務台夏子のレビュー一覧

  • クリスマスに少女は還る

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    そうとも、あの子は死んでいる。そうでなくてはおかしい。

    原題は「囮の子」。この邦題は素晴らしい。

    誘拐された女の子を、過去の類似事件から殺されることが予想されるクリスマスの日までに助け出せるかが主題になるが、手に汗握るタイムリミット・サスペンスではない。
    600ページを超す話だが、警察パートの大半は遅々として進まない捜査の描写にあてられる。それを読むことで、読者も半ば絶望しながらもすがるような思いで我が子を待つ親の気持ちになるのだ。

    最後に驚くべき真実が明かされるが、個人的には捜査に参加する法心理学者を巡る謎の結末の方に感動した。

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    2020年08月17日
  • 修道女の薔薇

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    読み終わってからだいぶ時間が経つが、コメントをする価値があるかどうか迷ったからだ。まず、筋を追うのが難しい。子供がなぜ誘拐されねばならなかったのか。市長公邸の庭になぜ死体が置かれていたのか、投資に絡む事件だとは思うが、はっきりとした理由が分からない。最後まで読んで、なんか損をした様な気分がした。こんな筋にしては長過ぎる。

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    2020年08月03日
  • 修道女の薔薇

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    すみません、、。超絶スリリングな小説の後に読んだため、落差がありすぎてほとんど乗れませんでした。文学チックな表現がちょくちょく出てくるところで途切れてしまったかも。この作家さん二作目、前回もそう思ったから合わないのかなあ。

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    2020年06月13日
  • 氷の天使

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    処女作なので、どの作家でもそんな気がするのだが、ストーリーと文章が硬いような。もっと話を整理出来たら、リーダビィリテイーが高くなるきがした。基本的なところは面白かったんだが、

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    2020年05月04日
  • 修道女の薔薇

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    キャロル・オコンネル『修道女の薔薇』創元推理文庫。

    マロリー・シリーズの最新作。『初期の名作を彷彿とさせる』と本作の紹介文に書いてあったが、全くそんなことは無かった。初期作品のような切れ味のあるストーリー展開は無く、マロリーの人物造形も今一つ。

    教会の神父から失踪した修道女を探して欲しいと依頼されたマロリーは数日後に修道女が殺害され、何体かの死体と共に市長官邸の正面階段下に置かれていたことを知る。さらに修道女の甥の盲目の少年も姿を消し……

    本体価格1,480円
    ★★★

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    2020年04月06日
  • いま見てはいけない デュ・モーリア傑作集

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    いま見てはいけない、というタイトルに惹かれて手に取りました。
    全体的に不穏な雰囲気の漂う短編集でした。旅先で出会う奇妙な人物、奇妙な出来事…ホラー?ミステリー?分類が難しいので奇妙な味のカテゴリに入れておこう。
    「いま見てはいけない」「真夜中になる前に」「ボーダーライン」の3編は、ラストにズドンと落とされる感じが良い。
    エルサレムを旅するご一行の群像劇「十字架の道」は表面上はうまくやっている面々が、水面下ではお互いを軽蔑しあっているというところがリアルで、イヤミス的な面白さもあった。
    ラストの「第六の力」はSFチックで他作品とはちょっと毛色が違う感じ。
    「いま見てはいけない」は「赤い影」というタイトルで映画化されているらしい。他にも映画化されている作品がいくつかあるようです。次は「鳥」を読んでみようかな。

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    2019年11月21日
  • そしてミランダを殺す

    nao

    購入済み

    うおぉーそうきたかー!!という最後です
    途中で出てくる人の悪意にやられて気持ち悪くなり、後味悪く終わるのかと思わせて…です
    決してスッキリメデタシメデタシではありませんが、溜飲は下がる感じですので頑張って最後まで読んでいただきたいと思います
    続きが見たいよー

