げみのレビュー一覧

  • 私のめんどくさい幽霊さん(一二三文庫)

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    ネタバレ

    個人的には、まじで控えめに言って神すぎる、何回も読みたいと思いました。
    男性が関西人でめちゃくちゃボケて、主人公に無視されるところも凄く好きです。

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    2024年08月02日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    芥川龍之介文学忌、河童忌

    1919年「私が出逢った事」から改題
    横須賀線での出来事
    あーまた読んでしまった
    田舎娘は、これから東京へ働きに行くのだろう
    2等列車に乗り込んだ田舎娘
    娘の切符は三等切符
    その音、身なりに作者の表現は手厳しい
    しかし、疲労と倦怠のどんよりとした陰を娘の投げた鮮やかなみかんの色が消し去っていく

    そして、今まで活字で読んでいた「蜜柑」を乙女の本棚で読んで びっくりした
    長い間、この列車をボックスシートでイメージしていたのでした
    ロングシート!
    車両の表現を探してみたら、そうです
    ロングシートでした
    頭の後ろに窓があったり
    娘が隣に来たり反対に行ったり
    思い込みで読ん

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    2024年07月24日
  • トロイメライ

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    心がほっこりとするような絵と、物語に引き込まれました。
    どんな関係でも通じ合うことが出来るのは素晴らしいことですね!

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    2024年06月02日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    乙女の本棚シリーズの中でも何度も読み返してしまう1冊。人々は妄想しながら生きている。会社や学校を爆破したい人に。

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    2024年05月22日
  • トロイメライ

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    春にひまわりが咲く、ロボットと共存して生きていく…
    本当に起こってしまいそうで怖いなぁ
    戦争も良くないしいろいろ考えさせられる
    挿絵も綺麗で短編集ということもあり読みやすい
    「桜の木の下で」「秋の祭り」 はほっこりする!

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    2024年05月12日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    青空文庫で初めて読んだときから好きな作品です。乙女の本棚シリーズのこの本は美しい挿絵もあり、絵本のように楽しめました。
    檸檬の瑞々しさ、ひんやりとした温度、爽やかな香りなどが想像できます。
    スーパーで檸檬を見たら、本作品を思い出します。オチも衝撃的です。

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    2024年04月29日
  • 隣の席の佐藤さん【分冊版】(ポルカコミックス)1

    購入済み

    等身大の女の子

    このようなコミックのヒロインと言えば「才色兼備の高嶺の花」というのが定番であるが、この作品はそれとは正反対の地味でどちらかといえばトロい 等身大の女の子をヒロインに持ってきている。主人公とその彼女の関わりが徐々に深まっている過程を丁寧に描き出している。足が地についた良作である。

    0
    2024年04月03日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    乙女の本棚3連発、3つ目。
    檸檬、蜜柑、と続きました。たまたまです。
    イラストレーターさんが檸檬と蜜柑、一緒なのは敢えてですよね、きっと。

    鮮明さは手前で読んだ檸檬のほうがビビッドなんですが、夕暮れどきの汽車、煤、蜜柑、の色の移り変わりと、主人公の世の中を胡乱でダウナーなところから、少女の勝手な行動に気持ちが落ちきって、そこから蜜柑と少女の光景に心が彩られる移り変わりが凄く伝わってきました。

    芥川龍之介、好きなんです。
    この作品、知らないと思ってたんですが読んでいる途中で思い出しました。
    あ、この作品、芥川龍之介だったのか、やっぱり私、好きだ、芥川、って乙女のように自分の気持ちを再確認でき

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    2024年03月24日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    ネタバレ

    絵本の醍醐味を堪能した!舞台情景が鮮明に(リアル)に脳内に飛び込んできた。汽車の二等席は自分しかいない。動き出す直前、みすぼらしい13,14歳の娘が入ってきた。不快に思う主人公。気を紛らわすために新聞を読むが、退屈な人生を感じる。ウトウトしたが娘は自分の席の横に移動し、窓を開けようとする。そして石炭の真っ黒い煙が入ってきた。咳き込む、怒りが。娘は蜜柑を汽車の外へ。見送りのため懸命に手を振っていた弟達だろうか。この娘はこれから奉公に行くのか。娘を見る目が一気に変わる。個々の人生模様、強く生きなくては。⑤↑

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    2024年02月10日
  • 隣の席の佐藤さん(一二三文庫)1

    購入済み

    高校生の初々しさ爆発

    50年前の風景が頭をよぎりました。今の高校生も時代は変わっても本質は変わっていないなって。
    青春っていいものですね。そんな気にさせる今まで読んだことのない新しさを感じる小説でした。

    #癒やされる #胸キュン #切ない

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    2024年01月13日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    綺麗なイラストが、梶井基次郎先生の文体、作品の世界観に合っていて、何度も何度も読み返していた。
    今回ので3、4回目くらいだろうか。
    何かにつまづいたりしたら、檸檬の奇っ怪な爆弾を弾けさせるのが丁度いい

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    2023年12月28日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    これはいいぞ!
    今のところシリーズベストかと

    はい、12おネエは芥川龍之介&げみさんの『蜜柑』です
    郷愁をそそる古いフイルム映画のようなげみさんの蜜柑の舞うイラストが良すぎです

    この一枚を見るためだけに手に取っても良いですね

    そして龍ちゃんの文章からは存分に日本語の美しさを感じることが出来ました!
    まぁ半分はそんな分かったようなこと言いたかったのと半分は身贔屓と半分は心からそう思ったのです


    ん?

