高瀬舟(乙女の本棚)
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高瀬舟(乙女の本棚)

1,980円 (税込)
990円 (税込) 12月18日まで

4pt

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人気シリーズ「乙女の本棚」第31弾は、文豪・森鷗外×イラストレーター・げみのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

次第に更けて行く朧夜に、沈黙の人二人を載せた高瀬舟は、黒い水の面をすべって行った。

罪人を乗せる高瀬舟の上。弟を殺した喜助の護送を命じられた庄兵衛は、その不思議な様子に興味を持ち、彼に話しかけた。

森鷗外の名作が、書籍の装画やCDジャケットなどで活躍し、本シリーズでは、室生犀星『詩集『抒情小曲集』より』、小川未明『月夜とめがね』、芥川龍之介『蜜柑』、梶井基次郎『檸檬』を担当するなど幅広い世代から支持を得ているイラストレーター・げみによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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高瀬舟(乙女の本棚) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    朧夜の高瀬川。罪人喜助と同心羽田庄兵衛の2人を乗せた舟での会話。足るを知った喜助の話から、庄兵衛が疑問を 感じたこと。そして、沈黙。

    静かな夜の出来事がそのまま伝わってくる感じがした、げみさんのイラストでした。

    『高瀬舟』からは、何を幸せに思うか、それによって生き方が変わっていくなと思いました。

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    げみさんの絵がとても美しくて溜息が出るばかり。この本は私の秘蔵版になりました。

    出版社がリットーミュージックと異色な存在なのだけど、この企画をよく思いついたよなと感心しました。この「乙女の本棚」シリーズはどれもこれも本当にステキ。

    0
    2024年12月04日

    Posted by ブクログ

    哀しい話。弟は兄を想い命が幾日もない自分が死ねば生活も楽になると自殺をはかり首を切るが死にきれず兄に最期をお願いする。兄は島流しとなるが凛とした佇まいが船渡しをする庄兵衛の心をとらえ生い立ちを知る。
    やるせない気持ちと矜持を持った男、2人を乗せた舟は淋しさがあふれている。

    絵によって情景が分かるし

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズ♪
    森鴎外さん×げみさん

    以前に芦田愛菜ちゃんの「まなの本棚」を読んで、そこで紹介されてた作品で1番気になってたのが、この「高瀬舟」でした。
    それなのに、なかなか文学作品には手が伸びず、、(・・;)
    だけどこのシリーズなら、なぜだか手に取れてしまう〜\♡︎/

    森鴎外さん初めて読

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    げみさんの優しさを感じさせるイラストが文章や雰囲気と合っていて読みやすかった。
    ただ単に「この人は悪者」と決めつけてはいけないですね。その人の全てを知っている人のみこそ本当の事を語れるのかなと。こういう事は昔はたくさんあったんだと思うと心が傷みますね。

    0
    2023年08月13日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズの一冊。
    これは内容と絵が合っている。乙女でなくとも読みやすい。
    このシリーズは、時々なんでこの絵なのかなと思うこともあって、立ち止まってしまうことがあるんだよな。それはそれで面白いのだけれどね。初老の本棚とかあればいいのかも。

    0
    2025年07月12日

    Posted by ブクログ

    いつか読みたいいつか読まねばと思っていた小説。
    読めてよかった。
    答えの出ない問い。
    喜助は優しい。

    0
    2024年07月03日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズ、げみさんのイラストと物語が絶妙にマッチしていて、イメージが膨らんだ。
    喜助がかなりイケメンに描かれていて♡
    それにしても…この状況だと喜助はやっぱり弟殺しの罪人になってしまうのか。
    安楽死、昔も今も難しいテーマです。

    0
    2024年02月10日

    Posted by ブクログ

    昨日1月19日は、森鷗外の誕生日。
    毎年、谷根千にある森鷗外記念館が、無料となります。
    友人を誘い、森鷗外旧居「観潮桜」跡地に建つ記念館へ。友人は、wikiでは、誕生日が2月17日になっているけど?と。まあ旧暦か新暦の違いでしょうとは思いつつ、受付のお姉さんに確認させていただく。
    鷗外自身が、誕生日

    0
    2024年01月20日

    Posted by ブクログ

    小学生のころ(多分)教科書で読んだ高瀬舟。
    比較的好印象で自分の中に残っていた作品だが、改めて読むと、月明かりの照る夜更けに舟の上で、自分の境遇を語る喜助とそれを聞く同心の心持ちが心地よい静けさを醸し出すなぁ、と思いました。
    その静けさをイラストがいい具合に冗長させてる素敵な絵本です。

    心地よい静

    0
    2024年01月08日

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