げみのレビュー一覧

  • 詩集『抒情小曲集』より(乙女の本棚)

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    げみさんが描くと、心なしか室生犀星もイケメン風味。イラストは、やはり素晴らしかったです。

    詩は作者の感情のままに紡がれた言葉。読み手も自由にその気持ちを受け取っていいと思うので、そのときの自分の感情で印象が変わると思います。

    室生犀星のこの詩集は、じっくり言葉をたどっていくのが、私にはぴったりでした。有名な「ふるさとは遠きにありて思ふもの····」ではじまる詩は、ふるさとがもう温かくは迎えてはくれない物悲しさが、書かれています。げみさんのイラストが、よく合っていました。

    私が好きだったのは、その六のあんずを詠んだ詩、ふるさと、犀川、桜と孔雀、秋の終り。げみさんのイラストも、詩の情景とぴっ

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    2025年05月25日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    小川未明は児童文学の三種の神器と呼ばれていて、本名が小川健作だとか。調べてみたら、ちょっと物知りになりました。

    乙女の本棚シリーズ。やはりイラストが素敵なので物語もすっと頭に入って、読みやすいです。

    げみさんのイラスト、いいですね。めがねは、本物みたいだし、色彩も好みでした。文章は、やはり日本語がきれいだと思いました。

    静かな夜の素敵な物語でした。

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    2025年05月19日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    乙女でなくても楽しめた。乙女ではない自分には、小説と絵の距離が近いほうがいいのだということがわかった。絵本というくくりで読んでいるからなのかな。

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    2025年05月06日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    日本のアンデルセン、小川未明はこのシリーズにマッチする。作品選択の勝利。
    日本文学への入り口に有効、であってほしい。

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    2025年05月04日
  • 鎌倉香房メモリーズ

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    人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ主人公の高校2年生の香乃と彼女のよき理解者、大学生の雪弥さんが活躍(?)するちょっぴり切なくほっこりするあったか香りミステリー!シリーズ第一弾……続きが気になる

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    2025年04月16日
  • 世界は「 」で満ちている

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    主人公は中学一年生の女の子。
    最初にキラキラしていた世界はある日突然真っ暗になった。友達、家族、気になる男の子…悩みや葛藤を抱える中学生が、自分なりの答えを見つけて成長していく物語です。
    うん、わかる…こういうことあるよね…
    思春期の頃を思い出して共感しちゃいました。


    実は小学5年生の娘が読んでた本。
    小学生にもとても読みやすいのでおすすめです!高学年くらいからかな。

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    2025年03月17日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    今回のお話は、雪弥さんの親友?の高橋くんの出生の秘密。香乃ちゃんの学校の学園祭。北鎌倉老舗の旅館の若女将のお話と、香乃ちゃん家族のお話。

    どんぐりさん仰るように、収録されているお話が3話になり、それぞれのお話が濃くなってきました。
    雪弥さんと香乃ちゃんの家族のことが少しずつ明らかにされてきます。


    今回自分に刺さったのは学園祭ですかね。

    コミュ障まではいかないけれど、実は私も学園祭が苦痛で仕方なかったですσ^_^;

    兎に角クラスのメンバーと居ると肩が凝り、1人になりたく、別行動してたなぁ〜とか、当時高校の生徒会をやっていることを良いことに、生徒会の仕事があるとか言って、クラスの出し物あ

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    2025年03月16日
  • 鎌倉香房メモリーズ

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    負けずにお取り寄せさー

    というわけで阿部暁子さんです

    尊い!

    王道ですよ、王道!
    これを王道と言わずして何を王道と言うのか

    奥手男女ですよ!
    奥手男女の恋物語ですよ!
    やっぱり若い子は奥手でなければいけませんよ
    それが人の道ってものですよ
    ダメです、出会ってすぐにラインIDとか交換しちゃ
    許しませんよ!

    19歳の男子大学生と17歳の女子高生、出会ったのは9歳のときで、その時から互いに大切な存在だけど、別に付き合ってはいなくて、でも大好きで…って奥手過ぎるわ!( ゚д゚ )クワッ!!(急に)

    なんだ?あれか?そんなにキュンキュンさせたいのか?キュンキュン狙いか?

