務台夏子のレビュー一覧

  • そしてミランダを殺す

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    ネタバレ

    面白いやん!
    まずこの1人1人の話をわけてるのが分かりやすい。
    リリーは結局、大量殺人者?
    一気に読めました。
    まさかテッドが殺されるとは思わなかった。
    そして、スパナでどっちが?とハラハラした。面白い。
    最後の父からの手紙で、あちゃー!と思った。↑これによってスカッと終われた。
    もしくは完全にリリーが逃げ切れてもスカッと終われたかも。他のアリスとかも読むの楽しみ。

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    2025年11月30日
  • 9人はなぜ殺される

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    面白かった。ピーター•スワンソンは私には合う作家なので、読み始めから終わりまでずっと読んでて心地良い読み心地だった。
    話も細部まで考えられていて良かった。単純な動機じゃ無いところがピーター•スワンソンらしい。

    本当にミステリーが好きな作家さんだなあ、と思わせられるところが沢山あり、そこもやっぱり好き。本が好きで沢山読んできたんだなあ、と思わされる描写が随所にある。

    何故か今までのピーター•スワンソン作品に比べて穏やかで、平和な終わり方に感じた。最終的な結果は全然穏やかじゃないし、むしろ酷いのに、穏やかな事件に感じる不思議。
    次回作も楽しみ。

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    2025年11月25日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    ジェレミーに再び会いたい*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
    と思って、先日「償いの雪が降る」を読んで即ポチした作品。

    続きの作品なのかと思ったら、やんわり続いているけれど、今回はリーガル小説と言っていいんじゃないかな?
    舞台は法廷でした。


    高級住宅街で女性ジェネヴィエヴが殺害される。容疑者は夫で弁護士の ベン・プルイット。
    プルイットは潔白を訴え、旧友で大学教授に転じていた弁護士 ボーディ・サンデスに弁護を依頼。
    前回も出てきた刑事マックスと、マックスの友人である弁護士のボーディが、互いの正義の為に陪審裁判に臨む。


    翻訳本なのに、この作者様の本は滅茶苦茶読みやすい!私が続けて読めるのだから(笑)

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    2025年11月19日
  • だからダスティンは死んだ

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    ネタバレ

    隣人宅に招かれ、そこで2年前の殺人事件の証拠を見つけ隣人を疑うヘンリエッタ。そこから証拠を積み上げて犯人を追い詰めるのかと思いきや、疑われているマシューの視点に話は切り替わり「あいつは俺の犯罪に気付いてしまったな」との展開に。良い意味で色々裏切られる。
    ただ中盤過ぎくらいから「二重人格かな?」と分かってきてしまったのがちょっと残念かな。

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    2025年11月11日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    エスケンス3冊目。
    本作は『償いの雪が降る』に登場したマックス・ルパード刑事と、ボーディ・サンデン教授が主役である。
    警官と弁護士でありながら厚い友情で結ばれていた2人が、刑事裁判において敵同士となる。
    注目すべきは、どちらもそれぞれが信じる正義のために戦っているということ。著者の作品はどれも、登場人物達が正義のためにどこまで自分を犠牲にして向き合えるのか、彼らがどう成長していくのかといったことがテーマとなっている気がする。
    心が抉られるような事実が明かされたとしても、マックスとボーディが苦しみながらも奮闘し、自身が納得できる結末を迎えた姿に、読後は清々しい気持ちになれた。

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    2025年10月26日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    私にとっては4作目だが、アレン・エスケンスの翻訳2作目に当たる。と、後書きを見て気付いた。
    主人公は2人。マックス・ルパート刑事と、ボーディ・サンデン弁護士。友人でもある2人が、ある殺人事件で対立する。今までは若者が主人公だった分、爽やかで初々しい気持ちになったが、今回は、中年の彼らがそれぞれ背負ってしまった人生の重みが読んでいて苦しい。特にマックスは最愛の家族を亡くして立ち直れず、その隙をボーディに突かれ、どんどん追い込まれていく。
    2人が全力でそれぞれの正義で戦っているのだが、アメリカの法律の理不尽さ(規則ともいう)もやるせなく、一体この話はどういう風に決着するのか、先が全く読めなかった。

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    2025年10月09日
  • 9人はなぜ殺される

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    毎回ドキドキさせられ、一気に読むことになるスワンソンの作品。今回も楽しませてもらいました。
    今作は最後に救いがあることが良かった。ミステリーには恐怖や薄気味悪さを求めて読む面はあるのだが、”読後感の良いミステリー”が好きです。

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    2025年11月03日
  • 9人はなぜ殺される

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    アメリカ各地の男女9名に自分のも含め9名の氏名のリストが送られてきて、その中の1名が殺される。リストの中にFBI 捜査官がいたことから比較的早くリストの人物達に護衛がつくが殺人は止まらず…。
    本編前に「そして誰もいなくなった」の真相に触れているという注意書きがあるとおりゴリゴリのミステリー。アガサクリスティは基礎教養なのね。イギリスでも日本でもなく現代のアメリカで、こういうクラシカルなミステリ作品が書かれて読まれているんだと嬉しくなっちゃう。
    9人中3名が既婚者となんらかの不適切な関係にあって、何かの伏線では!?と真相にカスリもしない推理(とも言えない連想)をしてしまった…。だって多くないです

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    2025年10月03日
  • 9人はなぜ殺される

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    リストにある9人が次々と殺される。
    誰がなんで?というミステリー。
    冒頭にあるように「そして誰もいなくなった」「ABC殺人事件」の内容やトリックが出てくる。
    作品の骨組みはほぼアガサ・クリスティ。
    読みやすく、分かりやすいところがいい。

