中山七里のレビュー一覧
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ネタバレウイグル自治区出身の留学生カーリさんがリンチを受けたような死体で発見。
「県警のアマゾネス」の異名を持つ高頭冴子さまと部下の郡山さんは事件に中国公安部が絡んでいるっぽいと気づきますが、冴子さまに助けを求めていたカーリさんの職場のレイハンさんも拉致られちゃう。
レイハンさんを助けに、いざ中国へ!な、お話。
冴子さまが...あぁ...おいたわしや...
結構内容キツいです〜((((;゚Д゚)))))))
郡山さんがいなかったら...あぁ...
前作のようなエンタメスッキリ感はありませんでした。
次作があれば、もっと冴子さまの凛々しいお姿をお願いしたい所存でございます(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎) -
Posted by ブクログ
ネタバレ放射能被曝で地上で暮らせなくなった人々が地下の廃駅で生活しているという驚きの設定。
調べてみると、福井県の高速増殖炉「もんじゅ」が、過去にナトリウム漏洩事故を起こしてた。
現実では大きな人的被害はなかったらしいが…。
物語内の事故とは異なると思うけど、この事故から着想を得たのかな。
国の施策によって被害を受けたのに、事実の隠蔽のために、何の補償もせず被害そのものをなかったことにする。
今の時代はSNSがあるから被害そのものを隠すことはできないと思うが、国は事故と被害の因果関係を認めようとはしない。
「国がやることは正しく、間違いがあってはならない」という前提があるため、国の責任を認めることになる補償はしない、というよりできない。
私自身も公務員のため、上記理屈は身に染みている。
国に責任があるように見えても簡単には認められないから、色んなところで裁判が起こる。お互い疲弊するだけなのに…。
「国は国民のためではなく国益のために働いている」といった内容の台詞があり、まさにその通りだなと思ってしまう。国益のためなら多少の
犠牲には目を背けてしまう(多少かはわからないが)。公務員の存在価値とは何だろうかと悩んでしまう。
本作品は国に存在を認められない被害者"エクスプローラー"たちが受ける理不尽さに重きを置いていると思う。
殺人事件の犯人や動機もあっさりしており、結末も短い。多少公安に対しての溜飲は下がる結果ではあるが、中山七里さんにしてはどんでん返しが軽い作品だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレやはり中山七里さんの作品は面白い。戦時が起きると儲けが出る仕組みに目を背けてはいけませんね。製薬会社ってある意味なんでもできてしまうようで、、、怖いです。
自分は刑事ではないけど、槇畑刑事の言葉が刺さりました。
「貴様になら救えたかも知れないのに。貴様にしか救えなかったかも知れないのに。貴様はただ怯えて遠くから眺めていただけではないか。我が身可愛さゆえに。果たすべき責任の重さゆえに。失くしたものは戻らない。やり直すこともできはしない。しかし、同じ過ちを繰り返さないことはできるはずだ。そして、あの日喪失した貴様の正義を取り戻すことも。これが最後のチャンスだ。今一度、立ち上がれ。いや。何度でも立ち上がれ。」 -
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ネタバレタイトルが何かを示唆しているのか
どんでん返しなら最後の詰めの部分は
登場していても、たいした役割がない人物が怪しい
真相は二段構え
あやしいひとの種まきとノーマークの人物の刈り取り
動機はねぇ。。。やったあとにそんなになるなら
そこまで遠くを見ることができるなら、やるなよ
なんとか今をしのいで、他の方法考える時間あったでしょ
子どもたちはねぇ、受けとめ難い現実を必死に
先天か後天か綺麗な優しい世界で必死に受け止めて
もしもリアルな子供たちがこういう行動をしめしたら
それは素敵なことだし、しめさなくてもそういうもんだという創作物 -
Posted by ブクログ
新人作家さんが、その後売れっ子作家となるのにはどうしたらいいのか?中山七里さん、知念実希人さん、葉真中顕さんが、自らの経験を踏まえて指南してくれるエッセイ集です。
この3人の作家さんは何冊か読んでいるので、スゴく興味深く楽しく読み切ることができました。佐藤青南さんの4コマ漫画やイラストもよかったですね!作家さんの苦労がよくよくわかります。
私は作家を目指しているわけではもちろんないのですが、それでも、この3人の作家さんが新たにブレイクする作家さんに期待する熱気のようなものを感じます。新人作家さんがこの作品を読んで、いい作品を世に送り出す…そんな作品を沢山読めたらいいなって思います。もちろん、今回レクチャーしてくれた中山七里さん、知念実希人さん、葉真中顕さんの作品もこれからも沢山読みたいなって思ってます。 -
Posted by ブクログ
高頭冴子は同期で千葉県警本部生活安全総務課に所属する山野美香から、この半年で中国人留学生や就労者の行方不明届が頻発しているという話を聞く。彼らが皆、東トルキスタンのウイグル自治区出身者であることを不審に思っていた矢先、ついに同じウイグル出身者であるヤシンジャン・カーリの遺体が見つかったことで、冴子が所属する捜査一課も犯人逮捕に向けて本格的に動くことになる。そして、話を聞いたカーリの恋人であるというグゼルはなんと、「カーリを殺したのは中国政府かもしれません」と証言する。
『逃亡刑事』に続く、高頭冴子シリーズ第2弾。国を超えて、そして公安でありながら殺人を犯してまでもウイグル人迫害をすすめる恐ろしさ。冴子や日本の警察を頼ってきたウイグル人女性を拉致して犯行後に中国に飛んだことで、冴子も部下の郡山だけを連れて中国へと渡ることになるが、途中で拉致され、拷問を受けることになってしまう冴子。ここでの描写がもう、読んでいて辛すぎる。特に冴子や人質として連れ去られた人物が女性であるがゆえのやり口には生理的嫌悪がものすごく、読むのを途中でやめたくなってしまうほど。これになんとか耐えた冴子の超人ぶりはまぁ、小説だからこそで、実際にはこんなのありえないでしょう。初期の頃に精神崩壊するよ、きっと。