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    2019年09月27日
  • レイチェル

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    普段あんまり翻訳ものは読まないんですが、久々に読んだら結構楽しかったです。結局レイチェルはかなりグレーっぽいところでその真相がはっきりとは書かかれなかったのがまた秀逸だなーと。なんともいえない素敵な読後感。
    ただまあ、同じ男性としてフィリップの「好きな人に対して暴走してしまう行為」が(あそこまでではないにせよ)自分の過去の行いにもそれなりに思い当たりことがないでもないので、なんともこう、「愚かしい」と笑うに笑えないものが。みんなそういう愚挙を経て大人になっていくんだよ、きっと。恋愛経験のない童貞青年と魔性感漂う妙齢未亡人じゃあなあ。

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    2019年06月17日
  • 償いの雪が降る

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    魅力的な大学生と老人 - アレン・エスケンス「償いの雪が降る」 ★★★☆☆

    登場人物たちが皆魅力的です。カールは大学生らしくハツラツとしていて好感が持てるし、隣人のライラを口説こうとする様はリアリティがあります。
    暗号解読に協力した、自閉症の弟ジェレミーもいいやつかもしれない。
    なお、日本人には暗号を解くことは不可能だということをご了承ください。
    ミステリーとしては驚きが少なかったのですが、本題以外のストーリーの入れ込みも匠です。

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    2023年10月27日
  • ゴーストライター

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    キャロル・オコンネル『ゴーストライター 』創元推理文庫。

    シリーズ第11作。竹書房文庫から第1作の『マロリーの神託』が刊行されたのは今から25年前の1994年のこと。出版社が創元推理文庫に変わってからも長らく続く人気シリーズである。

    可もなく不可もなく。まあまあだろうか。

    劇場で起きた連続不審死事件をマロリーとライカが捜査する。勝手に脚本を変える謎のゴーストライターからマロリーへの挑戦状……

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    2019年03月21日
  • 天使の帰郷

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    キャシー・マロリーシリーズやっと4弾まできた。
    マロリーがなぜマロリーなのかがわかる一作。

    しつこく書くと当シリーズはマロリーが嫌いだと読めない。
    わたしは許容範囲内。

    だんだん人間らしくなるなどという甘い期待はもたないほうがいい。
    そういうことを期待しないさせないのが著者との暗黙の了解じゃないかと思う。

    キャラが練れて独り立ちしだしている。

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    2018年11月21日
  • 生贄の木

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    物騒なタイトルで気が引けるが、警察ものやハードボイルドはこうなる。
    舞台はニューヨークはセントラルパーク。
    その公園の森の中で事件が起こる。宙吊り人間袋詰めが三つ発見される(うわ!)
    おまけに幼女誘拐も加わって・・・。

    セントラルパークはもちろん新宿御苑より広いんでしょうね。
    森がやたらと広く、木々がうっそうとしている描写があり、
    いかにもおぞましいことが起こりそうな・・・
    さすがにニューヨーク!って、知らないんだけど。

    そこに登場して活躍するのはキャシー・マロリー=ニューヨーク市警ソーホー署巡査部長。
    知らんかったけれど、これシリーズもので10作目、4半世紀も続いているとか。
    このヒロインの波乱にとんだ出自やとっぴな性格がシリーズが進むにしたがってだんだんわかる仕掛け。

    こういう時、シリーズの最初の本から読みたくなるのがわたしだけど、解説にこのシリーズに限ってどこから読んでもいいとあったので、まいいか。

    クリスティのような清張のような古典に親しんでいる者にとって、場面の展開の目まぐるしさ、仕掛けの複雑さに慣れるまでが、ちょっと読みづらいけどね。

    魔術的文章に魅せられてっていうのとは(サラ・ウォ-ターズ『半身』がそうだけど)また違う。

    猟奇的事件の陰に「いじめ」や「家庭崩壊」「組織」「賄賂」「政治家」・・・
    など、どこにでもありそうなことをさらりと盛り込んで、読ませる。

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    2018年10月13日
  • ルート66 上

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    う~ん、なんだか情景が湧かない。翻訳のせいなのかこちらの想像力の問題なのかわからないけれども、何度も戻らないと内容が頭に入らず、なかなか読み進まない。 でも最後まで読む。 ルート66、是非行ってみたいねぇ。

