務台夏子のレビュー一覧

  • 8つの完璧な殺人

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    ネタバレ

    回想録とあるように、一人称の叙述で、「信頼できない語り手」を想起させる。

    引き算していけば、犯人の見当はついてしまうのだが、その人についてはほとんど語られていないので、ちょっともやもやする。
    主人公も共感できるキャラではないし…

    ただ、ミステリ好きとしては、作中に名前が挙げられている作品にはやはり興味を引かれてしまう。

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    2023年11月24日
  • 過ちの雨が止む

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    『償いの雪が降る』の続編。
    AP通信社に就職したジョーが、自分の父親の殺人事件を追う。周りから忌み嫌われる父親の実態と取り巻く人々の人間模様が描かれる。改心した母と会う、ジョーと弟ジェレミーの場面は圧巻。ジョーの成長も感じられ、読後感は良い。

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    2023年10月26日
  • だからダスティンは死んだ

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    隣同士の若い夫婦。越してきた夫婦は夕食に招かれ、その書斎でトロフィーを見る。招かれた版画家のヘンはそれはある殺人事件の現場から持ちされれたもので、そこの主人マシューが犯人ではないかと思い始める。

    ヘンは逡巡ののち警察に通報するが、過去に躁鬱病をわずらったこともあり、相手にしてもらえない。独自にマシューを尾行すると・・

    マシュー、その妻マイラ、ヘン、その夫ロイド、この4人の心の内が描かれる。事件が進むにつれそれぞれ夫、妻に対する感情が変化してゆくのがなんだか悲しい。

    最後に2つのへえー。マシューの弟と、ヘンが何故過去の殺人事件を覚えていたのかも明かされる。結果として何とか均衡を保っていたも

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    2023年10月14日
  • 償いの雪が降る

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    大学生のジョーが、末期癌患者カールの冤罪を晴らすべく、事件の真相に迫る。前半は、ジョーの複雑な家庭環境やカールの半生が語られる。後半は、緊迫感に満ちた、犯人との格闘が綴られる。ハラハラする展開であるが、読後感は良い。自閉症の弟ジェレミーも愛らしい。

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    2023年10月06日
  • ケイトが恐れるすべて

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    導入はよかったのに、読み進むにつれて入れ替わり立ち替わり視点が変わり、同じ場面が何度も繰り返されるとさすがにまどろっこしく感じてしまった。
    別の視点から見たら実は…という手法は好きだけど、今作ではあまりうまく活かせていなかったように思う。ただ冗長なだけというか説明過多というか。ケイトともう一人くらいに絞ったほうがよかったのでは。
    ケイトはいつも最悪の事態を想像をしてはパニックを起こしそうになっている。それなのにホラーやサイコ作品が好きというのが不思議。

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    2023年09月06日
  • 償いの雪が降る

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    ミステリというよりもスリラー色が強い。謎解きあり、サスペンスあり、人間ドラマもきちんと盛り上がりと読者を楽しませてくれる。ただ、この手の小説はあちこちに溢れていて展開が読めてしまうのが難点(こういうタイプの小説に意外性を求めるのはお門違いかもしれないが)である。ストーリーテリングはしっかりしており、佳作といったところだろうか。

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    2023年08月26日
  • 償いの雪が降る

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    む。なんか皆さんの評価が高い。むむ。自閉症の弟の面倒を見ながら学生をやっている主人公。課題で老人にインタビュー取材。老人ホームに行ってみる。職員に紹介された人物は、無職の罪で裁かれ、病気であと数ヶ月の命だった。まあ色々あって、この主人公が隣に住む好きな女性と協力してなんと、老人の無実を証明してしまう。。。。もーごめん。途中からなんかひいてしまって、「ありえんやろ」しか感情が浮かんでこず。ちょっとサクサク展開しすぎて、もうちょっと困難が途中にあれば面白かったかも。

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    2023年07月28日
  • ケイトが恐れるすべて

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    読みはじめて、、、あれ、なんかどこかで、、、と、思ったら、
    そして、ミランダを殺すの著者と同じ人だった。
    失敗したなぁ、、、、
    あの、なかなかミランダ殺さない本と同じ人かぁ、、、、と、思ったら、案の定進みの遅いミステリーでした。笑

    海外がこういうのが多いのかもかぁ?

    近隣情報をモリモリ盛ってもって、やっぱり犯人はこの人。みたいな。笑
    いや知ってたし、そうだよね。
    伏線のような伏線じゃないような。
    帯に、真相が明かされた瞬間驚愕で震える!

    って書いてあったけど、これは誇大広告で訴えられるわ。

    淡々と始まって、だよねーで、終わった。

    ただ、一つ言えるのは。
    こんな淡々と始まって終わるのに

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    2023年07月03日
  • アリスが語らないことは

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    過去と現在の二部構成で話が進み、ある場面でその2つの話の秘密が明らかになる。
    サスペンスということもあり、中盤以降の怒涛の展開にとてもハラハラさせられた。原題は「All the beautiful lies(すべての美しい嘘)」ということを解説で知ったのだが、結末を知った上で改めて邦題の意味を考えると、粋な翻訳だと感じた。

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    2023年06月20日
  • だからダスティンは死んだ

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    CL 2023.5.30-2023.6.1
    相変わらずの気持ち悪さ。
    どの登場人物も何かしら抱えていて信頼できないところがあり、どんどん不穏になっていくのが面白い。

