げみのレビュー一覧

  • 鎌倉香房メモリーズ4

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    シリーズ第4段。最初から雪弥の過去についてはずっと気になっていたけどやっとその真相に辿り着いたという感慨と重たく悲しい過去に切ない。香乃が雪弥にただひたすら想いを伝える拙い言葉やひたむきな思いが胸に迫る。雪弥香房のバイトを辞めてからもそれは変わらずで読んでるこちらも、香乃の優しさや思いやりにどれだけ救われただろう。今回のふみ先生と殿岡くんやサトシもみんなそう。正月に香乃の家族勢揃いしそこに雪弥がまざりいい雰囲気に心から良かったとあったかい気持ちになった。向き合うことはしんどいけど大切なことだと改めて思う。

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    2026年06月12日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    シリーズ第3弾。めちゃくちゃ先が気になる終わり方。こんなことって。1話はいつも明るく元気いっぱいの高橋くんの生まれや家庭事情の話で2話目は香乃の高校での文化祭の話、3話目は老舗旅館の若女将の話。どんな人でも何かしら抱えたものはある。いつも周りを優しく明るくしてくれてることに甘えてその人の本当を知らないことってたくさんあると思う。孤独を感じて誰もが羨ましくなり、自分には何もないと思ってしまうことだってある。たくさんの言葉で慰められて、だからこの作品が好きだって感じる。香乃が雪弥とずっといられるように願う。

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    2026年06月10日
  • トロイメライ

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    ネタバレ

    表題の「トロイメライ」
    ロボットが人に混じって生活している世界、大事な人を失ってそっくりなロボットがそばにいる。
    その家族のように大事なロボットたち、人間の家族もが戦争に連れて行かれてしまう。
    ロボット達と過ごす平和な日々と、残される子ども達の切なさ、それを変えたいと思う気持ちなどが、とても綺麗な絵と言葉で紡がれた作品だった。
    ほか2作の短編も、人間と人間以外の生き物?との交流が温かく綴られていて、好きです。周りにも勧めたい

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    2026年06月09日
  • 鎌倉香房メモリーズ2

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    シリーズ第2弾。1話目の香乃と雪弥が小学生の頃にお世話になっていたタマ子さんと夫の話と4話目の宮大工の貞臣の娘との話が何とも切ない。妻にも友にも娘にも先立たれ自身も病ときたら生きる希望を失ってしまうのは確か。香乃が貞臣に対して思い悩んだように、もういいやと生きることを諦めたり望んだりする人になんて言えるだろう。祖母三春と銀ニの結婚のきっかけや雪弥の家の事情なども少し明らかになってますます面白みが増した。どの話も切ないけどあったかくて悲しいだけで終わらないのでほっとする。雪弥の叔父の和馬がいいキャラすぎる。

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    2026年06月07日
  • 世界は「 」で満ちている

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    仲良かった子とケンカしたり、仲直り(には至ってないけど)したり、恋愛感情も絡んだりしつつ、中学生ってそういうのあるよね(フィクションだと特に)。高校生ほど自立してないけど、もう小学生でもないから、自分で考えて行動もする。その過程でうまくいくこともあれば失敗したりもする。中学生って多感で微妙な時期なんだよなあ。

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    2026年06月06日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    高校だったかな、国語の授業で存在を知った作品。
    全文を読んだのはいつだっただろう。
    弟を安楽死、尊厳死させた男を罪人として運ぶ高瀬舟。
    淡々と流れる舟の上の時間にげみさんのイラストがあいまって心に残る読書時間となった。

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    2026年06月05日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    この眼鏡、欲しい!(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+だけど花園は無いから…(._.)昨日、一昨日と素敵な庭を見てきたので、あの庭が月夜ならどんな感じだろう?きっと、げみさんの絵のように素敵なんだろう(⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*と想像した(*´∀`*)

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    2026年05月17日
  • 鎌倉香房メモリーズ

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    おばあちゃん世代だけど、楽しく読みました。笑
    『エースをねらえ!』に夢中になっていた若かりし頃、藤堂先輩、尾崎さん、お蝶夫人みたいな、あんな人格者、高校生にいるわけがなーい!と知っていても、憧れ、浸ったあの感じ。
    読みやすいし、引き込まれるしで、久しぶりにライトノベル、楽しんでます。

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    2026年05月15日
  • 詩集『抒情小曲集』より(乙女の本棚)

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    詩と絵が合っていて素敵!これぞ乙女の読み物(*^^*)と思ったけれど、よく考えてみれば乙女は故郷よりも恋か(;´∀`)

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    2026年05月03日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    〈乙女の本棚シリーズ〉
    森鷗外+げみ

    罪人を乗せ京都の高瀬川を上下する高瀬舟。
    その高瀬舟に乗せられ、弟殺しの罪人だという喜助と一緒に乗り込んだ同心の庄兵衛は、喜助が島へ往くのを悲しがっていない態度を不思議に思う。

