げみのレビュー一覧

  • 情報系女子またたびさんの事件ログ
    情報理工学部の学生、相川佐久良は生来のお人よしが災いして学園祭妨害事件に巻き込まれる。たまたま知り合った「画像情報研究室」所属の木天廖麻美、通称「またたびさん」の協力を得て事件解決に奔走する。 理系の話が難しくてほとんど理解できなかったけどサクサク読めて面白かった。登場人物もよかったし、このまま続い...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ3
    それぞれが家族と向き合った1冊。
    じんわり優しい文章は相変わらず。
    でも、最後が。
    最後どうなるのよ…。
    3度目って前にもあったってことなの!?
  • 鎌倉香房メモリーズ3
    シリーズ3作目。
    今作も色々な香りとともに、ほろ苦かったり、ほっこりしたり、ドキドキしたり、色々な感情が揺れ動いた。
    いつも明るい高橋の生い立ちにまつわる話「拝啓 忘れえぬ人」が一番印象強かった。でも、それを覆すほど最後がとても気になる終わり方。この先どうなってしまうのか… 心配。。
  • 鎌倉香房メモリーズ3
    作者の美的感覚とセリフのキレのよさ
    教養と伝統文化への思いの深さにに
    いつも感心してしまう。

    今回は高橋の生い立ちにまつわる
    エピソードが秀逸。

    雪弥と和馬の言葉の応酬にも くすっ。

    主人公二人の恋にも急展開があったのに
    さらなる嵐の到来を思わせて。

    まだまだシリーズは面白くなりそう。
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  • 王子になるまでキスしない
    何ともジャンル分けしにくい小説(^ ^;
    そして作者は、完膚なきまでに主人公に厳しい(^ ^;

    最初から最後まで一人空回りしている印象の主人公は、
    人にダマされ、コケにされ、裏切られ続けて、
    徐々に「悪い意味で」成長していく。

    その成長を活かして(?)人を陥れようとするも、
    敵は二重三重の罠を貼...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ2
    文庫創設の趣旨とは違うのかもしれませんが
    この作品の装丁は、もう少し品格のあるもの
    がよいと思います。
    表紙の漫画のキャラクターチックな主人公
    おふたりは、どう譲っても作品の中の実際には
    似ても似つきません。

    舞台設定も小道具も、そこに暮らす人たちも、
    とても高い品性と知性を感じます。
    人の心の機...続きを読む
  • 鎌倉香房メモリーズ2
    シリーズ2作目。4編の短編集。
    なによりも雪弥の叔父さんが周りがかすむほどの強烈キャラ。。でも雪弥のことを考えてくれる人がいると分かり、安心した。
    今作は切ない展開が多かったけど、ほっこりと心温まる物語で、じんわり和んだ。
  • 鎌倉香房メモリーズ2
    四話目の線香に関する解釈のくだりは胸に響いた。愛した高く尊い存在に、言葉や想いの代わりとして美しい香りを送る。
    書店でジャケ買いしたものの、女の子向けのお話だなぁと思っていたけれど、買って正解だったと思ってます。
  • 情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関
    今回は人工知能がテーマ。思えば人工知能っていくのは、一般の人と研究者とではかなり認識の異なるものですね。そんなところをうまくついた1冊です。
    作中で語られてる通りシンギュラリティまだ先だと思うけど、実際に近づいてきたらどうなるんでしょうね。
  • 鎌倉香房メモリーズ
    思っていた以上にとても良かった。
    雪弥と香乃の関係性が微笑ましく可愛かった。
    どの話もほんわかとしていて読みやすい。
    人の喜怒哀楽が香りでわかるのなら、きっとこんな感じなんだろうなと思う。
    「香」が軸になっている本作なので、もう少し「お香」についての薀蓄があればなお良かった。
  • 情報系女子またたびさんの事件ログ
    状況説明が不足しているのか文章がやや読みにくいですが、作品としては悪くない。IT系の技術をうまいこと盛り込んでミステリーを構成していると思う。
    しかし、こういう天才肌というか物事の本質を捉えてしまう人って本当にいる。こういう人から正しい突っ込みをされると凡人は結構つらい。
  • 情報系女子またたびさんの事件ログ
    またたびさんと相川君のなんとなく正反対な二人の関わりが良かったです。
    これからも色んな問題を2人で解決しているところを見たいなと思える作品でした。
  • 世界は「 」で満ちている
    すらすら読めた。
    大切な誰かと出会いたいなあ、
    噂話や友達との関係についてのメッセージが心に響いた?
  • 乙女の本棚2 猫町
    口語自由詩の完成者(国語便覧より)
    萩原朔太郎文学忌、死因は急性肺炎。

    散文詩風小説
    幻想的で夢幻的、加えて人外の世界観
    距離と時間の移動から 異空間への移動
    猫町へのいざない
    薬物からの幻影なのか
    作家としての創作なのか
    あるいは、作者にとっての現実なのか

    村上春樹さんの1Q84で紛れ込んだ「...続きを読む
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)
    日本のアンデルセン小川未明
    脳出血のため死去
    享年79歳(文豪きょうは何の日?より)

    ラフカディオ・ハーンの指導を受けたとか

    実は、長い間、日本のおばあさんをイメージしていた私には新鮮だった
    畳に煎餅座布団で針仕事みたいな
    ランプにロッキングチェアーで編み物
    そうですね、これが正解です
    とはいえ...続きを読む
  • 乙女の本棚4 檸檬
    話が簡潔にまとめられていて読みやすかった。
    イラストレーターによる絵が本文のように、繊細で美しく描かれていたため、情景をイメージしやすかった。
    近代文学を最後まで読み切ることは、今まで大変だったが、これは短時間で読めるため、シリーズになっている他の本も読んでみたいと思った。

    気持ちに余裕がない時、...続きを読む
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄
    私の好きな書簡形式でした。
    ただ、最後まで読んでも、?という感じで、ネットの考察を読んで、ほ〜!という感じです。
    奥が深く、あれはこういうことかな?といろいろ想像できるのが面白いです。
  • 乙女の本棚8 夢十夜
    夏目漱石は読んでみたいと思いながらも吾輩はも、坊ちゃんも途中断念。
    絵本なら読めると意気込むが意味不明の夢の話。ストーリーがないのは楽しめない。でも、理解しておすすめとかいう人や昔の人らは普通として読んでいたのかと思うと、私も理解し、感想も書ける能力が欲しい。
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】
    期待してたのと少し違ったがいじめについては向き合ういいきっかけになった。世の小中高生にはぜひ読んでほしい。
  • 乙女の本棚 女生徒
    自分も同じ事を考えてると共感できる部分がでてからスラスラ読めるように、内容も分かるし、頷きながら読んでた。振り返ると内容は忘れてしまったけど綿菓子のような金平糖を食べているような甘くてふわふわ時にはジャリっと鋭さを持った感覚。