務台夏子のレビュー一覧

  • クリスマスに少女は還る

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    積読の中から1冊。いつかクリスマスシーズンに読もうと思っていたけど、結局、今。1999年初版との事。意外と古かった!
    少女2人が誘拐され、行方が分からなくなってしまう事件。過去に双子の片割れを誘拐され殺された経験を持つ刑事ルージュが事件を追っていく。警察やFBIの連携の悪さにイライラしつつ(携帯電話もない時代だし余計に)、早く彼女たちを助けてあげてとハラハラしながら読んだ。一方で誘拐された少女たちグウェンとサディは、協力し困難に立ち向かう。
    そして最後の最後でどんでん返し。あ〜これは思いもしなかった。クリスマスの奇跡だったのか。少しビターな結末でした。
    中盤でルージュが事件を目撃したディヴィッ

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    2024年04月29日
  • あの夏が教えてくれた

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    ボーディは田舎町で暮らす15歳の少年。父を亡くし母親と寂しい日々を送っている。高校に馴染めず、友達は一人もいない。静かすぎるその町で最近大事件が起きた。町最大の企業に勤める黒人女性が不審な失踪を遂げたのだ。捜査中の保安官が、ボーディが慕っている隣人のホークを訪ねてきた。女性はかつてホークの部下で、ふたりのあいだには噂があったという。思いがけない事件が、ボーディの日常に不穏な影を落とす――。現実に悩みながらも、少年は鮮やかに成長する。『償いの雪が降る』の著者による心震える青春ミステリ!

    翻訳四作目。今回も良作。少年たちの一夏の冒険記かと思いきや、そうではありませんでした。

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    2024年04月04日
  • ケイトが恐れるすべて

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    緊迫感のあるサイコサスペンス・ミステリーで面白かったです!従兄弟としばらくの間、住居を交換して住むことになった主人公。交換した住居の隣人が亡くなったことを知りますが、なぜか被害者との関係を隠す怪しげな従兄弟。そして被害者の部屋を監視していた、これまた怪しげな隣人の存在。そして読み進めるに従って何かがおかしいと思わせるこの不安感、最後の展開に至るまでの緊迫感とすごく良かったです。

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    2024年03月28日
  • 8つの完璧な殺人

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    「そしてミランダを殺す」の著書ピーター・グライムズスワンソンの新作であるということで、読んでみた。8つの実際のミステリーの模倣犯だろうかと思いつつ読み進めた。この中のアガサクリスティーは読んだことがあるが、その他「見知らぬ乗客」を読んだことがなく、今度読みたいと思う。

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    2024年03月10日
  • だからダスティンは死んだ

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    ピータースワンソンさん何冊か読みました!

    私の好きなオチに落ちてくれて読み応えありで
    ハラハラ展開ありで好きな推理小説

    視点が変わるので臨場感もあります!

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    2024年01月02日
  • だからダスティンは死んだ

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    男あるある女あるあるをものすごい切れ味で切り込んでおいて最後にコテコテのミステリで畳み込んできた

    読み終わってから振り返るとちゃんとグッとくる邦題になってる

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    2023年12月18日
  • だからダスティンは死んだ

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    久しぶりの海外ミステリー。解説にあったとおり、"上質"のミステリーでした。とにかく登場人物みんなが怪しく、なんだかもやもやしたまま進んで、最後に色々辻褄が合い、なるほど!と唸ってしまいました。

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    2023年11月24日
  • アリスが語らないことは

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    良質なサスペンスミステリーでした。過去と現在に登場しているアリスは、果たして同一人物なのか?おそらくこの物語を読むと、誰もがまず、そのことを思うと思います。これは、過去と現在のシーンで繰り返される構成の妙といったところ。また歴史は繰り返すというのも、この本のテーマの一つ。最後まで読むと、アリスと一緒に長く生きてきたような気になりました。

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    2023年10月21日
  • アリスが語らないことは

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    この作者さんらしい女性に、わたしはなぜこんなに魅了されてしまうのか。
    警戒して読んでいたのでラストにあまり衝撃は受けなかったけど、それでも最後までとてもとても楽しかった。こんなふうにこんな女性を魅力的に描けるなんて。ラストまで彼女は彼女のまま。そこが彼女らしく、すこし、切なくもある。

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    2023年10月20日
  • だからダスティンは死んだ

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    ピーター・スワンソンの小説の構成は登場人物の視点、語り手が交代しながら物語が進行していくところなのか、『ミランダ』からこの辺りは変わらず。
    そして、静かだなあ、と思う。常に冷静と静寂な空気感が漂っていて。
    その空気感が好きで、たんたんと読み勧めてしまう。
    『そしてミランダを殺す』の続編が出る、との噂を耳にして楽しみでならない。

