げみのレビュー一覧
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阿部暁子さんの作品は初めて読みます。
オレンジ文庫って、基本ティーン向け?コバルトの流れ?良く知らないけど、まぁいいや。
っていうかね。
香道、鎌倉、眼鏡クール男子と仄かな恋心。
こういう、キラキラ甘酸っぱいの、大好き!
おばあちゃんの三春さんのキャラもいいなぁ。こんなおばあちゃんになりたい……Posted by ブクログ -
家族のいい話のなかに、ちょいちょい漫才みたいな口論がはさまれ飽きない。二人の過去も明らかになってきて、いよいよ恋人同士に?と思いきやラストで驚きの事件が起きて次巻が気になる!Posted by ブクログ
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漫画チックな表紙とは裏腹に
この物語の登場人物はみんな
その生きてきた軌跡に
見合わないほどの
重く苦しいものを抱えている。
それぞれの重みに耐えかねて
いつしかほかの誰かに つい
その重みを垣間見せてしまう。
互いの重みを支え合い
ひとりで背負う必要など
なかったのだと知った時。
自分は...続きを読むPosted by ブクログ -
【あらすじ】
人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。ある晩、祖母の笑顔と張り詰めた香りとが、ばらばらなことに気づいたけれど……!? 夏の夜をたゆたうのは、甘い香りか、あの日への想いか……。今は亡き祖父から、祖母の三春へ贈られた世界でたった一つの香りとは!? あの日の恋を蘇らせる。ほっこり、あっ...続きを読むPosted by ブクログ -
ふうわりと香るような文章が心地よい。
お香のことは全くわからないけど、読んでいて薫りが漂ってくるような気がする。今回は登場人物の歩んできた人生の重さを感じる良いお話だった。
尊いことだなーと実感。Posted by ブクログ -
今回は結構「人の生きざま」が際だっていたなあ、と思いました。三春おばあちゃんにあんな過去があるとは思ってなかったなあ。そして三春おばあちゃんの弟も、雪弥さんの叔父さんも個性的な人でしたwww ラストの章は自分自身のことも重なってしまい、泣いてしまいました……口にはしないけれど、それを言ってしまったら...続きを読むPosted by ブクログ
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ほんのり香るようなふわりとした優しい文章。
1巻で当たりだ!と感じたので二巻も購入。
今回は人の死や雪弥の過去など人の後暗いところがテーマになっているのか切ない。
でもそんなに抉くない、すっと読める。
香乃は綺麗事ばかり言わない、自分の主張を押し付けない。
本当にこの子は色んなことを乗り越えてこんな...続きを読むPosted by ブクログ -
絵が綺麗で気になっていたシリーズ。
昔の話というのもあるので、絵があると情景が想像できてよいですね。
お話は第一夜がお気に入りです。とても美しいお話だなと感じました。
不思議で難解ですが、そこがまた解釈が分かれて想像力がかきたてられます。
第九夜も、悲しいお話だけれど好きです。
わからないもの、とい...続きを読むPosted by ブクログ -
小川未明さん、日本のアンデルセンと呼ばれているのですね。
げみさんのイラストと相まって、ほんわかした優しさに包まれます。
寝る前にベッドの中で読むのにぴったり!
ひまわりめろんさんのレビューを見て、めがね売りのおじさんの顔は、しっかりチェックして笑いました。
いい夢がみられそう♪Posted by ブクログ -
新美南吉文学忌、南吉忌又は貝殻忌
咽頭結核で29歳で死去。
赤とんぼの擬人化は思い切っていて可愛い。
赤とんぼと東京から来た少女のふれあい、つながり。書生の若者らしいちょっとしたイジワル。
ねこ助さんの風景も少女もとても綺麗。
貝殻忌は、「貝殻」という詩から
かなしきときは
貝殻鳴らそ。
二つ...続きを読むPosted by ブクログ -
好きなイラストレーターさんと好きな文豪なので即購入しました。絵本なので多少の文章量の省略があるのかな…?原作だともっと長い感じだけど…。私個人としては小説を持ち歩くより、こっちの乙女の本棚シリーズ持ち歩きたいと思うくらい好きです。全巻集めてみたいけど、絵本だから凄く高くて全巻集めるのは流石に無理かも...続きを読むPosted by ブクログ