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ある日、ヒースロー空港のバーで、離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに声をかけられる。彼は酔った勢いで、1週間前に妻のミランダの浮気を知ったことを話し、冗談半分で「妻を殺したい」と漏らす。話を聞いたリリーは、ミランダは殺されて当然と断じ、殺人を正当化する独自の理論を展開してテッドの妻殺害への協力を申し出る。だがふたりの殺人計画が具体化され、決行の日が近づいたとき、予想外の事件が起こり……。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防が語られる鮮烈な傑作犯罪小説。/解説=三橋曉
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年12月14日
ミランダの殺害計画が具体的になって、「え?本当にやる気なの?」なんてハラハラしながら読んでいたら、予想外の事件が起こってしまう。
それは本当に予想もしなかったことで、驚いているところにミランダの素性が明かされて、ここからさらに面白さが加速していく。
最後の最後まで、息をつく暇もないくらい予想外の展開...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月15日
ある日、出会った美女に殺人を持ちかけられたら?
しゃれたタイトルと、あらすじ紹介の2行目で想像したのと似たようなタッチの作品ではありましたが。
展開は予想外で、クール!
空港のバーで、テッドは知り合ったばかりの美女リリーに妻が浮気していると喋り、殺したいと口走ると、当然だと言われる。
妻の名はミラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月09日
いつ殺すのかなあってダラダラ読んでいたら、半分くらいで思いもしてなかった事態になって、震えて、それから最後まで一気に読んだ。
一つのシーンを2人の視点で描くのもよかった。主観と客観の違和感を、殺す人と殺される人で描くの天才すぎる。
最後までどうなるか読めないのも、好き。
サイコパスの殺人鬼が主観なの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月03日
おもしろかった!
導入部から最後の一文まで、
緊迫感が途絶えることはなかった。
最近読んだミステリーの中では
群を抜くストーリー展開の素晴らしさ。
(ただし、少々アダルトな展開も多めなので、
ああ、また始まったかー、な所もなきにしもあらず)
タイトルの「そしてミランダを殺す」の通り、
最初はどんな...続きを読む
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