げみのレビュー一覧

  • 乙女の本棚4 檸檬
    高校生のころ、初めて「檸檬」に出会い、それからこの作品の虜になりました。
    そこに美しい挿絵が加わり、私の宝物になりました。
    文学作品に抵抗があるが、ご興味のある方、イラスト好きの方、「乙女の本棚シリーズ」は大変、おすすめでございます。
    集めたくなってしまいます。
  • トロイメライ
    あまりこの手の本は読まないのですが読んでよかったと思います。
    心が温かくなったり切なくなったり感情は少し忙しかったですが、綺麗なイラストもあり読みやすかったです(^-^)
  • 約束の猫
    猫好きにはたまらないだろうな。
    犬とは違う人との距離感がわかる短編集です。
    話もイラストも良い作品です。
    この中でも次の2作品は特によかったです。
    「七日間のスノウ」は切ない話でした。
    「春の約束」は心の暖かさを感じました。
    他の話もよかったです。

    あとがきで村山さんとげみさんのコラボは3作目!だ...続きを読む
  • 春の旅人(立東舎)
    村山さんとげみさんの初コラボ作品。
    素敵な心温まる「花ゲリラの夜」「春の旅人」と、このまま絵本にしてしまいたい「ドロップドロップ」

    こどもにも大人にもおすすめします。
  • 天国までの49日間~アナザーストーリー~

    感動

    終わり方が前作とはまた違い読み応えがあった。
  • 約束の猫
    子猫にまつわる4つの短編で、たくさんの絵とともにほんわかとなる。
    初出は1999年、2008年、2016年、表題作は書き下ろし。

    一番長い「七日間のスノウ」は、小学生の女の子が生まれたての子猫を見つけたけれど、ぜんそくの姉がいて飼えないので、スノウと名付けて廃屋で飼い、夜中も3時間おきに世話をしに...続きを読む
  • 世界は「 」で満ちている
    泣ける。教室で泣いちゃった…(*´σω・、)

    オススメです。授業中、教科書に隠して読んでしまうほど私的には面白かった。(←どこの誰だか(°口°๑))

    由加と 丁度同い年くらいなので、自分が幼く思えてしまう(*ノᴗ​ノ)



    感想文にもいいと思う。ぜひみんなに読んで欲しい!
  • 隣の席の佐藤さん(ポルカコミックス)3
    ほのぼのしたお話の中にもちょっとしたシリアスもあり、小説本と違って佐藤さんの泣き顔や照れるシーンがきっちり見れるのは非常に満足でしたね。

    お話の中で佐藤さんに「山口くんの手は特別...大きなことを掴み取れる手」と言われ、本当に自分の手に佐藤さんの言うような特別な力が宿ってるのなら佐藤さんのため...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ3
    いろいろな人のそれぞれの想いが温かいお話しです。シリーズ3冊目も良かったです。次が早く読みたいです。
  • 乙女の本棚9 外科室
    あまりにも月並みな言葉になってしまうが、「エモい」とはこういうことか……みたいな気持ちになります。

    お互いにお互いのことなど知らぬまま続くはずだったろう人生が、思いがけない再会により覆ってしまうのは運命的で素敵だけれど、だからと言って何を望むことも出来るはずもなく。
    「忘れません」という言葉が、彼...続きを読む
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄
    過不足の無かったはずの楽園が、時を経て性徴という魔力を前にじわじわと崩壊していく様の、うつくしさと残酷さ。
    そして、神の目から逃れるように、救いを投げ出すように目印を倒し聖書を焼いたのに、瓶の中に残されていた手紙に綴られていたのはひたすらに懺悔だった。
    そういう歪さに、ただただ感服させられたというか...続きを読む
  • 京都で一服いかがでしょう
    続きが気になる!!

    書店でこの本を見つけて即決で購入した。
    お茶を嗜んでいる身としてもとっても楽しめる内容。また京都の風景描写、とても唆られるもので行きたくなった。載ってるカフェも実際にあるお店で調べるとどれもお洒落。行ってみたい。
  • 隣の席の佐藤さん(一二三文庫)1
    隣の席の地味で冴えない佐藤さんとひねくれ者の山口くん。そんな2人の何気ない高校生活と日常を描いた青春ストーリー。
    2人の会話から溢れ出る青春の甘酸っぱさは自身のいつかの淡い恋心を思い出させ、甘く鮮やかに広がっていった。
    2人の暖かな青春が詰まった1冊。
  • 春の旅人(立東舎)
    あまりに暖かすぎて懐かしい感じに不覚にも泣いてしまった。
    特に青い光を放つ亀の話はそれを話してくれるおじいさんが私のおじいちゃんと重なって懐かしい思い出がスゴく蘇った。丁度4月は環境も新しく変わって緊張してる時にほっこりする話は宝物だ。
    花ゲリラも初めて聞いた言葉だったけどそんなゲリラ集団がいたらい...続きを読む
  • 明日のひこうき雲
    この本の主人公は「遊」という女の子で、「遊」の家族の話を知っていく上で、こんな家族もあるんだと気づいた。
    この本の登場人物は、どの子もとてもかわいくて、私が一番いいなと思ったのは「キンちゃん」という男の子だ。まっすぐなところとかがすごいいいなと思った。いろんなことが起こる中で、主人公の「遊」の気持ち...続きを読む
  • 真夜中だけの十七歳
    なんてこった!!いままで、櫻いいよ作品の不動のナンバーワンは乳メスだったのに!のに!
    塗り替えられてしまったよおおおおおお。

    わたしもう35歳のオトナなのに、ピュアフルにハートを撃ち抜かれたんだけど、ちょっと、これどうしたらいいの…(落ち着け

    これほんとどのキャラにもいいよさんらしさが詰まってる...続きを読む
  • トロイメライ
    #日本SF読者クラブ あえてSFに分類する。三つの物語からなる短編集。表題作が3分の2を占める。地球温暖化で、人口が激減した近未来。労働力、家族やペットはロボットによって補われている。そんな中、「砂漠の国」で戦争が起こり、ロボットが兵士として徴用される。そして、子供たちは未来を変えるために… 大人が...続きを読む
  • トロイメライ
    村山早紀せんせいの文章にげみさんの絵。
    これ以上ないという組み合わせ♪
    表紙の青年って、あの人だよね。
    読み終えて見返してなんだか切ない。
    でも、切ないだけでない美しさがたまらない。
    表題作、未来の、やりきれない世界だけど、あのラストに
    大きな希望を感じる。
    でも、個人的にはお雛様のお話が1番かな。...続きを読む
  • 乙女の本棚 女生徒
    美しい文章に今井キラの繊細な絵がぴったりで、この先ずっと本棚に並べておこうと思った。原作となった有明淑の感性には厭というほど共感を覚えた。文章越しに垣間見える彼女には憧れずにはいられない。
  • 乙女の本棚3 葉桜と魔笛
    『名作は、かわいい。』という帯のキャッチコピーに違わず、とても可愛い、甘酸っぱい話でした。太宰治独特の、胸がきゅっとなるような話に、美しくて可愛い挿絵を付けることによって、よりこのお話が引き立つ気がします。とても良い本でした。