そしてミランダを殺す

そしてミランダを殺す

ある日、ヒースロー空港のバーで、離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに声をかけられる。彼は酔った勢いで、1週間前に妻のミランダの浮気を知ったことを話し、冗談半分で「妻を殺したい」と漏らす。話を聞いたリリーは、ミランダは殺されて当然と断じ、殺人を正当化する独自の理論を展開してテッドの妻殺害への協力を申し出る。だがふたりの殺人計画が具体化され、決行の日が近づいたとき、予想外の事件が起こり……。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防が語られる鮮烈な傑作犯罪小説。/解説=三橋曉

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そしてミランダを殺す のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年04月06日

    3部構成で凄く読み易かった。ミランダが中々殺されないでヤキモキした所もあった(笑)ある人物が早々に退場した事に驚いた。

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    Posted by ブクログ 2024年03月03日

    最初から引き込まれて,中盤にはもうジェットコースターに乗っていましたね。一気に最後まで読んでしまいました!最後の最後までドキドキして手に汗握るとはこの事!と言った状況で読んでいました。最後の最後のどんでん返しもスパイス効いていてよかった!
    久々に痺れるミステリーを読みました!

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    Posted by ブクログ 2022年12月14日

    ミランダの殺害計画が具体的になって、「え?本当にやる気なの?」なんてハラハラしながら読んでいたら、予想外の事件が起こってしまう。
    それは本当に予想もしなかったことで、驚いているところにミランダの素性が明かされて、ここからさらに面白さが加速していく。
    最後の最後まで、息をつく暇もないくらい予想外の展開...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月17日

    痴情のもつれといえばそれまでだが、この小説ではそれぞれの登場人物(特に女性)の立ち位置が複雑になっていて、展開が気になってどんどん読んでしまった。

    (ストーリーと関係なしに、アメリカやイギリスの小説を読んでいると、ティーンエイジャー達の生活の治安が心配になる)

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    Posted by ブクログ 2023年10月15日

    ある日、出会った美女に殺人を持ちかけられたら?
    しゃれたタイトルと、あらすじ紹介の2行目で想像したのと似たようなタッチの作品ではありましたが。
    展開は予想外で、クール!

    空港のバーで、テッドは知り合ったばかりの美女リリーに妻が浮気していると喋り、殺したいと口走ると、当然だと言われる。
    妻の名はミラ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月09日

    いつ殺すのかなあってダラダラ読んでいたら、半分くらいで思いもしてなかった事態になって、震えて、それから最後まで一気に読んだ。
    一つのシーンを2人の視点で描くのもよかった。主観と客観の違和感を、殺す人と殺される人で描くの天才すぎる。
    最後までどうなるか読めないのも、好き。
    サイコパスの殺人鬼が主観なの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月03日

    おもしろかった!
    導入部から最後の一文まで、
    緊迫感が途絶えることはなかった。
    最近読んだミステリーの中では
    群を抜くストーリー展開の素晴らしさ。
    (ただし、少々アダルトな展開も多めなので、
    ああ、また始まったかー、な所もなきにしもあらず)

    タイトルの「そしてミランダを殺す」の通り、
    最初はどんな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月27日

    どんな展開になるの?と止まらなくなるが、まだまだ読んでいたい(終わらないで〜)となる作品。リリー(主人公)のその後も気になるなぁ。

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    Posted by ブクログ 2023年05月13日

    オチだけ弱い。
    終盤までひねりが効いてて面白いだけに勿体ない。
    サイコさんの気持ちが分かる小説です。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月04日

    浮気をしている妻ミランダを殺す計画を空港で偶然出会った女性リリーと立て始める。

    ただの殺人犯視点の犯罪小説かと思いきや、狩るものと狩られるものが入れ替わる展開がスリリングで、第二章はサイコパス同士の頭脳戦みたいになって特に面白かった。

    0

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