務台夏子のレビュー一覧

  • 原野の館

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    このラストでは、おばさんと同じじゃないかと危惧。結構な活劇展開だった。原野というより荒野のイメージだが、原題のママが一番。実在したことにも驚くが、今や四つ星ホテルとは。
    一言。痛みは意識された?何ともな訳。

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    2022年05月25日
  • アリスが語らないことは

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    親が事故死し故郷に帰ってきた息子
    のハリーは、父の死が事故ではなく他殺の可能性があることを知る。
    ハリーはしばらく継母のアリスと二人で暮らすことに…だがアリスには秘密が…

    現在のハリー視点、過去のアリス視点が交互に展開

    何となくトリック自体は読めて少し当たったけどほぼ外れ…
    異常心理を淡々と描写していく「冷たさ」のある文章がやはりスワンソンさんの持ち味、少し肩透かしでしたが面白かった。

    なんとなく、少し前に読んでたクーンツに
    出てくる悪役や、サスペンスに出てくる母親達とキャラが重なる感覚があった。

    今のところ
    1位ミランダ
    2位アリス
    3位ケイト かな。

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    2023年09月03日
  • 愛おしい骨

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    二十年ぶりに帰郷したオーレンを迎えたのは、あの日から変わらぬ実家と森から帰らなかった弟の骨だった。玄関先に弟の骨が一つずつ返されていき、少年時代の事件が再度動き始める…

    街の人々のキャラクターや関係性は好きだが、いまいち没入感が掴めず読むのに時間がかかってしまった。詩的な部分もあり本として嫌いではないです。

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    2021年09月16日
  • そしてミランダを殺す

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    さっと読み進められるミステリー。殺人の動機や真犯人の性格描写が、共感はできないが、リアリティがなくはない。周囲の環境が異なれば、防ぐことができたのだろうか。ミステリーとして楽しむよりも、犯罪心理の難しさに感じ入った。

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    2024年08月17日
  • 原野の館

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    想像していた物語とは、全然違って、なんていうか、冒険物で、その様に読みすすめると、主人公の好奇心と、行動力には、脱帽だし、どーなるの?どーするの?と、ワクワクしたけど、返って怖い。自然って夜の原野なんて、もう怖過ぎるでしょ。

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    2021年07月08日
  • 原野の館

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    レベッカは面白かったなぁ~と思い手に取りました。が。なんだかお話が複雑というか、ヒロインの恐怖があまり伝わってこなくて途中で飽きてしまいました。そんな首突っ込まない方が良いのに…なんて事なかれ主義の日本人だから思うのかもしれないけど…

    イギリスの冬は寒そうだな~なんて思いながら読みました。

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    2021年05月12日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    星4つにしたデビュー作の感動を思い出し期待度高く読み始めたのだが。妻殺しの被告となった弁護士プルイットを間に挟んで、妻を交通事故で亡くした刑事マックスと、プルイットの弁護を担当することになったボーデイ(マックスとはいい友達)の対立と犯人探しが進む。冒頭から刑事マックスが主人公で進むのかと思いきや、途中からボーデイが第二の主人公として登場し、その後は二人が主人公となるのだが、これがあまり成功しているとは言い難い。どちらにも魅力的なパートナーやバディがいたりするし、もっとキャラクターを描き込めば物語の強度や魅力度もアップしたのでは。
    思わずメモしたくなるようなセリフや記述がなかったのもちょっと残念

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    2021年04月26日
  • 原野の館

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    こ、これは…、けっこう"活劇"じゃないか。『レベッカ』のような、不穏な心理サスペンスを期待して読み出したので、恋愛ありドンパチあり、でビックリ。こういうのも書くんだ…。

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    2021年03月29日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    デビュー作(償いの雪…)を先に読むか、こちらを読むのかで作者(作風)に対する印象が相当変わる。登場人物こそ重複しているものの、本作は本格的な法廷スリラーであり、検察官と弁護士双方が法廷戦術を次から次へと駆使する終盤の展開は正義と真実が相反する皮肉な結末と相まってTVドラマ(グッドワイフとか)さながら。ヒューマンドラマ色の強いデビュー作の好ましさに比べて☆ひとつ減。

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    2021年03月07日
  • レイチェル

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    すごく読みたくてとっておいた本を、いよいよ読み始める時の気分が好きだ。買ってもすぐにはよまず、その前にこっちの本から…などとわざと自分をじらしてみたりする。そうすると「その前」に読んでいる本を早く片付けなければならないようなおかしな心理状態になったりして、本一冊でなんとドラマチックなことよ。
    この本表紙がいまいち、電子書籍の方がかっこいいな。

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    2020年09月18日
  • クリスマスに少女は還る

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    そうとも、あの子は死んでいる。そうでなくてはおかしい。

    原題は「囮の子」。この邦題は素晴らしい。

    誘拐された女の子を、過去の類似事件から殺されることが予想されるクリスマスの日までに助け出せるかが主題になるが、手に汗握るタイムリミット・サスペンスではない。
    600ページを超す話だが、警察パートの大半は遅々として進まない捜査の描写にあてられる。それを読むことで、読者も半ば絶望しながらもすがるような思いで我が子を待つ親の気持ちになるのだ。

