げみのレビュー一覧
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七日間のスノウ
五千年ぶんの夜
春の約束
約束の猫
人に寄り添って生きた猫たち。ふとしたことで出会い、思いがけず別れて行く。
そしてまたどこかで出会う。必要とする人と、必要とされる猫がPosted by ブクログ -
若い頃の1日っていろんなことを考えたし、目まぐるしく考え方や物事の捉え方が一寸の出来事で入れ替わること、それをうまくまとめられないこと、深い理由があるようなないようなモヤモヤした感じを思い出した。こんな濃厚な1日を日々送りたい。Posted by ブクログ
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天国までの49日の3作目
いじめをしていた側(いじめを止められなかった)の稜歩と、いじめを苦に自殺したと思われた同級生の梢の霊。梢は誰かに背中を押されたと言う。そして同級生の榊と梢を突き落とした犯人を探すことになる。
いじめがテーマとなる今作。稜歩と一緒にいる沙知代と明菜のいじめられる方が悪いと...続きを読むPosted by ブクログ -
佐藤さんのモノの見方が素晴らしいですね。人によっては、ネガティブな感想しか出ないモノをいつの間にかポジティブな見方に変えてしまってるのが凄いです。山口くんが文化祭であれだけ嫌がってたあるモノがお話進むとキーアイテム&なくてはならないモノに変わってくのとかも面白かったです。
最後、この本限定の佐...続きを読む -
バイトをしながら漫画家を目指す瑠実と、茶道の次期家元の陽人。全く違う2人だと思ったけれど、「好きなこと」がハッキリしていて、それを貶されるのが許せない。と思うところは同じなのかも。お互いの好きなことを応援できる関係って、いいな。と思った。2人の母親は、「自分が正しい」と思っているタイプみたいで大変そ...続きを読むPosted by ブクログ
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天国までの49日のもうひとつの物語。
今回の幽霊は不良少年の及川聖。聖は恋人の心菜といたところ心菜を守るため何者かに殺される。前作に続いて霊感少年の榊も登場し、心菜、聖、その仲間たちで犯人を追いかけることに。
最初は、何となく軽いストーリーだなと思いながら読んでいたけど、途中で榊が登場して盛り上が...続きを読むPosted by ブクログ -
・なんだかとてもきれいで宝物的な本だった。絵を見るための本かなと思う。
・花ゲリラをするお姉さんと小学生の女の子。
・夜に忍び込んだなくなる直前のゆうえんちで少年が出会ったおじいさんの待っているものは?
・ドロップの詩。Posted by ブクログ -
島津製作所のあの建物って今レストランなのかと、読んでいて一番驚いた京都情報はそれ。
そして随分と京都に行っていないことに気が付いた。
「あ、ここが島津か」と思ったあの時が懐かしい……(島津の機械にお世話になっている理系人の性)
閑話休題。
茶道という何百年も続く伝統と漫画(しかも展開としてSNS...続きを読むPosted by ブクログ -
作者さまのあとがきを見て、どういう意図でどういう思いを込めて描かれたものなのか、改めて感じ、心に留めることが出来ました。
最後は温かくなって終わりを迎えられて良かったです!
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いじめを苦に自殺した14歳の安音。死んだものは49日間の地上での猶予を与えられて、その間に天国か地獄に行くことを決めないといけない。
唯一、亡くなった安音が見える同級生の榊との共同生活。最初は鬱陶しいと思っていた榊も学校の事件を通じて、態度が変わっていく。
いじめを行っていた同級生の行為が読んで...続きを読むPosted by ブクログ -
すべてがそうではないけれど…
一番はじめの話『トロイメライ』が、優しくて悲しくて切なくて…とても印象に残りました。
20X0年。春が夏のようになり、ロボットが戦争に行く時代。そうしてしまったのは現代人である私たちのせいなのか…。
考えさせれます。Posted by ブクログ -
タウン誌の営業の里々香が通う四つ葉通り商店街。そこで起こる小さな事件を通して見えるここで暮らす人たちの関係性が楽しい。なんとなく家族にも見えるくらいお互いのことを大切にしていて。里々香が居心地がよくなるのも分かる気がした。だからこそ、自分の秘密が辛かっただろうとも。この商店街とここの人たちには変わら...続きを読むPosted by ブクログ
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登場人物ひとりひとりの気持ちが胸に響いた。
人生の中で何度も出会う"自分ではどうしようもない状況"…友達に合わせてしまい自分の意見を言えなかったり、誤解をされたり、噂話に振り回されたり…日々の中の小さな出来事で済むこともあれば、一歩も動けなくなるほど重大な事件になることもある。
そして、同じくらい...続きを読むPosted by ブクログ