古屋兎丸のレビュー一覧

  • アマネ†ギムナジウム(5)

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    ネタバレ

    新刊がでるまでが長かった! 

    フィリクスがいきなり身を投げる場面から始まる。それはアマネが中学生だったときに考えたストーリーそのまんま。アマネはギムナジウムの生徒たちに真実を打ち明ける。人形の世界と現実の世界がとうとう接触。

    人形の補修作業によって命を取り戻したフェリックスは、現実の抑圧をはねのけ、ヨハンへの愛を告白。

    事態はいよいよ、アマネの”ストーリー設定”を超えて動き出す。で、まず彼らが何をしたかというと東京見物笑。

    そこへ会社の同僚、笹井がやってくる。彼がアマネを連れて行ったのはふるさとの中学校。そこでアマネは封印していた過去の記憶と再会する。

    彼女は現実を物語へと落とし込む

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    2019年09月15日
  • 女子高生に殺されたい 1巻【電子特典付新装版】

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    ネタバレ

    1巻はそれぞれに個性的な背景を持った人物が次々に登場し、絡まりあっていく。
    東山春人―臨床心理士から高校教師に方向転換。一見平凡そうだが、女子高生に絞殺されたいという強い願望に突き動かされている。
    佐々木真帆―東山の勤める高校の女子生徒。美少女で東山は彼女に殺されたいと思っている。時々意識を失い、そのことで自信を持てず、不安を抱えている。
    後藤あおい―アスペルガーで対人関係に問題を抱えているが、きわめて高い知能を持つ。佐々木の親友。
    川原雪生―猛勉強して同じ高校に入ったほど中学時代から佐々木を恋慕する。
    深川五月―東山の元カノ。臨床心理士となって東山の高校に配属され、そこで佐々木や後藤と仲良く

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    2019年04月12日
  • 人間失格 1巻

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    2011年4月30日(土)にジュンク堂書店大阪本店にて購入。同日読み始めて同日読み終える。古屋兎丸が太宰治の『人間失格』を現代版のコミックとして描いたもの。

    20160429追記
    2016年4月28日に小説を読み返したのを機に、同日マンガの方も読み返す。

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    2019年01月22日
  • ライチ☆光クラブ

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    グロさは絵がうまい分あまりリアルに感じられず。あとがきで明かされていた演劇からの大幅な変更がアダプテーションを成功させている。

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    2018年11月05日
  • アマネ†ギムナジウム(3)

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    作中登場する大島由美子さん、山岸凉子さんなどのDNAが凝縮され、全寮制少年愛ものを古屋兎丸さんの世界観で表現したらこうなる、と言う妙技と言うかなんというか…人形である少年たちの世界と、それを想像してしまったアマネの内面の葛藤が相まって、懐かしいのに新しい、こんな漫画見た事ない!!

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    2018年10月22日
  • アマネ†ギムナジウム(3)

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    自分のことを守るのに必死ないじめっこサイドと相手を守りたいいじめられっこサイド、どっちも痛々しいなあ。閉鎖空間でのこの陰湿さはこたえる。
    笹川さんいい人すぎる。
    天音、ごく普通の喪女かと思ってたけど……??

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    2018年09月30日
  • ぼくらの☆ひかりクラブ(下)

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    光クラブシリーズ。

    「ぼくらの☆ひかりクラブ(上)」の続き

    彼らに刻々と近づく、破滅。
    引き金を引いたのは、誰なのか。

    それぞれが気持ちが交差して、
    美しくて儚い、残酷な物語は始まりを告げる。

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    2018年06月29日
  • ぼくらの☆ひかりクラブ(上)

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    光クラブシリーズ。

    あの悲劇は、どこから始まったのか。
    少年たちの無邪気な好奇心はときに、恐ろしいほどの残酷さを魅せる。

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    2018年06月29日
  • アマネ†ギムナジウム(2)

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    人形作りが趣味の天音(アマネ)が年代物の粘土で作った人形たちが動きだして…から、築80年の家屋を改造し、彼らの為のギムナジウムを作ったら、中学生の自分が設定した彼らのキャラクター性がドラマを紡ぎ出した、と言う作品なんだが、24年組などを読んで育った世代には、自分も出来ればこう言う人形を作りたいし、愛でたいし、設定考えて妄想したいし、と思うだろう(笑)妄想が作り出した「彼ら」の設定がどんな化学反応を起こすかも突きつけられると言う皮肉。妄想もほどほどに、と言う戒めが作品のメッセージではなく、自分が生んだ「想像の産物」と如何に付き合うか、妄想に呑み込まれるか、そうじゃないかを試されている気分になるか

