がいくつもの窮地を呼ぶのだが、ハフハフしなが

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    2026年01月24日
  • 9人はなぜ殺される

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    翻訳小説は、名前や地名や読み慣れてない文章で、把握するのに時間がかかってしまうが、割りと読みやすかったかな
    次は誰が犠牲になってしまうか、また9人の共通点はなんなのかが気になってペラペラとページを捲ってしまう時もあった
    もし、リストの中に自分の名前があったら…って思うとやだなぁ

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    2026年01月23日
  • アリスが語らないことは

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    読みやすくキャラに魅力があり、先が気になる展開で引き込まれました!
    ホラージャクソン作品に近いかも。

    他のピータースワンソン作品も読んでみます!

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    2026年01月21日
  • そしてミランダを殺す

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    ネタバレ

    たまたま空港で会ったテッドに不倫してる妻の殺害を持ち掛け、それが失敗したら自分が代わりに妻を殺そうとする、しかも他人を使って、さらに過去にも居候と恋人も殺してるリリー。サイコパスなのかソシオパスなのか判断はつかないけど、その計画性の無さと主義も主張も見えない場当たり的な殺人が逮捕から遠ざけているのだろうなあと。
    キンボール刑事が憎めないキャラで彼が事件解決へ導くのかと思ったら、そんなことなくて、とにかく周囲の人を破滅させる女の話だった。

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    2026年01月21日
  • アリスが語らないことは

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    これでピータースワンソンの本を読むのは3冊目だけど、いつも夢中にさせられる。
    読みやすくてじとっとした雰囲気は独特。
    今回びっくりするような展開はあまりなかったけど、アリスが気味悪かった…

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    2026年01月20日
  • 9人はなぜ殺される

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    ネタバレ

    アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』へのオマージュでありながら、
    登場人物は集まらず、孤島にも行かず、クローズド・サークルにもならない──
    その構造自体がとても斬新でした。

    一方で、犯行動機にはまったく共感できず、
    自分の行いを完全に棚に上げているように感じられたのも正直な印象です。

    物語は、1人ずつ人が減っていく過程が淡々としているようでありながら、
    それぞれの人生が突然、他人の手によって断ち切られていく点では非常にドラマチックでもあり、
    結末に至るまでの展開は大変読み応えがありました。
    この緊張感の持続こそが、ピーター・スワンソン作品の魅力なのだと感じました。

    ↓この下読む

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    2026年01月18日
  • そしてミランダを殺す

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    ハラハラドキドキ。スピード感のある展開にまるでNetflixのドラマを観ているようでした。予想していなかった展開に3度驚いたので、帯に書いてあるとおりでした。登場人物が少ないので関係を把握するのは簡単ですが、誰が犯人なのかと自分も推理をしながら楽しむものではないです。

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    2026年01月10日
  • クリスマスに少女は還る

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    ネタバレ

    ページ数が多いし、登場人物が無駄に多くて(こんなにたくさんの警察関係者いらないでしょ)なかなか読むのが大変だった。
    でも、最後まで頑張ってよかった。
    10代初めの頃の女の子の、なにより大切な友情が心に沁み入る。あなたが私を助けてくれたから、頑張れたんだよ。って言う気持ち。悲しい結末なのに、懐かしく暖かくなる。

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    2025年12月18日
  • クリスマスに少女は還る

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    キャロル・オコンネル著、務台夏子訳『クリスマスに少女は還る』(原題:JUDAS CHILD)のレビューです。

    600ページを超える長編で、読むのが大変でしたが、読み終わったときの達成感と余韻はなかなかのものでした。

    序盤から中盤にかけては、登場人物が多くて名前が覚えられないとか、誰が大切なのか分からなくなるとか、海外文学あるあるの読みにくさはあります。

    ・過去に双子の妹を事件で亡くしたルージュが主人公ポジションですが、この本の真の主役は、サディーとアリ・クレイでしょうか。
    ・今回行方不明になった二人の少女のうち、グウェンは裕福な政治家家庭の可愛い娘で、サディーはその親友でぶっ飛んだ性格。

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    2025年12月13日
  • そしてミランダを殺す

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    ネタバレ

    ジャンルとしてはミステリーなのだが、犯人は分かってるのでそういう謎解きを楽しむものではない。
    むしろ自分が犯人の立場になって、周辺の人物との攻防でハラハラドキドキ楽しむタイプのものかな。