    だとしたら大成功だ

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    2025年03月02日
  • 春の旅人(立東舎)

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    げみさんのイラストこんなにたくさん見たの初めて。美しい。「ドロップロップ」が一番好きだな。懐かしさを感じる。

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    2025年02月27日
  • 詩集『抒情小曲集』より(乙女の本棚)

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    室生犀星+げみ「詩集『抒情小曲集』より」
    超エモいし映える。
    詩も、絵も、内面に静かに響くけど
    鮮やかな彩り。
    普段詩集を読まない人にも、画集を楽しむように、パラパラしてもらいたくなった。

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    2025年01月30日
  • 世界は「 」で満ちている

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    5年から。親友に裏切られ思い悩む由加は、昔仲の良かった幼馴染との関係を修復しながら自分と向き合い直していく。
    世界は自分が感じているものが作り出していることを客観的に感じさせてくれるところが○。青春小説だが、考え方や自分を再度見つめさせてくれる要素がある。

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    2025年01月19日
  • 明日のひこうき雲

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    思春期の繊細であやふやな世界、自分と他人との関係、よくかけていました。自分の中学時代を思い出しました。

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    2024年12月10日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    絵が付いていて、読みやすくなっていた。
    病気で身体が弱っていて辛く感じているのを随所で読める。
    でも丸善の本屋さんで大型書籍をたくさん出しっぱなしにして帰ってしまうのは、どうかなあ。
    檸檬が爆発する想像が絵になっているのは良かったね。

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    2024年12月05日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    優しくて切なくなる素敵な物語。
    登場するすべての香りを嗅いでみたくなりました!
    シリーズもので3でしたが、実は1と2は未読のまま3を読み始めたのですがすぐに設定は分かりましたし、世界観にも入って行きやすかったです。
    オレンジ文庫らしい、読みやすくて安心感のある小説。
    疲れた時などに読むと癒される一冊だと思います。

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    2024年11月23日
  • 鎌倉香房メモリーズ

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    大好きな鎌倉を舞台とした本を探して
    たどり着いた一冊です。
    とても読みやすく
    あっという間に入り込めたと思ったら
    物語の中の匂いまでも感じる事が出来た
    鎌倉の街並みを思い浮かべながら
    楽しく読み終えました。
    続編も早く読みたいです

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    2024年11月02日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    私の心の上には、切ないほどはっきりと、この光景が焼きつけられた。
    横須賀線に乗った私。発車間際に乗り込んできた小娘と2人きり、列車は動き出すのだが……。

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    2024年09月01日
  • 世界は「 」で満ちている

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    読み終わって、思い浮かんだ言葉は「フレッシュ」。中学生って、こんなにも愛おしいかなって思う。いろいろなことに影響されて、泣いたり笑ったり。心の中はもっと忙しくて、じっと悩んだり、諦めて自暴自棄になったり。未来のことは、約束できないけど、今は今で本気で生きてる!みたいな、全力がいいなぁと思う。私はもう大人だから、こんな若者に出会ったら、温かく見守りたい。いいんじゃない、キラキラの笑顔で笑うのも、この世の終わりくらい傷つくのも、素敵だよ。でも、ちゃんとご飯食べて、寝なさいねって言いたい。無理して自分に嘘つかなくてもいい。そのままぶつけていいよって言いたい。私はできた人間ではないから、本当にぶつかっ

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    2024年08月25日
  • 鎌倉香房メモリーズ

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    内容(ブックデータベースより)

    ●ほっこりあったか香りミステリー
    人の心の動きを香りとして感じとる――ふしぎな力を持つ香乃は、祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。
    鎌倉を舞台に、あの日の匂いと想いもよみがえるーー


    令和6年7月25日~28日

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    2024年08月19日
  • 詩集『抒情小曲集』より(乙女の本棚)

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    なんか鬼滅の刃を感じる。絵もふんわりでホッとする。のに何故か鬼滅の刃って矛盾している。
    ノンストップで読み進めているから頭がどうかしているのかも。今日は読むペースが早い。内容もどんどんわかる絵本ばかりだし。

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    2024年08月14日
  • 約束の猫

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    猫を拾う4作品!
    とにかく絵が綺麗だし、せつなくも暖かくて、本だけどぬくもりに触れているような心地になる作品。
    どれも短いので一瞬で読めるのも有難い!とにかく猫好きには読んで欲しいなってฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

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    2024年08月03日