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    2023年10月27日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    「愛菜の本棚」を読んで気になっていた森鴎外の高瀬舟。読みやすそうなこちらを読ませて頂きました。
    安楽死や貧富の差にいろいろと考えさせられる物語でした。

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    2023年09月23日
  • 鎌倉香房メモリーズ

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    一巻だけでも十分面白いけど、この本は一巻読んだからには五巻まで読んで欲しい。読み進める程どんどん面白くなっていく作品です。出会えて良かった、、!

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    2023年08月29日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ♪
    森鴎外さん×げみさん

    以前に芦田愛菜ちゃんの「まなの本棚」を読んで、そこで紹介されてた作品で1番気になってたのが、この「高瀬舟」でした。
    それなのに、なかなか文学作品には手が伸びず、、(・・;)
    だけどこのシリーズなら、なぜだか手に取れてしまう〜\♡︎/

    森鴎外さん初めて読みました。
    色々考えさせられる内容だったけど、いい作品だったな〜。

    "足るを知る"という事。
    そして"安楽死"についても。

    高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟。
    その昔、罪人をこの高瀬舟に乗せて島流しにする習わしがあった。
    その道中?、罪人の話を聞いた護送

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    2023年08月18日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    げみさんの優しさを感じさせるイラストが文章や雰囲気と合っていて読みやすかった。
    ただ単に「この人は悪者」と決めつけてはいけないですね。その人の全てを知っている人のみこそ本当の事を語れるのかなと。こういう事は昔はたくさんあったんだと思うと心が傷みますね。

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    2023年08月13日
  • 夜の隙間に積もる雨

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     げみさんの作品集第2弾!こちらも書き下ろしのオリジナル多数収録されていますが、今まで読んできた作品のイラストも収録されているのがいいですよね♪先にあげた、村山早紀さんの三部作から、「春の旅人」に「ドロップロップ」って作品があったんですけどこのイラストがこちらでも見られたのですごく嬉しくなりました!本当ドロップが宝石のようにキラキラ☆彡それから、乙女の本棚シリーズのイラストも収録されてました!

     それと、進学塾のイラストや国語の教科書のイラストも手掛けてるんですね。ホント、何でもあり!でもどの作品もあたたかみがあって、ほっとするような作品ばかり…ちょっと日常の生活で疲れを感じた時に、パラパラ

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    2023年07月30日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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     乙女の本棚シリーズから、梶井基次郎さんとげみさんのコラボ作品の「檸檬」です。まずは、いつものように表紙から…なんとも懐かしいようなぬくもりを感じるような、それでいて檸檬の色彩がはっきりしていて、思わずわくわくしてしまいます(^-^)

     肺病を患い、借金もあり友人宅を転々としている主人公の青年…。町を歩きふと手にした檸檬…檸檬によって一時的に鬱々としていた気持ちが晴れたため、丸善に立ち寄ったのだが、またしても心が沈んでいく…。そこで先ほど手に入れた檸檬の存在を思い出す…。

     檸檬爆弾か…手榴弾って檸檬のサイズくらいなのかも!何気にそんなことを感じました。青年の抱える孤独感、疎外感などのマイ

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    2023年07月14日
  • トロイメライ

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    こちらも村山早紀さんとげみさんのコラボ作品です。村山早紀さんの描くストーリーに、げみさんの挿画、もうホントすごくいいんです♪

    「トロイメライ」:向日葵が春に咲く近未来、ロボットが人間とともに日々の生活を送るようになっていた…。ある日突然勃発した戦争に、人間とロボットが駆り出されることになったとき、残させた家族は…。
    「桜の木の下で」:15歳のゆりちゃんと同じ年の猫との心温まるお話。
    「秋の祭り」:捨てられたお雛様とお内裏様に魂が宿った…お雛様とお内裏様は何を思い、どんな行動をとるか…。

    一番心に残ったのは、表題の「トロイメライ」ですね…。近い未来、こんな世の中がくるのではないか…その時私な

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    2023年05月15日
  • 春の旅人(立東舎)

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    「約束の猫」の前に2冊、村山早紀さんとげみさんのコラボ作品が出ていたなんて!!これは読むしかないでしょう!ということで、手にしました。この作品も読むことで癒されました(^-^)

    「花ゲリラの夜」:主人公は里奈ちゃんという女の子、里奈ちゃんが慕うさゆりさんに花町中に花を咲かせるという「花ゲリラ」に誘われる…。
    「春の旅人」:桜が咲き乱れる閉園した夜の遊園地、そこで出会ったおじさんから不思議な亀の話を聴くことになる…。
    「ドロップロップ」:カラフルなドロップに込めた可愛いお話…。

    このシリーズ、本当に好きだなぁ(#^^#)。ストーリーもみんなよくって、そしてげみさんのあたたかな挿画との相性がバ

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    2023年05月15日