務台夏子のレビュー一覧

  • 過ちの雨が止む

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    『あやとりの為に読む』ではなくて、『過ちの雨が止む』です*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*

    ひま師匠が絶対読まなければダメだと仰っていた本。
    一休さんが、すぐポチっとすべきかもと仰っていた本ですっ!

    シリーズ読んでいたら、自然と読みたくなってポチりました (๑˃̵ᴗ˂̵)و

    ジェレミー!!!(*´∇`*)
    会いたかったかも!彼が登場してる方がいいかも!!彼は癒し系かも!!そしてジェレミーは幸せかも!!



    主人公ジョーは大学を卒業し、記者として働き始めた矢先に「ジョー・タルバート」という同姓同名の男の不審死を知る。
    その男が実父かもしれないという事実に直面する。

    ジョーは実父かも知れない人間が

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    2025年11月30日
  • 9人はなぜ殺される

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    ネタバレ

    タイトルもそうですが、冒頭で「そして誰もいなくなった」「ABC殺人事件」のストーリーに触れることが注意書きで書かれているので、全員死ぬし、関係ない人も殺されるんだろうなということ自体は最初に分かります。

    そしてタイトルの通り9人が対象なので、登場人物がめちゃくちゃ多い!

    そのせいか序盤は中弛み感があって、何度か読むのを中断してしまいました。

    でも最後まで読んでみると、後半であれよあれよと伏線が回収されていくので、中断したことを後悔する羽目に(結局何度か序盤を読み直しました笑)。

    そして登場人物の多さも相まって、私は本当に後半になるまで全然犯人が誰かは分からりませんでした。

    結末は他の

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    2025年09月24日
  • 過ちの雨が止む

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    前作「償いの雪が降る」とともに一人の青年の成長を描いている。
    前作でとんでもない人でなしであった母親は、酒もクスリも絶って更生していた。その母親の更生会でのスピーチのシーンは読んでいて涙した。
    一方、亡くなった父親と思われる男はこれまた人でなしで、亡くなったばかりなのに良く言う人はだれもいない。
    更に亡くなった男の兄もイヤミで嫌な奴。
    これだけでも立派な小説が成り立ちそうだが、そこに殺人の犯人捜しが絡んで来るのでもう読むのを止められない。

    面白かった。
    シリーズ化されるようなので早く次作が読みたい。

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    2025年09月14日
  • 9人はなぜ殺される

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    ネタバレ

    面白かった。瑕疵が無いわけじゃないけど、エンタメとして十分楽しんだ。

    最初はキャラクターの多さに把握するのが大変だったが、死者が増えるにつれ、視点人物が減っていくので1/3くらいからどんどん面白くなって、半分のところでは夢中になって最後まで一気に読めた。

    ミステリーとしては推理できないけれど、まあワケありなのはわかるし。アガサ・クリスティを下敷きにしているので、展開にはついていけた。

    気になったのはジェシカがどうして助かったのか。その示唆が全然わからなかった。元軍人に依頼したのに失敗するなんて。失敗する要素はあったのか?
    全体を通して見ると、死者の数を揃えるため?エリックが死んだ分、ジェ

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    2025年09月04日
  • 愛おしい骨

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    デイビッド・リンチのツインピークスに影響された作品はずいぶんあったが、これはその中で、もしかしたらツインピークスそれ自体すら抜いて最良の作品なのではと思う。ある村の人たちの秘密と愛の話

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    2025年09月03日
  • アリスが語らないことは

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    ただのサスペンスではなく、ゾワゾワするような怖さ、サイコみがあってそれでいてセクシャルなサスペンス。過去と現在を交錯させて、小説ならではの仕掛けがある。最近こういう終わり方の物語を読んでなかったから面白かった!

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    2025年09月02日
  • 8つの完璧な殺人

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    9つのミステリー作品のネタバレを含むミステリー。
    頑張って半分は先に読んだけど、半分は手に入らなかったので諦めましたが、読んでおいてよかった。
    犯人も、殺害方法も、ちゃんとネタバレしてくる。
    読むのに覚悟がいる作品だけど、予習して多分、すごく面白かった。ピーター・スワンソン次回作も楽しみ…

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    2025年08月31日
  • あの夏が教えてくれた

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    ミズーリ州の静かな田舎に暮らす15歳の少年ボーディ
    彼は父を亡くし母親と暮らしている
    新しい高校に馴染めず、友だちもいない…
    ただ、隣家に暮らす年配の男、ホークとの会話からはさまざまなことを学んでいた
    しかし、ボーディはいつかこの町から出ていくことを夢みていた
    そんな時、町最大の工場に勤める黒人女性が失踪…
    さらに思いがけない事件がボーディの日常に不穏な影を落とす…

    おもしろかった!
    何より語り手がボーディで、彼が少年時代を回想するかたちで物語が進むため、大変読みやすかった

    黒人女性が失踪し、工場から多額のお金が無くなったというミステリーを主軸に
    向かいの家に引っ越してきた、黒人の少年トー

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    2025年08月22日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    最初は翻訳の独特の言い回しに慣れなくて読むの苦労したけど、
    最後になっていくほどドンドン真実が知りたくて止まらなくなってきた!

