古屋兎丸のレビュー一覧

  • ライチ☆光クラブ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    劇が原作とあるだけ、漫画読んでるのに劇を見てる時のような臨場感が感じられて新感覚でした。
    初っ端から地下アジトのような場所で何人かの少年が同中らしき男の子の目を潰すとこから始まり、その後現れた女教師も殺されてしまいます。
    どうやらこの少年たちはこの地下アジトで巨大ロボットを造っているそう。このロボットを使うことにより世界征服を企んでいて、醜い大人を始末したいそうです。
    そこで作戦を覗き見した男の子と女教師から情報が漏れることを危惧して殺した。

    カノンとライチが踊ってる場面から光クラブメンバーの警笛が鳴る場面への移り変わりなんかまさに劇でありそーって思いました。穏やかな雰囲気から急に不穏になる

    0
    2022年03月03日
  • 女子高生に殺されたい 2巻(完)【電子特典付新装版】

    Posted by ブクログ

    多重人格設定も関わるなんて、盛り沢山な内容。結果的に安心したのもつかの間、ラストの2ページでどんでん返しというか度肝を抜かれて余韻の残る終わり方だった。このなんともいえない読後感が最高

    0
    2022年01月22日
  • 女子高生に殺されたい 1巻【電子特典付新装版】

    Posted by ブクログ

    古屋先生はほんとに鬼才だ。こんな願望を抱えている先生は気持ち悪いが、人間味もあるから妙にリアルでそそられる。登場人物たちそれぞれの心理描写もしっかり描かれていて、作品に自身を投射できるのが魅力だ。

    0
    2022年01月22日
  • ライチ☆光クラブ

    Posted by ブクログ

    このアプリで星5を超える評価が出来ないのが惜しいと思うくらい素晴らしい。エログロ、サイコパス、狂気に満ちた「光クラブ」……エグい描写がほとんどで、常軌を逸した作品だが、根底にある聖書と神話の世界観が物語を支えている。
    残虐的で耽美で妖艶で漂うディストピアは、傑作以上の何物でもない。初読の衝撃と奮起は忘れられず、何度も何度も読み返したいと思う。
    強烈でグロが極まってるが、オールタイムベストかもしれない。古屋先生天才だな

    0
    2022年01月10日
  • ライチ☆光クラブ

    購入済み

    面白かった

    人間の歪な感情が溢れ出したような世界
    古屋先生の作品は世界観と絵がとてもあっていると思う
    面白かったら他の作品も読んでみてほしい

    0
    2021年11月20日
  • 彼女を守る51の方法 5巻(完)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    兎丸先生にしては主人公2人のキャラがぶれているなと。他の人物は良かった
    しかし読んで良かったので星5つ

    0
    2021年09月09日
  • 谷崎マンガ 変態アンソロジー

    Posted by ブクログ

    谷崎潤一郎の小説を様々な漫画家がコミカライズした作品を集めたアンソロジー。「変態アンソロジー」という副題が期待値を下げさせるが、読んでみるとこれが思いのほか面白かった。古屋兎丸としりあがり寿が飛び抜けてつまらない以外どれも良い。特に画家の山口晃が漫画に挑んだ「台所太平記」と、近藤聡乃の「夢の浮橋」が素晴らしい。「台所太平記」は未読なので原作の方も読みたくなった。「夢の浮橋」はかなりアレンジが加えられていてほとんどオリジナルに近い感じだがなんとも怖い。あと、榎本俊二の「青塚氏の話」、高野文子「陰翳礼讃」も良い。高野文子は如何にも高野文子という感じ。

    1
    2021年08月22日
  • ライチ☆光クラブ

    Posted by ブクログ

    残酷さと美が同居した作品。
    シリアスな場面が多い中でも、キャラクターの個性がひとりひとり際立っている。

    0
    2021年08月17日
  • ライチ☆光クラブ

    ネタバレ 購入済み

    グロだけじゃなくて驚いた

    以前ネットで話題になっていたのを覚えていて、読みたいなと思っていた作品でした。
    グロ描写の多いアングラ作品だと思っていましたが、なぜ人気なのか分かりました。
    ライチとカノンが心を通わせる描写がとても素晴らしかったです。
    一見すると恋愛として成立しなさそうな組み合わせですが、アングラな作風のおかげですんなりと入ってきました。
    エログロ描写もあったにも関わらず、読んだ後は幸せな恋愛映画を観たようなあたたかい気持ちになりました。
    崩壊していった光クラブとは反対に、ごく当たり前の人間らしい気持ちを育んでいった2人には幸せになって欲しいです…

    0
    2021年08月12日
  • ルナティックサーカス 1巻

    購入済み

    はまりそう

    独特の古屋ワールドを堪能しました。絵は丁寧だし、ギャグシーンはさりげないけど何故か笑っちゃう。舞台設定も戦後というのがまた良いです。

    0
    2021年07月14日
  • 女子高生に殺されたい 1巻【電子特典付新装版】

    Posted by ブクログ

     「女子高生に殺されたい」という内容じゃなくても、多分人には色々願望があると思います。

     読むにつれて自分がそういう願望を持っていたらどうなってた怖なりました。

     勧めてくれた人に感謝!