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    2018年06月08日
  • 人形 デュ・モーリア傑作集

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    著者の意地悪い(シニカルな)視線の意識される作品群。濃淡さまざまに不穏の陰影で巧みに彩どられ、暗くぬかるんだ物語世界に浸ることができる。最もこの意地悪さは著者の人間(人間関係)への洞察力を示す(反映させた)ものである。
     牧師ホラウェイを主人公にした二篇『いざ、父なる神に』『天使ら、大天使らとともに』は要職に就く人間の欺瞞にみちたふるまいが的確に描き出されている好篇。ブラックユーモアの味わいの『性格の不一致』、語り口の亀裂から性格の歪(邪悪)が覗く『笠貝』(既読)、表題作『人形』は構成など大仰だけれどこれも好みの作。

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    2018年02月04日
  • 人形 デュ・モーリア傑作集

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    勝手にもっと時代がかった古い内容なのかと思っていたので(「レベッカ」「鳥」の原作者だから?)、なかなかに現代っぽい内容で面白かった。

    人の関係が破たんしていく様がなんともリアル。「ウィークエンド」「そして手紙は冷たくなった」とかヒェー分かる分かるって感じ。

    そして「笠貝」。
    いる。こういう人間。
    本人の一人称語りってところが上手いし怖い。

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    2017年10月15日
  • ウィンター家の少女

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    ネタバレ

    大邸宅で起こった大量殺人、そして行方不明になってしまった少女。
    残された幼い兄妹。
    長い年月の後に戻ってきた老女。
    そこにからんでくるアイスピックでの連続殺人。

    舞台設定も良いし、
    登場人物がみんな怪しく見えるところや、
    家から連れ出された少女と残された兄妹のそれぞれの誤解の過酷さも心を打つ。

    マロリーを見守るポーカーメンバーも良いんだけど、
    どうしてもマロリーの冷徹なキャラクターが受け入れられないのか、
    面白く感じられない。

    それにしても気になるのは、マロリーとチャールズの今後。
    正確に言えば、チャールズの今後だ。
    彼は変わってしまったのだろうか。

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    2017年03月16日
  • 人形 デュ・モーリア傑作集