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    2018年01月10日
  • 女子高生に殺されたい 2巻(完)【電子特典付新装版】

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    これはなかなかイイお話でしたねぇ…イイお話というか、こう…脳みそにズカーン!と来るような…。

    タイトルからして何か変な性癖持った男が主人公なのかな…? と思われますけれどもまあ、それはあながち間違いではないのですが(!)話はもっと複雑怪奇でして、そして重い…人によっては苦手な分野の漫画かもしれませんけれども、僕は飽きずに最後まで読めましたよ!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    思えばこの著者はこういう作風だったなぁ…と何か女子高生が自殺だかなんだか…あっ、自殺サークル! とかいう漫画も似たようなテイストだったような記憶が断片くらいはありますねぇ…。

    そんなわけで二巻で終わってしまった漫画ですけれ

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    2017年09月03日
  • 少年たちのいるところ

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    古屋さんの漫画はそれなりに読んでいるつもりでしたけれども、これもまたこれで面白いですねぇ…!

    なんというか、高校時代の僕…そして、今現在の僕をも体現していると思われる(!)主人公がイイ味出してます…!

    自慰依存症とは…その他にも友達依存症だの何だの…人は何かに依存して生きている! といっても過言ではないとまあ、僕も三十年そこそこ生きてきて思います…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、そんなわけで女子高生の絵柄もなかなかに可愛いし、オススメの一冊ですねぇ…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2017年08月30日
  • 帝一の國 14

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    映画の宣伝で知り、LINE漫画で前半フリーで読んでハマって一気読み。多彩なギャグ的表現で笑いつつも、個性溢れ魅力的なキャラクター達と、骨太なストーリーにやられた!最初は取っつきにくいかもしれないが、人に薦められる良作でした。

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    2017年08月23日
  • 帝一の國 13

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    自分の失態で光明が離れたことに慟哭する帝一が、まさか会長選を辞退するところまで行くとは。このマンガのゴールは会長になることだったのに、大胆な展開。背中に毘沙門天を背負うくらい、光明のことがショックだったのを見るにつけ、やはり帝一にとって欠かせないのは美美子じゃなくて光明一択。最初から女房って言い切ってるしね。

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    2017年07月31日
  • 帝一の國 12

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    私の好きな光明くんが…スパイ潜入してまんまと敵の手に落ちてしまった…。悲しい。ていうか、このマンガ通して帝一にとってのヒロインは光明だよね。

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    2017年07月31日
  • 帝一の國 11

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    宗教が絡んでくるとキツイなー。まさか高天原蒜山と野々宮裕次郎の間にあんなに深い関係があったとは。人格矯正が時計仕掛けのオレンジまんまだったけど、確かに古屋兎丸作品はあの映画の世界観と似てる。

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    2017年07月31日
  • 帝一の國 10

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    ルルカ・シュミットとミッチェル・ボーイのあだ名センスがすごい。コウメイ・ドールもいいけど、キクマ・ド・サドって。巻末の2人の家族を描いた番外編も良かった。

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    2017年07月31日
  • 帝一の國 9

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    表紙どうした、と突っ込まずにはいられない9巻。帝一は美美子という元カノがいるには居るが、明らかに光明の方が絆が強いよね。そんな光明が、心が折れて引きこもった帝一を励ますときに、「帝一は強くて、でも弱くて、犬で、優秀なような、そうでもないような」ってかなり適確に評価してるの好感が持てる。

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    2017年07月31日
  • 帝一の國 8

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    2年生になり後輩が入ってきて、帝一の小物感が凄い。最初は生徒会長候補に名を連ねるエリートだったはずなのに、最近のこの小物臭はなんだ。1年生のキャラが一気に増えたけど、ちょっと増やし過ぎな気もしないでもない。帝一の年代みたいに、主要人物は4人くらいに絞った方が良いのでは。

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    2017年07月31日
  • 帝一の國 7

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    会長選挙、ほんとに緊迫の展開だった…。高校の生徒会長選挙をここまでドラマチックに作り上げられる手腕が本当にすごい。氷室ローランドの飛び降りとか展開がすごすぎてもはやギャグ。榊原光明くんの機転で助かってよかったね。このマンガの中では光明くんが一番好き。

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    2017年07月31日
  • 帝一の國 6

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    苦境に立たされた氷室が実弾(賄賂)に入って自滅していく姿がしんどい。政局の流れって恐ろしいわ。政治の世界ってホントにこんな感じなんだろうなと思うと、絶対に自分には入れない世界。帝一の國が面白すぎて止まらない。

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    2017年07月31日