    0
    2021年06月19日
  • 帝一の國 3

    Posted by ブクログ

    最終巻登録したかったけど無かったからこれで。
    (この漫画の雰囲気がこの表紙で分かるかなと)
    めちゃくちゃ好きな漫画!!!
    森園億人狂
    映画もいいけど漫画の方がラストもキャラの性格も含めて好き
    めちゃくちゃ面白い
    ジャンプ連載の中で古屋兎丸匂わせて来てくれてありがとうという気持ち
    ギャグセンスも抜群なのか侮れないぞ古屋兎丸

    0
    2021年05月28日
  • ライチ☆光クラブ

    Posted by ブクログ

    思春期の子供による大人への反抗と取れる作品でした。
    背伸びしたい年頃の子達が秘密基地、グループ内の規律、呼び名、正に厨二病と言う単語がしっくりくる。
    そしてもう一つは光クラブで造られた機械人間のライチと、白百合の名に相応しい少女カノンの甘くて切ない恋物語が心に来ました。
    少年達の野望や疑心暗鬼、内部崩壊、そして最後は残酷に散ってゆく彼らを鬱くしいと感じたのと同時に、ライチとカノンの恋も静かに終わり基地から去るカノンに寂しさも感じた。
    元が演劇の物ですが、この漫画も自分の手元で劇を見ているような感覚になりました。
    古屋兎丸先生の描かれる耽美でグロテスクな絵が物語にマッチしていて鬼才と呼ばれる理由

    0
    2021年02月06日
  • 彼女を守る51の方法 5巻(完)

    ネタバレ 購入済み

    彼女51

    最後まで一気に読めました。
    かなり現実的に書かれてるなと思いました。
    日本人は紳士的だと、勝手に思い込んでましたが、実際には漫画のような輩ばかりでしょうし、やはり我が身が大事になってくるのが、常だと思います。
    本当にこの漫画は為になるので、読まれて見て欲しいです。

    0
    2020年08月14日
  • ぼくらの☆ひかりクラブ(上)

    購入済み

    本編では見られなかった、

    本編では見られなかった部分があって、なぜ今の光クラブになったかが納得したし、各キャラの意外な1面が見れて面白かった。

    0
    2020年04月21日
  • アマネ†ギムナジウム(6)

    購入済み

    今回はグロ注意です!

    この作者さんの漫画だと『光クラブ』とかその辺を読んでいる人は大丈夫だと思いますが、今回はグロ耐性がないなら読まない方が良いです。
    私は凝視しちゃいましたが(苦笑)。

    今回、いよいよ天音が失った過去の記憶が戻ります。
    大体、前巻を読んだ読者の予想通りの展開かと。
    しかし、依然として笹井の正体は明かされずに次巻へ続く……。
    次巻予告を見て人形達がどうなるのかも気になりすぎる!

    1
    2020年03月28日
  • 帝一の國 1

    Posted by ブクログ

    映画化もされ大ヒットした学園コメディ漫画です。映画から原作を読みました。
    ギャグのテンポもよく、無駄な引き延ばしもないのでテンポ良く読み進めることができました。
    映画で描かれていない部分のストーリーもとても面白いですので、映画にハマった人はぜひ読まれることをお勧めします。

    0
    2019年12月26日
  • 明仁天皇物語

    購入済み

    象徴天皇として生きた天皇明仁

    ひたすら日本国の象徴として生きた天皇明仁の半生をつづったこの本はその精神をどれだけ理解しているか分からない若い皇族たちに読んでもらうべきじゃないかと思う。皇族は国民のために存在しているんだと自覚出来るだろう。

    0
    2019年07月09日
  • ライチ☆光クラブ

    Posted by ブクログ

    「ライチ光クラブ」という舞台が原作であるが、そこに耽美なボーイズラブや複雑な人間関係を加えた古屋兎丸。やはり天才としか思えない。かなり分厚い一冊だが、読み始めて一度も飽きることがなく、1日で読み終えてしまった。
    好みがハッキリ分かれる作品だが、アングラ系、少女椿を通ってきた人なら必ず楽しめる一冊であろう。

    0
    2019年05月07日
  • 人間失格 3巻(完)

    なるほど

    原作ではヨシ子も薬局のおばさんも死なないんだけどこれなら葉蔵を取り巻く女達がめったやたらに不幸になってストーリーの悲惨さが増しますね。人間失格は葉蔵が脳病院に入れられるところまでなんだけど太宰治との出会いセッちゃんと再開のエピソード、最後は葉蔵の息子の葉一が揚げるタコの新聞紙に太宰治の心中した記事が載っているというオチもよかった。

    0
    2018年08月26日