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    ネタバレ

    ・ダフネ・デュ・モーリア「人形 デュ・モーリア傑作集」(創元推理文庫)の カバーには「幻の初期短篇傑作集」とある。「本書は近年になって発見された『人形』を含む14編を収めた初期短編集である。」(石井千湖「解説」327 頁)「人形」以外は知られた作品なのであらうか。基本的にはおもしろい作品集である。巻頭の「東風」はそんな中では例外であらう。ある時、人知れぬ島に異人がやつてきて島に波乱をもたらす。ありふれた物語である。しかも、物語は予想通りに進む。島の女と異人の一人ができてしまつて悲劇が起きる、正にこの通 りである。これを破綻のない物語とも言へようが、しかしまた、おもしろみに欠ける物語とも言へる。習作的な作品なのであらうか。巻頭がかういふ作品であるのは意外であつた。
    ・表題作「人形」、これにはレベッカといふ若き女性が出てくる。ヒロインであらう。物語はそのレベッカに恋をした男性の、海岸の岩にはさまれて残されてゐた手記の断片からできてゐる。かういふ後日発見された手記を使ふのはラブクラフト一派のよく使ふ手である。この「人形」はそんなに手が込んでゐない。手記は、書き手とレベッカのなれそめから破局までを語るだけである。書き手が、言はばレベッカに一目惚れしてその家にも通ふやうになり、当然、関係を迫ること になるが、レベッカがそれを拒む。その理由が明かされて書き手は……海にでも飛び込んだのであらうかと想像させる手記の発見場所である。このレベッカは長 編「レベッカ」とは関係ないが、タイトルの「人形」のグロテスクさは印象的である。個人的には、おもしろくはあるがやはり今一つ物足りないといふ感じ、習作であるのならば納得できるといふところ、後の長編の萌芽であるのかどうか。たぶん違ふであらう。作者がそのヒロインの名が気に入つてゐたのかもしれないとは思ふ。これに対して「いざ、父なる神に」と「天使ら、大天使らとともに」は宗教者への皮肉の効いた物語である。「アッパー・チェシャム・ストリート、 聖スウィジン教会の牧師、ジェイムズ・ホラウェイ師は云々」と始まるこの2作、牧師の日常が描かれる。それもとびきりの俗物としてである。それゆゑに上流階級とのつきあひが多く、教会での地位も確立してゐる。「いざ」では、そんな中の1人の相談事、妊娠させてしまつた女と別れるのに力を貸す。「天使」で は、下層民を友とする若き副牧師を追放する。どちらも俗物感たつぷりに描く。当時はこんな牧師が多かつたのかどうか。たぶん現代もさう違はないと思ふが、 作者は教会の在り方が気にくはなかつたのであらう。類型的かもしれないがおもしろくはある。巻末の「笠貝」も若き女性が主人公、ヒロインである。このタイトルの貝は、岩盤に密着して離れないで生活を送るカサガイのことであらうか。「笠貝」は、ディリーの語る子供時代から四十近くの現在までの物語である。言ふならば、私、子供の頃から損ばかりしてきたのよといふことである。最後にかうある、「なぜわたしはこんなに不運で、こんなに不幸なんでしょう?(原文改 行)わたしのしていることってなんなんでしょう?」(326頁)尽くしても最後は捨てられるといふのである。そんなグチである。カサガイからすると、実は彼女が相手に執着してしがみついてをり、それゆゑに捨てられたといふことではないのか。多分そうなのであらう。これも皮肉である。結局、初期の作者の関心は主人公とその相手のすれ違ひ、あるいはかみ合はなさといふことにあつたのかもしれない。その意味で、「性格に不一致」なる短篇があるのはおもしろい。正にかみ合はない2人の物語であつた。

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    2017年02月25日
  • 人形 デュ・モーリア傑作集

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    デュモーリアの名にアンテナが反応するようになった自分が面白い。

    『レベッカ』も『レイチェル』も、自分の中にストーリーが澱んで残っている良作。
    それに比べると、短編集であるからか、初期であるからか、ややパンチは薄めに感じる。

    「いざ、父なる神に」「天使ら、大天使らとともに」のジェイムズ・ホラウェイ牧師が秀逸。
    自分自身の教えの素晴らしさに、自分自身が酔いしれてゆき、結果、醜悪な結末をもたらしていることにさえ気付かない。
    彼がそうした罰を受けるのではなく、延々と勘違いの道を歩ませてゆくことの滑稽さ。

    「幸福の谷」のヒロインを突き落とすような白昼夢感も、すごい。
    夢から現実へ、現実から夢へ。
    不思議の国のアリスさながら、見てはいけない世界の陰影を描く訳が上手いなぁ。

    男女の行き違いについては、上質な昼ドラって言ったら、きっと怒られるんだろうな。。。

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    2017年01月29日
  • いま見てはいけない デュ・モーリア傑作集

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    ネタバレ

    短編集。冒頭では「普通」だった主人公が徐々に常軌を逸していく……というパターンが多かったような。設定としてはものすごいことが起きそうなのに、予想していたほどのことは起こらずに、終わってしまう(短編ですからね)。くるぞ、くるぞ、くるぞ……こーなーいー(もしくは「そこまでかー」)という感じで。でもこれがクセになりそうです。「第六の力」は長編で読んでみたいですね。

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    2016年05月02日
  • ウィンター家の少女

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    「氷の天使」マロリーは、「ミレニアム」のリスベットと並んで好きなヒロイン。オコンネルのクセのある作風も好み、ではあるんだけど…。うーん、これはどうかなあ。

    ちょっと思わせぶりが過ぎるというか、展開がもどかしくてイライラしてしまった。終盤の迫力はさすがだとは思うが、どうもスッキリしないものが残る。マロリーの「神通力」の描き方もちとオーバーでは?

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    2016年04月25日