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    2025年09月27日
  • ケイトが恐れるすべて

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    ネタバレ

    面白かったー!
    ずっと曇り空のようなもやもやした雰囲気で、主人公もなんだか影のある感じ。
    一体誰が嘘をついているのか、話がどう進むのかわくわくしながら読み進めた。
    ピーター・スワンソン好みかも。

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    2025年09月26日
  • 過ちの雨が止む

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    前作同様、主人公ジョーが関わる事件と並行して、彼自身が乗り越えなければならない現実が描かれる。それはアルコール依存など様々な問題を抱えた母親との関係や、自閉症の弟と恋人との生活、仕事における思わぬ危機など、多岐に渡る。その中でジョーは過ちを犯すがやがて許され、自身も人を許すことを学ぶ。
    ジョーが試練を乗り越え成長していく様はとても清々しく、人生には価値があると思わせてくれる。

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    2025年09月25日
  • 9人はなぜ殺される

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    ある日、9人の名前が含まれたリストが郵送された。
    差出人や目的も不明、9人それぞれの関係性も不明。
    しかしそのリストに書かれた人たちは次々に殺されていく。

    ・感想
    ピータースワンソンって感じの作品だった。
    読みやすいし、続きも気になるのですぐ読み終わった。
    「そして誰もいなくなった」は読んだけどABC殺人事件はまだ読んでないので今度読んでみたいな。

    犯人は直感で目星つけてたんだけど、動機がいまいちどころか全く理解できなかった。
    犯人の歪みには解説でも書かれていたけど、サイコパスとも違う不快感があったな。
    屁理屈捏ねて殺人する犯人ってあんま好きな犯人像じゃない…。
    まぁこんな身勝

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    2025年09月20日
  • そしてミランダを殺す

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    映画ゴーンガールを思い出す。視点が変わり、どんどん真実が明らかになっていく、群像劇的な展開。最後はどうなるかと終始ハラハラで、非常に楽しめました。

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    2025年08月06日
  • 8つの完璧な殺人

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    ミステリ作家がよくやる、名作ミステリのオマージュ。複雑な構成であるながら名作リスペクトもあって面白かった。グウェンさんもっと出てきてほしかったかも‥!

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    2025年07月21日
  • あの夏が教えてくれた

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    この人の作品は、ずっと面白くて読みやすかったのですが、なぜか序盤から読みにくくて、苦戦。かつ中盤まで事件らしい事件が起こらず、一体どういう話なのか、なかなか見えてこず、肩透かしを喰らいました。高校生が経験したある夏の物語を、黒人差別の問題などを取り上げながらのストーリーというだけで、少し残念でしたが、ラストの読後感自体は良かったです。

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    2025年07月21日
  • だからダスティンは死んだ

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    久々のピーター・スワンソンだったが相変わらず読み応え十分。

    なるほど、そういう展開ねと思わせる序盤。
    そして、あれ?そうなる?と捻ってくる中盤。
    怒涛の畳みかけで圧倒される終盤。
    いや、実にお見事な構成であった。

    若干、ダレる展開ではあるのだが、
    小説ならではの叙述的な記述は引き込まれる。
    こういうのを映像化するとどうなるのだろうと興味をそそられる一作。

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    2025年07月20日
  • 8つの完璧な殺人

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    ネタバレ

    クリスティとハイスミスの融合。設定が米東海岸北部の冬ということもあってか全体の雰囲気が暗く湿っている。その割につっかえなく読み切りのは筋が面白いからであろうと。最後にマルとマーティが同人格というオチかとも予期したが、そこまでアクロバチックではなかった。

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    2025年07月08日
  • ケイトが恐れるすべて

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    江戸川乱歩の人間椅子を彷彿させる変質者。そいつが強烈な殺意、と言うか殺して切り裂くことに喜びを感じるから始末に負えない。更にはそいつは初対面では好印象。
    不気味な人物描かせたらこの作者は天下一品。

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    2025年06月30日
  • ケイトが恐れるすべて

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    ネタバレ

    解説の言葉につきる一冊。

    『そしてミランダを殺す』からの快進撃は横目で捉えていた。
    『そしてミランダを殺す』は読んでいたが、その後は手付かずで、『8つの完璧な殺人』を読んでから俄然興味が湧いていた過去作の一つ。

    「サスペンス・ルネサンス」とはよく言ったもの。
    ここ数年のピーター・スワンソンとアリス・フィーニーの新世代サスペンスは正にルネサンス。
    不穏さを軸にしつつも読みやすさ、視点切り替えの巧みさによる疾走感があり、めくるめく展開に翻弄されながらゾクゾクとドキドキが止まらない。

    過去のトラウマもあって何につけ悪い方への妄想が膨らむ不安神経症のロンドンに住むケイトは、ボストンに住む従兄弟の

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    2025年06月22日
  • あの夏が教えてくれた

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    アレン・エスケンスの「償いの雪が降る」シリーズが面白かったので、こちらも期待。この人の作品は、映像的でノスタルジック。今回は「償いの雪が降る」にも登場したボーディ・サンデンが主人公。って誰?覚えてなかったです。
    15歳のボーディの、ひと夏を描いた小説。1970年代、今よりももっと深い差別主義がはびこるアメリカの町。そこへ工場長として黒人一家が、ボーディの向かいの家に引っ越してくる。ボーディは、工場長の息子トーマスと知り合いになるが・・・。

    ボーディでさえ知らず知らず無意識にしてしまう差別、大声では立ち向かわず、でも決して屈しない黒人たち、町の有力者が集う白人至上主義のグループ。閉鎖的な町は、

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    2025年06月13日