    最後に驚くべき真実が明かされるが、個人的には捜査に参加する法心理学者を巡る謎の結末の方に感動した。

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    2020年08月17日
  • 修道女の薔薇

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    読み終わってからだいぶ時間が経つが、コメントをする価値があるかどうか迷ったからだ。まず、筋を追うのが難しい。子供がなぜ誘拐されねばならなかったのか。市長公邸の庭になぜ死体が置かれていたのか、投資に絡む事件だとは思うが、はっきりとした理由が分からない。最後まで読んで、なんか損をした様な気分がした。こんな筋にしては長過ぎる。

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    2020年08月03日
  • 修道女の薔薇

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    すみません、、。超絶スリリングな小説の後に読んだため、落差がありすぎてほとんど乗れませんでした。文学チックな表現がちょくちょく出てくるところで途切れてしまったかも。この作家さん二作目、前回もそう思ったから合わないのかなあ。

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    2020年06月13日
  • 氷の天使

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    処女作なので、どの作家でもそんな気がするのだが、ストーリーと文章が硬いような。もっと話を整理出来たら、リーダビィリテイーが高くなるきがした。基本的なところは面白かったんだが、

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    2020年05月04日
  • 修道女の薔薇

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    キャロル・オコンネル『修道女の薔薇』創元推理文庫。

    マロリー・シリーズの最新作。『初期の名作を彷彿とさせる』と本作の紹介文に書いてあったが、全くそんなことは無かった。初期作品のような切れ味のあるストーリー展開は無く、マロリーの人物造形も今一つ。

    教会の神父から失踪した修道女を探して欲しいと依頼されたマロリーは数日後に修道女が殺害され、何体かの死体と共に市長官邸の正面階段下に置かれていたことを知る。さらに修道女の甥の盲目の少年も姿を消し……

    本体価格1,480円
    ★★★

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    2020年04月06日
  • いま見てはいけない デュ・モーリア傑作集

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    いま見てはいけない、というタイトルに惹かれて手に取りました。
    全体的に不穏な雰囲気の漂う短編集でした。旅先で出会う奇妙な人物、奇妙な出来事…ホラー?ミステリー?分類が難しいので奇妙な味のカテゴリに入れておこう。
    「いま見てはいけない」「真夜中になる前に」「ボーダーライン」の3編は、ラストにズドンと落とされる感じが良い。
    エルサレムを旅するご一行の群像劇「十字架の道」は表面上はうまくやっている面々が、水面下ではお互いを軽蔑しあっているというところがリアルで、イヤミス的な面白さもあった。
    ラストの「第六の力」はSFチックで他作品とはちょっと毛色が違う感じ。
    「いま見てはいけない」は「赤い影」という

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    2019年11月21日
  • そしてミランダを殺す

    nao

    購入済み

    うおぉーそうきたかー!!という最後です
    途中で出てくる人の悪意にやられて気持ち悪くなり、後味悪く終わるのかと思わせて…です
    決してスッキリメデタシメデタシではありませんが、溜飲は下がる感じですので頑張って最後まで読んでいただきたいと思います
    続きが見たいよー

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    2019年09月27日
  • レイチェル

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    普段あんまり翻訳ものは読まないんですが、久々に読んだら結構楽しかったです。結局レイチェルはかなりグレーっぽいところでその真相がはっきりとは書かかれなかったのがまた秀逸だなーと。なんともいえない素敵な読後感。
    ただまあ、同じ男性としてフィリップの「好きな人に対して暴走してしまう行為」が(あそこまでではないにせよ)自分の過去の行いにもそれなりに思い当たりことがないでもないので、なんともこう、「愚かしい」と笑うに笑えないものが。みんなそういう愚挙を経て大人になっていくんだよ、きっと。恋愛経験のない童貞青年と魔性感漂う妙齢未亡人じゃあなあ。

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    2019年06月17日
  • 償いの雪が降る

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    魅力的な大学生と老人 - アレン・エスケンス「償いの雪が降る」 ★★★☆☆

    登場人物たちが皆魅力的です。カールは大学生らしくハツラツとしていて好感が持てるし、隣人のライラを口説こうとする様はリアリティがあります。
    暗号解読に協力した、自閉症の弟ジェレミーもいいやつかもしれない。
    なお、日本人には暗号を解くことは不可能だということをご了承ください。
    ミステリーとしては驚きが少なかったのですが、本題以外のストーリーの入れ込みも匠です。

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    2023年10月27日
  • ゴーストライター

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    キャロル・オコンネル『ゴーストライター 』創元推理文庫。

    シリーズ第11作。竹書房文庫から第1作の『マロリーの神託』が刊行されたのは今から25年前の1994年のこと。出版社が創元推理文庫に変わってからも長らく続く人気シリーズである。

    可もなく不可もなく。まあまあだろうか。

    劇場で起きた連続不審死事件をマロリーとライカが捜査する。勝手に脚本を変える謎のゴーストライターからマロリーへの挑戦状……

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    2019年03月21日