あらすじ
高校最後の1年も折り返し。文化祭のクラス演劇で、笑いもの必至の役になった山口くんは憂鬱な日々を過ごしていた。しかし、練習が始まると繰り返し同じセリフを失敗する佐藤さんが笑いの的になってしまい――。甘酸っぱくてちょっと切ない、山口くんと佐藤さんの日常を描いた青春ストーリー! 最後の文化祭から高校卒業までを描いた「最後の秋の佐藤さん」、卒業して新たな生活を送る二人を描いた「卒業後の話」にくわえ、新たに書き下ろした短編を収録。
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ほのぼのの青春劇
佐藤さんのモノの見方が素晴らしいですね。人によっては、ネガティブな感想しか出ないモノをいつの間にかポジティブな見方に変えてしまってるのが凄いです。山口くんが文化祭であれだけ嫌がってたあるモノがお話進むとキーアイテム&なくてはならないモノに変わってくのとかも面白かったです。
最後、この本限定の佐藤さん視点での2人のやりとりも、原点を振り返りながら2人で母校の桜を見ながら語らうのがまさに青春といった感じで感無量でした。
残念な点として、目次のタイトルが2つしかないことですね。所々に小さなサブタイトルならあるのですが、それが目次ページからは省略されてるので、読みたいお話のページに飛ぼうとしたら、めくって探すか、マーカーやしおり機能をあらかじめ使っておく必要があるのが面倒でしたね。
ピントがズレてる
何となくな内容は解ったけど伝えたい内容が解らなかった。
ストーリーの中で出て来る諸々のシチュエーションに年代の差を感じる曖昧さ。
作者は女性かな?
東高って文言が多かったけど、市立出身かな?
だとしたら、少し文章のレベルが低い様に思える。