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    2023年06月01日
  • だからダスティンは死んだ

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    ネタバレ

    ミステリかと思って読み始めたらサスペンスだった。
    隣人が犯人か…?という話が続くのかと思いきや、犯人はそいつだと早々にわかり、そこからさらにいろんな視点で話が広がっていく。

    序盤の緊迫感などは好きだったけど、途中からはちょっとトンデモ感があるかなぁと。
    この手の真相はあんまり驚きもないしちょっと古い感じもするし…
    あとこれは現代の話なんだよね?監視カメラとかないの?いくらなんでも警察が無能すぎる気がする…

    サクッと読めてアッという気持ちになりたいときにはいいかもしれない。

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    2023年05月29日
  • だからダスティンは死んだ

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    ネタバレ

    主人公ヘンのトラウマが最後に分かったけれど、それまでに殺人を防ぐ方法がありそうな気がした。マシューとリチャードの関係性にいつ気付くかがこの作品の鍵。なんとなくわかってしまったのが残念。

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    2023年04月10日
  • アリスが語らないことは

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    ネタバレ

    完全なネタバレ

    とてつもない衝撃とあったので期待して読んだ。
    確かに衝撃的ではあったけれど
    少々気持ち悪く、受け入れ難かった。

    イーディスの夫であり継父のジェイクxアリス
    ビルxアリス
    アリスx彼女と結婚したビルの息子ハリー
    ビルxグレイス

    この4組の年配のほうの性的嗜好の物語。
    ジェイクがジョンとしてビルの仕事を
    手伝っていたのには驚いた。
    そしてジェイクとアリスがそれぞれ
    同じような目的で結婚した事にも驚いた。

    ハリーにビルの遺伝子が受け継がれていませんように。

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    2023年02月18日
  • 償いの雪が降る

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    ジャケット、タイトルの素敵さから購入。
    面白かったです。
    アレン・エスケンスさんの日本デビュー作。
    主人公のジョーは、毒親、自閉症の弟をもち、大学の学費を払うにもなかなか払えないという苦境にある。
    それでも勤労しながら大学に通っている最中、レポートを書くため、老人介護施設で入所者にインタビューをすることになった。そこで出会ったのは、かつて少女を斬殺して有罪となった凶悪犯カール。
    さて、どうなるのかといった…

    非常に重たい出だしから始まるも、最後はとても印象的なラストを迎える。
    少しハッピーエンドすぎるんじゃないかなあ、という。

    それにしても
    『The Life We Bury』の邦題が『償

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    2023年01月18日
  • ケイトが恐れるすべて

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    ネタバレ

    主人公のわりにケイトがあまりストーリーの役に立ってないというか関係ないというかただそこにいただけというか。
    信用できない語り手ばかりでどういう展開になるのか気になって読み進めるも意外と普通で衝撃度は低め。
    中盤で大体の真相がわかって後半は答え合わせみたいな感じだけど、猫がいいアクセントになってたりケイトが病んでるせいだと思われた不可解な出来事が実はヘンリーの仕業だったりと退屈せずに最後まで読めた。

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    2022年10月20日
  • 過ちの雨が止む

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    ネタバレ

    前作『たとえ天が墜ちようとも』がマックスとボーディ、ベテラン同士の信念をかけたせめぎ合いだっただけに、ジョーの未熟さが際立った。
    完全無欠なヒーローじゃなく、ずるくて卑怯なところもある人間として描かれていて、それが魅力のひとつではあるのだけど、さすがに会ったこともない父親の遺産を躊躇なくもらおうとする姿にはがっかりしてしまった。
    一方ライラはというと、司法試験の勉強を最優先にするのが当然という態度に少しモヤッとしたが、やはり賢く良識があり、今回はジョーと別行動だったのが残念だった。また二人で事件を解決していくような話を読みたい。

    二転三転するストーリーで、最後まで飽きさせないのがすごい。ちょ

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    2022年10月05日
  • 過ちの雨が止む

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    ネタバレ

    CL 2022.7.13-2022.7.26
    「償いの雪が降る」の続編。
    深い余韻の残る前作に比べてけっこうドタバタ感がある。ジョーが考えなしに突っ走るのもさらに増えたような。ラストにはあちこち納得いくように決着がついたのでホッとする。
    ただ、ジョーがケガしたとき、もう少し治療してもいいんじゃないかな?
    あと、誰からも嫌われていたトークがDNA鑑定で父親だと証明さて、たとえ多額の遺産が転がり込むとしても、その遺伝子を受け継ぐことに多少でも葛藤してほしかった。

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    2022年07月26日
  • 氷の天使

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    好きなタイプの主人公ですが、お話はまあまあかな…
    悪くはないけど良くもない感じ…
    ページターナーではあったのですが…
    シリーズ3作目まで買ってあるので、少なくともそこまでは付き合います。主人公のその後が気になるので。

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    2022年07月10日
  • 償いの雪が降る

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    真っ直ぐなキャラはまずまずだが、単独行動でピンチってのが繰り返されるとストレスになる。あと、家焼けばDNA消滅ってところには疑問。
    次作はどうか?

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    2022年06月19日
  • ケイトが恐れるすべて

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    短編を積みあげながら最後は一気に。それでも登場人物や物語の流れを振り返ることなく読み進めることの出来る技量に感嘆。

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    2022年06月17日