【感想・ネタバレ】Gardenのレビュー

あらすじ

古屋兎丸全身全霊!幻想、快楽、目覚め、葛藤、科学、後悔、破滅、……。7つの庭が配置された、天才作家・衝動の初短編集!かつて未完のまま連載を終えた超問題作「エミちゃん」、鬼気迫る114枚の描き下ろし全ページ完全収録。「Wsamarus2001」では味わえない、古屋兎丸のアナザーサイドかつエッセンシャル・クオリティ。

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Posted by ブクログ

裸体の起源
 →躰を脱ぐという発想を、見事絵にした!
天使のフェラチオ
ユメカナ
海から来た機械
月の書
 →ハリウッド映画的王道展開、とあとがきにもあるとおり、
  いちばんまとまっている。
  アデルの純さ、リタのかわいらしさ。
笑顔でさようなら
エミちゃん
 →袋とじにしなければならなかったのだろうな。
  惨殺と奇病というテーマだけでなく、
  絵のすべてから作者の気迫が恐ろしく伝わってくる。
  美意識などなどすべてなげうって、パッションひとつを武器にしている。

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2016年07月14日

Posted by ブクログ

エログロ注意!な兎丸氏の初期の短編集です。
漫画という形にとらわれない斬新なコマ割りとストーリ展開にぞくぞくしっぱなしです。
袋とじになっている「エミちゃん」という作品はメッセージは伝わりにくいものの、作者の異様な執念とか苦悩とかがダイレクトに伝わってきて読み終わったときには満腹でした。
人は選ぶと思われますが、鬱になりたいときにおすすめしたい一冊です

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2010年10月05日

Posted by ブクログ

「エミちゃん…パパとママの願いはひとつ…エミちゃんがお外に連れていってくれたら、世界中の人を幸せにできるの…」収録袋とじ漫画「エミちゃん」エミちゃんはパパのおつかいで大きな袋をお外に持っていく事に。でもエミちゃんは森の外に出るのは初めて。ちょうどその頃、サディストの園長先生が園児たちと森へ遠足に来ていたからさぁ大変!何度読んでも泣けます。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

この本には袋閉じの短編が収録されています。
このえみちゃんという話は、内容こそよく捉えられませんが、その後の氏の作品に大きな影響を与えたことが怨念として伝わります(笑)大胆な構図、コマ割、、斬新さが下絵、構想一切なしで描かれたとは信じられない作品。
個人的には笑顔でさようならが好きです@

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

初期短編集。『パレポリ』から、次のステップへの過渡期的作品とも言えそうな感じ。
「エミちゃん」「ユメカナ」「月の書」がお気に入り。
『ライチ~』から入った方は是非とも、『パレポリ』や『ガーデン』も……。

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2013年08月13日

Posted by ブクログ

マンガ喫茶で読んだ。斬新。これ読んで、兎丸さんに興味もった。特に袋とじが脳裏にこびりついてはがれない。作者の色々が垣間見えた。

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2011年05月24日

Posted by ブクログ

見所はなんと言っても「エミちゃん」でしょう。剥き出しの暴力描写が延々と続く異色の袋とじマンガ。しかもこの袋とじが結構面倒な方法で開けなければいけなくて、色々な意味で読むのに苦労する。けれどもこの苦労も込みで作品の表現ともとれるし、マンガとしてアリだとも思う。という訳で古本で購入するときは注意が必要です。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

全体的にまあまあおもしろい。所々に見られるいろいろな画家へのオマージュや絵のパロディがおもしろいが、ボッシュはそのまんますぎてちょっと。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

はじめて出会った兎丸、「エミちゃん」の画面から溢れそうな焦燥感と危機感、そしてせつなさにノックアウトされた。ほかの短編も直球。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

個人的に、この作品を読んで古屋兎丸のファンになりました。短編集で作品内容も素晴らしいんだけど、思い出の一冊でもあります。

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2009年10月04日

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