古屋兎丸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
突き抜ける異常!躍り狂う稚劣!
一度読んだら脳に焼き付いて消えることは無いであろう、トラウマ級の酷薄な舞踏会。
原案は1985年12月に著者・古屋兎丸先生が観劇された、劇団「東京グランギニョル」上演の演目「ライチ光クラブ」による。多少展開に違いはあれど、まずはよくもまあこんなあらすじを生み出して演劇にされたなあ…と驚きつつ、調べてみるとなんと今もなお演じ継がれている作品であるようだ。メインビジュアルの姿を見るに、どのキャストも作品のイメージ通り、まるで漫画紙面からそのまま出てきたような完成度で恐れ入る。
中学生男子が多かれ少なかれ内包している幼稚さや凶暴さ、無謀さなどといった要素に加えて無 -
ネタバレ 無料版購入済み
物凄く面白い
心理描写もさることながら、頭の中で、こんなにもめまぐるしく多くのことを考えて、理論立てて作戦をたてて、実行するところが、とても秀逸。
面白い。本当に面白い。全てのキャラに愛着を感じることのできる「キャラの作りこみ」方も素晴らしい。
帝一と、公明の、ボーイズラブばりの信頼関係と行動には、もう、惚れ惚れします。
男の友情を超えた、深い友情にも、かっこよさがある。もう全キャラ大好きです!!!
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