    完璧な殺人、のはずが予想外の事が次々に起こって、先の読めない展開になっていく。

    第一部はリリーとテッド、第二部はリリーとミランダ、第三部はリリーとキンボールの独白が交代で進んでいく構成もなかなか面白い。

    リリーはいわゆるソシオパス、サイコパス、なのだが、それは人間の価値観・倫理観での基準であって、動物の価値観に当てはめると自分に害をなす者を排除する、というのはごく自然、という記述にするっと納得した。

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    2025年12月02日
  • そしてミランダを殺す

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    ネタバレ

    面白いやん!
    まずこの1人1人の話をわけてるのが分かりやすい。
    リリーは結局、大量殺人者?
    一気に読めました。
    まさかテッドが殺されるとは思わなかった。
    そして、スパナでどっちが?とハラハラした。面白い。
    最後の父からの手紙で、あちゃー!と思った。↑これによってスカッと終われた。
    もしくは完全にリリーが逃げ切れてもスカッと終われたかも。他のアリスとかも読むの楽しみ。

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    2025年11月30日
  • 9人はなぜ殺される

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    面白かった。ピーター•スワンソンは私には合う作家なので、読み始めから終わりまでずっと読んでて心地良い読み心地だった。
    話も細部まで考えられていて良かった。単純な動機じゃ無いところがピーター•スワンソンらしい。

    本当にミステリーが好きな作家さんだなあ、と思わせられるところが沢山あり、そこもやっぱり好き。本が好きで沢山読んできたんだなあ、と思わされる描写が随所にある。

    何故か今までのピーター•スワンソン作品に比べて穏やかで、平和な終わり方に感じた。最終的な結果は全然穏やかじゃないし、むしろ酷いのに、穏やかな事件に感じる不思議。
    次回作も楽しみ。

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    2025年11月25日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    ジェレミーに再び会いたい*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
    と思って、先日「償いの雪が降る」を読んで即ポチした作品。

    続きの作品なのかと思ったら、やんわり続いているけれど、今回はリーガル小説と言っていいんじゃないかな?
    舞台は法廷でした。


    高級住宅街で女性ジェネヴィエヴが殺害される。容疑者は夫で弁護士の ベン・プルイット。
    プルイットは潔白を訴え、旧友で大学教授に転じていた弁護士 ボーディ・サンデスに弁護を依頼。
    前回も出てきた刑事マックスと、マックスの友人である弁護士のボーディが、互いの正義の為に陪審裁判に臨む。


    翻訳本なのに、この作者様の本は滅茶苦茶読みやすい!私が続けて読めるのだから(笑)

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    2025年11月19日
  • だからダスティンは死んだ

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    ネタバレ

    隣人宅に招かれ、そこで2年前の殺人事件の証拠を見つけ隣人を疑うヘンリエッタ。そこから証拠を積み上げて犯人を追い詰めるのかと思いきや、疑われているマシューの視点に話は切り替わり「あいつは俺の犯罪に気付いてしまったな」との展開に。良い意味で色々裏切られる。
    ただ中盤過ぎくらいから「二重人格かな?」と分かってきてしまったのがちょっと残念かな。

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    2025年11月11日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    エスケンス3冊目。
    本作は『償いの雪が降る』に登場したマックス・ルパード刑事と、ボーディ・サンデン教授が主役である。
    警官と弁護士でありながら厚い友情で結ばれていた2人が、刑事裁判において敵同士となる。
    注目すべきは、どちらもそれぞれが信じる正義のために戦っているということ。著者の作品はどれも、登場人物達が正義のためにどこまで自分を犠牲にして向き合えるのか、彼らがどう成長していくのかといったことがテーマとなっている気がする。
    心が抉られるような事実が明かされたとしても、マックスとボーディが苦しみながらも奮闘し、自身が納得できる結末を迎えた姿に、読後は清々しい気持ちになれた。

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    2025年10月26日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    私にとっては4作目だが、アレン・エスケンスの翻訳2作目に当たる。と、後書きを見て気付いた。
    主人公は2人。マックス・ルパート刑事と、ボーディ・サンデン弁護士。友人でもある2人が、ある殺人事件で対立する。今までは若者が主人公だった分、爽やかで初々しい気持ちになったが、今回は、中年の彼らがそれぞれ背負ってしまった人生の重みが読んでいて苦しい。特にマックスは最愛の家族を亡くして立ち直れず、その隙をボーディに突かれ、どんどん追い込まれていく。
    2人が全力でそれぞれの正義で戦っているのだが、アメリカの法律の理不尽さ(規則ともいう)もやるせなく、一体この話はどういう風に決着するのか、先が全く読めなかった。

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    2025年10月09日