    彼の話を聞いてみると…。

    働けど暮らしは楽になるわけもなく、もらった給料も右から左で、島へ往くについて二百文を戴いて手にしたことで、どんな為事ができるかわからないが本手にしようと考えていると。

    喜助の慎ましい態度に人をあやめた理由を聞くと…。

    それはなんとも言いようもなく…
    腑に落ちないまま、ただ無言になる。

    高瀬舟での長い話のはずが、全く長いと思わないのは喜助の正直な

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    2026年04月30日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    ネタバレ

    檸檬とは少しずれるが、「あのびいどろの味程幽かな涼しい味があるものか。」という表現がこの本の中で一番好きな表現です。本来びいどろは味がしないはずなのに、色硝子の透き通ったキラキラを嘗めて見た味の感想を素直に述べています。読者の多くは嘗めたことがないはずなのにその味がちょっと想像できちゃうのも、この表現の面白いところなのではないかなと思います。

    ごちゃごちゃとした「えたいの知れない不吉な塊」と、単色の「檸檬」の鮮やかな対比も、とても素敵です。積み上げた画集とガチャガチャとした様を檸檬がまとめあげている様子も、主人公の私にとって檸檬がどれほど輝いて見えたかを表している表現だと思います。

    この本

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    2026年01月13日
  • 私のめんどくさい幽霊さん (ラワーレコミックス) 1

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    うんうん、つまり蛍明くんはズバリ、日花ちゃんのタイプじゃなかったというわけやんなー。
    という彷徨える割りかし図太め浮遊霊さんと、見える子ちゃん(気合いでイケメンに見えるよう変換)のドタバタラブコメ。
    ほとんどの他人に理解されないモノを見聞きし続けてしまう一生逃げようがない孤立感と、誰にも声の届かない世界との断絶、似て非なる絶望に寄りかかる日花を生きてる人間側に押し切れるか、蛍明くんの根明パワーが試される次巻に続いてる感じ。嫌いじゃないぜ。

    #笑える #切ない #ダーク

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    2025年11月10日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    2025/11/03
     ――それをそのままにしておいて私は、何喰わぬ顔をして外へ出る。――
     私は変にくすぐったい気持がした。「出て行こうかなあ。そうだ出て行こう」そして私はすたすた出て行った。
     変にくすぐったい気持が街の上の私を微笑ませた。丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けて来た奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発をするのだったらどんなに面白いだろう。

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    2025年11月03日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    2025/11/02
    「みんなお休み、どれ私も寝よう」と、おばあさんはいって、家の中へ入ってゆきました。
     ほんとうに、いい月夜でした。

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    2025年11月02日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    2025/10/31
    p.8
     それは油気のない髪をひっつめの銀杏返しに結って、横なでの痕のある皸だらけの両頬を気持の悪い程赤く火照らせた、如何にも田舎者らしい娘だった。しかも垢じみた萌黄色の毛糸の襟巻がだらりと垂れ下った膝の上には、大きな風呂敷包みがあった。そのまた包みを抱いた霜焼けの手の中には、三等の赤切符が大事そうにしっかり握られていた。私はこの小娘の下品な顔だちを好まなかった。それから彼女の服装が不潔なのもやはり不快だった。最後にその二等と三等との区別さえも弁わきまえない愚鈍な心が腹立たしかった。

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    2025年10月31日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    目を閉じて朗読を聴いた。
    今は珍しくなった新聞や汽車、素朴な子供の描写が鮮明に浮かんできた。
    タイトルの蜜柑の場面はあまりにも美しかった。

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    2025年09月19日
  • 隣の席の佐藤さん(ポルカコミックス)1【特典付き】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    とても素敵な作品です

    何をやっても要領よくできない佐藤さんと、何でも卒なくこなす隣の席の男の子との触れ合いを描いたお話です。
    男の子視点でストーリーが進みます。
    特にコメディ要素等はありませんが、小説らしい心情表現で、素晴らしく刺さりました。
    もっと早くこの作品に出会いたかったです。

    #共感する #癒やされる #胸キュン

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    2025年08月14日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    ネタバレ

    イラストの綺麗さに惹かれた一冊。

    元々小説を読んだ時、難しいなと感じたが
    イラストの雰囲気や文章で少しわかった気がする。

    身体的・精神的に暗くなっていた日常の中、鮮やかに見えた檸檬。
    もしもこの檸檬が爆弾で爆発したら…。
    なんてよく分からない気もするが、分かる気もする。

    難しいと感じていたがこの本を読んで、分かる様で分からない、それで良いのかなと納得できた。

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    2025年08月13日
  • 鎌倉香房メモリーズ5

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    阿部暁子さんの香りミステリーの最終巻!香乃と雪弥の関係もビミョーな距離感だけど不器用な2人なりに縮まって…
    阿部さんの優しい文体に5巻全てで泣かされました…

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    2025年06月21日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    阿部暁子さんの鎌倉を舞台にした「香り」ミステリーの第3弾!女子高生の香乃と大学生の雪弥の関係も前進して……この先が早く読みたくなりました!でも相変わらずこの作品には泣かされてしまいます…

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    2025年06月12日