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    2023年10月12日
  • 過ちの雨が止む

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    苦労しながら大学を卒業したジョーは、AP通信社に記者として入社した。
    上院議員のスキャンダルを記事にしたジョーは、議員から事実無根による名誉毀損で訴訟を起こされる。
    会社からは法廷対策として情報源を明らかにするように要求されるが、秘密を守ると約束して情報を得たとの理由から明らかにすることは出来ないと、猪突猛進型のジョーはキッパリと断る。
    職を失うかも知れない問題を抱えている時に、自分と同姓同名の男が殺されたとの情報を得る。
    もしや会ったこともない実夫かも知れないとの興味が湧き、司法試験を直前に控えて勉強に励んでいるパートナーのライラに弟のジェレミーの世話を無理やり押し付け、殺人事件が起きた田舎

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    2023年08月14日
  • アリスが語らないことは

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    ハリーの父が亡くなり、継母のアリスが殺したのでは?と疑う話。出てくる人全員怪しくて全員疑ってた、最終的に通りすがりの人まで怪しんでた。
    そしてラストの展開は想定出来てなかったけど腑に落ちた。

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    2023年07月22日
  • だからダスティンは死んだ

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    ネタバレ

    ミランダやアリスより好きかも。ミランダはエンタメとしての面白さや話の完成度が高かったが、ダスティンは、ヘンとマシュー、時々マイラやリチャードで、いろんな視点で見られて面白かった。

    リチャードの正体は、ミシェルの家に行こうとして行かなかったところで、もしかして実在していない?と思った。マイラは知ってたけど、黙殺してたんだろうな。

    ヘンが信頼できない語り手ポジなのが面白い。ロイドよく付き合うな、結婚までするな、と思ったら浮気してた。その点、マシューが紳士的に見えるが、静かに狂ってる感じ。みんなちょっとずつ欠陥があって面白い。程度の差はひどくあるが。

    これ映画化するなら、ヘンとリチャードの対決

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    2023年07月19日
  • だからダスティンは死んだ

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    邦題:だからダスティンが死んだ
    原題:Beofore she Knew Him
    ピーター・スワンソンは4作目だが、邦題と原題の意味するところを考えながら読むのが楽しい。今回もラストでニヤリとさせられました。ミステリーの根幹部は途中で予想できてしまったし、前作(アリスが語らないことは/All the Beatiful Lies)あたりから少々おどろおどろしさがある点が個人的には趣味ではないのだが、サスペンスとしてのゾクゾク感は増しているし章ごとに認証を変えて語られる双方の心理描写が秀逸なので、次作が出ればきっと読むだろう。

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    2023年06月11日
  • ケイトが恐れるすべて

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    怖かった...夜中に家族が寝てから1人でリビングで読んでたから余計に。怖いけど、どうなるの?どうなるの?と気になりどんどん読み進んでしまった。

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    2023年06月05日
  • 償いの雪が降る

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    ネタバレ

    カールもジョーもいい人やん。
    こういうのを久しぶりに読むと、なんか安心する。
    ミステリ読後の安心感というか、小さな希望はやっぱ必要じゃないだろうか。
    ジョーのオカンは、なんとかせな、な。

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    2023年06月05日
  • クリスマスに少女は還る

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    アメリカの作家「キャロル・オコンネル」の長篇ミステリ作品『クリスマスに少女は還る(原題:The Judas Child)』を読みました。
    アメリカのミステリ作家の作品が続いています。

    -----story-------------
    ●「近藤史恵」氏推薦――「残酷さと優しさに心を揺さぶられるはず。」
    ●「浅倉卓弥」氏推薦――「直近の慟哭本です。ラストがこれなら、この厚さに付き合っても納得。」

    クリスマスも近いある日、2人の少女が失踪した。
    刑事「ルージュ」の悪夢が蘇る。
    15年前に殺された双子の妹。
    だが、犯人は今も刑務所の中だ。
    まさか? 
    一方、監禁された少女たちは奇妙な地下室に潜み、脱

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    2023年06月02日
  • アリスが語らないことは

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    ネタバレ

    ピータースワンソンはこれで3作目。日常を変える出来事の描き方がスリリングで好き。過去と現在、継父継母との関わり、若い子への執着、今回の設定は好みが分かれそうだけれど、その時々の情景や思考をひたすら想像しながら読み進めるという、読書にしかできない味わいがある。

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    2023年05月13日
  • だからダスティンは死んだ

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    ネタバレ

    ☆4.2
    スワンソン大好き!と声高に叫びたくなる一冊。
    章ごとに視点となる人物を変えるいつものやり方で、ミステリ好きなら何度か遭遇したであろうトリックを披露してくれます。
    今まで邦訳されたスワンソンの小説(ミランダ、アリス、ケイト)の中ではややじれったさを残しましたが、やはり面白かった。
    やらかしつつも可哀想なロイドがツボでした。いいヤツではあるんだよね...

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    2023年05月07日
  • ケイトが恐れるすべて

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    ネタバレ

    心配性の女、又従兄と部屋交換、引越し直後に隣人女死亡
    被害者との関係隠す又従兄、向かいの覗き趣味の男、近所うろつく怪しい男
    死体はんぶんこ、パラサイト

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    2023年05月06日