あらすじ
14歳の等身大の、恋、友情、葛藤を描く青春ラブストーリー! 家族の問題を抱え、晴れない心の遊は、偶然見かけたサッカー部のキンちゃんが見せた鋭いまなざしに、惹かれていく。そこから、遊の生活が変わりはじめる。10代の繊細な心をみずみずしく描いた成長物語。
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Posted by ブクログ
すごく良かった。特に読書が苦手な人や恋愛ものが好きな人におすすめ。うつ病の母を抱える遊が初めての恋をする話。すがすがしい気持ちになった。この本を読んで毎日ご飯が用意されるのは当たり前ではないのだと気がつきました。ありがたさにも気づくことが出来ました。
Posted by ブクログ
この本の主人公は「遊」という女の子で、「遊」の家族の話を知っていく上で、こんな家族もあるんだと気づいた。
この本の登場人物は、どの子もとてもかわいくて、私が一番いいなと思ったのは「キンちゃん」という男の子だ。まっすぐなところとかがすごいいいなと思った。いろんなことが起こる中で、主人公の「遊」の気持ちに結構共感できた。
本の最後に「十代のときに出会いたい本」と書いてあって、いろんな本が紹介してあったので、その本も読んでみたいなと思った。
Posted by ブクログ
初めての作家さん。
青春の一コマの描き方がうまいな。
主人公の中二の少女・遊が恋に落ちる10月から次の年の冬の間の短い期間の物語。冬の朝の情景が良いです。
キラキラしてしたはずの中学生時代が懐かしい。
ティーン真っ盛りの人よりは大人に読んで欲しいかも。
ファンモンといって懐かしがるのは今の大人だろうから。
Posted by ブクログ
父親は単身赴任、母親はうつで部屋にこもっている。中二の遊は、不安といら立ちの中で過ごしていたが、何気なく見ていた窓の外にいた少年に心を奪われる。不器用な初恋が、遊の世界を少しずつ広げていき、生きづらさがやわらいで…。
中学生のみずみずしさ、不器用さ、まっすぐな痛みが心に響く物語。
Posted by ブクログ
面白かった
辛いことに少しだけ向き合うことを許してくれる本。かなり辛い家庭環境にありながらも、楽しみを見つける主人公がまぶしい
序盤の友達の態度はなんだったんだろ?