古屋兎丸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
突き抜ける異常!躍り狂う稚劣!
一度読んだら脳に焼き付いて消えることは無いであろう、トラウマ級の酷薄な舞踏会。
原案は1985年12月に著者・古屋兎丸先生が観劇された、劇団「東京グランギニョル」上演の演目「ライチ光クラブ」による。多少展開に違いはあれど、まずはよくもまあこんなあらすじを生み出して演劇にされたなあ…と驚きつつ、調べてみるとなんと今もなお演じ継がれている作品であるようだ。メインビジュアルの姿を見るに、どのキャストも作品のイメージ通り、まるで漫画紙面からそのまま出てきたような完成度で恐れ入る。
中学生男子が多かれ少なかれ内包している幼稚さや凶暴さ、無謀さなどといった要素に加えて無 -
ネタバレ 無料版購入済み
物凄く面白い
心理描写もさることながら、頭の中で、こんなにもめまぐるしく多くのことを考えて、理論立てて作戦をたてて、実行するところが、とても秀逸。
面白い。本当に面白い。全てのキャラに愛着を感じることのできる「キャラの作りこみ」方も素晴らしい。
帝一と、公明の、ボーイズラブばりの信頼関係と行動には、もう、惚れ惚れします。
男の友情を超えた、深い友情にも、かっこよさがある。もう全キャラ大好きです!!!
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Posted by ブクログ
物事は捉え方次第だし、出会う人次第でもあるし、それを選びに行くのは自分なのだよなと 早くも3巻にて完結。葉蔵の闇は、幼少期からその命が果てるまで結局癒えることはなかったということか。世の中の見方を、ある一方向でしか捉えられないかつそれがこんがらがった捉え方だと、最期まで自分が自分を結局苦しめてしまうことになるのか。物事の捉え方は自分次第、というのは、たまたま最近私自身にも起こっていて、実は好きなアーティストの死によってそのバンドメンバーのコメントが明らかにどこを向いて、もしくは向こうとしているかの違いで、読んでいてこんなにも違うんだ、ということに衝撃を受けていて。
葉蔵自体に惹かれてしまう女を -
Posted by ブクログ
マンガで読みやすい日本文学。ただ内容は暗く闇でしかない あの名著太宰治の「人間失格」を題材にしたコミック版。設定を現代にして描かれていて、導入部分からすぐさま興味をそそられる。マンガで読めるので、絵で魅せるグロテスクな面と人物の気味悪い表情などでページ毎のインパクトは大。文章自体も多くはないので、すぐに読み終わってしまう。ただなぜ最初から主人公の葉蔵は闇が多いのか、どうしてそう考えるようになったのか、何でなんだろう、ときっかけを探しつつ、感情を想像しながら次のページ、次のページと進むともう一冊読み終わってしまった。1巻であれやこれやと言えるものではないが、この絵のタッチが苦手な人はこの1巻で終
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