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    2025年08月17日
  • そしてミランダを殺す

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    海外小説の中でも特に日本作家に近い翻訳でとても読みやすかった。
    海外ならではの伏線で翻弄され、女性ならではの心理描写に恐怖心を植え付けられる。
    幼い頃に経験したことは、その人の一生をかたどるものになるのだと再認識できた。

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    2025年08月15日
  • 9人はなぜ殺される

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    住んでいる地域も年齢も違う、全く接点のない9人に名前だけのリストが届く。そして、リストの中から、1人また1人と殺されていく。
    9人のプロフィールがとても丁寧に描かれていて、その中にはクリスティーを始め名だたるミステリー作家やTV、映画などの名作があり、題名を見ただけでもミステリー好きには堪らない仕掛けになっている。登場人物がたくさん出てくるので始めは戸惑うが、すぐにそれ以上の面白さに引き込まれて行くと思う。終わり方もよかった。

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    2025年08月14日
  • 9人はなぜ殺される

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    autumn522akiさんの本棚から

    ピーター・スワンソンである
    実はピーター・スワンソン2冊ほど読んで、うーん面白くなくはない、なくなくなーい
    でもなんか自分には合ってないかもと思い、読んでいなかったし、読むつもりもなかったのです

    だがしかし
    風雲急を告げるとはこのことです
    なんとピーター・スワンソンの新作が秋さんの鬼★5とのこと

    なぬー!

    ほんとかいな!

    ほんとにそんな面白いんかいな!

    いや、言うてもあれよ?
    わいとスワンソンあんま相性良くないのよ
    大丈夫?
    秋さん大丈夫?(いやお前の事情踏まえて★打ってないわ!)

    結果、面白かったー!

    やられたー鬼秋5違う鬼★5にやられ

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    2025年08月11日
  • だからダスティンは死んだ

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    なんとなく手に取った本だけど、期待以上に面白かった!なんかNetflixにありそうなドラマみたいだし、クリミナルマインドにも似たような事件があったような気がする。登場人物もそんなに多くないから入り込みやすくてスラスラ読めた。

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    2025年07月08日
  • 9人はなぜ殺される

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    以前読んだ「そしてミランダを殺す」が面白かったので手に取った。「そして誰もいなくなった」をモチーフにしているが、クローズド・サークルではないという一作は、タイトルそのままのホワイダニットが軸。場面と視点が次々切り替わり、翻訳も自然なので、とにかく読み易い。冒頭からグイグイ引き込まれるサスペンスフルな展開で、終わり方も悪くない。現時点で今年一番のミステリ。

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    2025年07月06日
  • 償いの雪が降る

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    とても面白かった。30年数年前に起こった事件の謎を追うパートと、主人公が抱える家庭の問題や隣人との人間関係の進展を見守るパートが交互に続くのだけど、どちらも登場人物たちの罪の告白をきっかけとして、話が大きく進んでいく。最後の方は「間に合うのか?間に合わないのか?」とハラハラ。邦題のセンスがいいなあ。読み終わって、表紙を見なおしてそう思った。

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    2025年04月27日
  • スケープゴート

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    ダフネ・デュ・モーリア、期待を裏切らない。中盤から一気に読んで、他の作品同様、頭から離れない。考えちゃう。

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    2025年04月05日
  • あの夏が教えてくれた

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    正直前半は青春モノの色が濃いので怠く感じてしまったが中盤からグッと物語が進み出すのと前半に丁寧に描かれた主人公とその周囲の人との関係が変わり、明るみになることで一気に読み進められた。
    著者の作品はこれまでも成長物語としての側面が強かったけれど、今作は主人公の年齢が低めなこともありそれが最も濃いし「なるほどあんな立派な人物になるわけだ」と過去作を読んでると納得させられる。

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    2025年02月23日
  • 過ちの雨が止む

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    読後感がとても素晴らしいミステリー。
    作中で起こる事件の真相はかなり胸糞悪いけれど、むしろ本作の中心は主人公とその家族の失敗と再生の話で、その本題がとても良い。
    事件サイドで変わることができなくて堕ちるところまで堕ちる人間を描く一方で、主人公とその家族は失敗をするけれどそれにしっかり向き合って許しを得ていく対比が素晴らしい。

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    2025年02月17日
  • 過ちの雨が止む

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    1作目に続き良かった!
    一気読み必須。
    ジョーも成長してたけど、まだはっきりしない時期に遺産の事や妹に対する気持ちが先走っていたのはまだまだ成長途中、1作目同様、いやいや足もと掬われるぞっとヒヤヒヤしてしまった。
    命に関わる場面も1作目同様緊迫感溢れて手に汗握る展開で読み応えあり。さすがジョー。知恵と勇気あふれる青年。
    ライラと幸せになってほしいと願うばかり。
    母親との話は涙なしには読めなかった。

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    2025年02月16日
  • アリスが語らないことは

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    ピーター・スワンソン、3作目。
    ミランダ、ケイト、アリスと来ましたね。

    大学生のハリーは、父が急死したという知らせで、帰宅します。
    転落死だが、慣れた道なのに?という疑惑も…
    父と再婚した若い継母アリスは美しいが、どことなく不自然な気配も感じられるのだった。

    視点を変えて、過去と現在が交錯します。
    想像の上を行く展開が、じわじわと迫るサスペンス。怖いわ~。
    この構成、滑らかな繋がり、作者の頭の切れには、感心します。
    作風や主人公のタイプは、変化つけて来てますね。どれが一番面白かったか?この時点では迷いました。ミランダは読みやすいけど、ケイトの方が好み。完成度ではアリス?

    5作読んだ時点で

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    2025年01月23日