古屋兎丸のレビュー一覧
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ヤク中になって次元上昇ラリってる描写が圧巻すぎる。
でも、狂った時点でそこに救いがある。
自己を失ったまま死に至ることができるのだから。
古屋先生が、自らの作品を批判的に評しているように、狂うことの中に救いのようなものを見たような気がした。
太宰治の小説は、あまりにも現実味がありすぎて、また、あらゆる救いを拒絶する。
正常になることもできない、かといってギリギリのところで壊れ死ぬほどの苦痛と罪の一切が霊魂を束縛し支配するのだが、それでも、あらゆる愛からの離反と世界への恐れを抱えながら、人生を放棄することもできない、
霊魂の「生殺し」が生きている限りつきまとい、そこから逃れ解放されることはな -
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ネタバレ「生徒会長選挙における全校生徒投票法案」は是か非か?
状況見すぎて最後の一人になるとか、帝一相変わらず要領悪すぎ!
ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンって、帝一緊張しすぎてもう姿すら見えないよ!
海帝新聞の世論調査の結果に、血の涙を浮かべながらブリッジを決める帝一。一年生からのあまりの信頼の無さに失意のドン底に堕ちた帝一は、果たして……!?
二年生になってもテンション下がらずに面白い。劇中でも語られた通り、今は大鷹が生徒会長になるまでの道が出来上がっているようにみえるので、それを帝一がどう覆すのか、覆さないのか。今後も注目です。 -
購入済み
美しい絵柄とこころの描き方に涙
1巻無料版を何度か読み返し、面白さと美しさと主人公ピカソと千晶に惹かれ、2巻
、3巻と読み進め、最後に泣きました。
3巻の作者のあとがきにも、じんわりしました。
よく◯◯を嫌う、憎む、妬む、避けるなど、気にしながらも遠ざけたり、そのモノやヒトよりも自分は大きいんだとつよい力で押さえつけようとしてしまうことはありますが、その大元を拾いに行き、解放しようとすることはなかなか自分のちからだけでは出来ず、やり方がわからないひとはいっぱいいて、縁あって誰かに力を借りて初めて成功するんだなと、わたしは最近自分自身が自覚して体験していて、
世の中にあるたくさんの自己解放法のひとつとして、こちらの幻覚ピカ -
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『ライチ☆光クラブ』の前日譚です
(前日譚ですが、『ライチ☆光クラブ』を読んでからがオススメです)
こちらも小学生篇同様、タミヤ視点でストーリーが進行していきます
・ニコが片目になった理由
・タミヤの心境の変化
・ゼラの過去
・そしてひかりクラブ初期メンバーの絆
小学生篇同様、本編では語られなかった疑問・背景がとても丁寧に、わかりやすく描かれています。(小学生篇よりもややグロテスク・エロチックな描写が増えます)
本編に近くなってくるのと同時にじわじわと忍び寄ってくる崩壊への予兆は小学生篇より辛いものがありましたが、そのぶん納得できることもたくさんありました。特にニコが片目になった理由は -
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『ライチ☆光クラブ』の前日譚です
(前日譚ですが、『ライチ☆光クラブ』を読んでからがオススメです)
『ライチ☆~』本編は既に歯車が狂ってしまった状態からのスタートでしたが、こちらは前日譚ということで過去からのスタート。中学生よりももっと幼くてあどけない小学生。そしてひかりクラブのリーダー・タミヤ視点でストーリーが進行していきます
「そうこの秘密基地の名前!ひかりクラブだ!」
「わーかっこいー」
「これいいよ!タミヤ君!!」
「14才までに僕はなにをすればいいんだろう…」
「俺命がけで働くから!誓うよ!」
「それはわくわくしますね!」
「面白そうだな~ってついて来たんだ!」
「私はただの