古屋兎丸のレビュー一覧

  • インノサン少年十字軍 上

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    終始ずっとドキドキしながら読んでました。
    実際にあった少年十字軍の話しを古屋先生のアレンジを入れて描かれています。
    純真であるが故に残酷でえげつない展開に最後は古屋先生が魅せてくれました。

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    2012年10月27日
  • インノサン少年十字軍 中

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    上巻が無垢さ漂わせていたのに対し、一転して何やら血生臭いイメージを醸し出す表紙の中巻。上巻終盤に、エティエンヌ率いる少年十字軍を包んだ不穏な空気が、この巻では一気に暗雲へと変わってゆきます。突きつけられる、現実と惨劇。ストーリー展開は、正直なところ定番と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、テンポも良く、迫力があり、知らずうちに物語へ引き込まれるだけの力を持っています。序破急の『破』としてはこれ以上無い展開。ただし、残酷描写が苦手な人は注意が必要です。

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    2012年09月17日
  • インノサン少年十字軍 下

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    ただひたすらに、残酷。大半の方が、目を背けたくなるであろう描写と展開が続くのですが、臓物が飛び出したりといったスプラッター要素は比較的あっさり目かと思えます。しかし、独特な絵柄のなせる業か、嫌悪感とある種の美しさを併せ持つそれらのシーンが強く印象に残ります。このあたりが、この作家さんの魅力なのかもしれません。天草四郎やジャンヌ・ダルクなどに代表される、信仰が生む崩壊を好まれる方にはお勧めできる作品と言えます。報われない悲劇でしかないのに、なぜか読後に、大嵐が去った後のような爽やかさを感じる作品でした。

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    2012年09月17日
  • 帝一の國 3

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    表紙が素晴らしい!
    こんな自信満々な犬初めて見たw

    内容もスピード・クオリティ落とさず面白いです。
    コア漫画家かつ、エグ漫画家ってイメージだったけど、
    そこで培った絶対画力だからこそ、
    笑いがこみ上げてくるわけで。

    帝一とかみんな凄い必至で、一周回って感動すら覚えるくらい真面目なんだけど、
    やってること笑えるよ、っていう。
    そして、目指すものが権力だっていうのがまた捻くれてて良い。
    権力・政治家・根回し・犬、みたいな。

    (ぼくが生徒会長になるために)
    あなたの犬にならせていただきます!

    ってめっちゃ潔くって笑える。

    弾くんは次回活躍かな?
    帝一が意外と女性好きだったり、
    抱擁(って言

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    2012年08月31日
  • ライチ☆光クラブ

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    選民思想の果て?
    ライチで動く人形と美しい生贄の少女と、自分たちを(自分を、か)選ばれたものと信じる若者たちの、耽美で破壊的で悲しくて美しいお話。

    グロイところもあるし、見てられないところもあるし、でも少女とロボットの触れ合いは琴線に触れるのです。
    カノンのセリフがすごく良いんだよね。
    それと「元祖」光クラブの面々の悲惨さね。

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    2022年08月12日
  • ぼくらの☆ひかりクラブ(上)

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    ひかりクラブの過去。
    タミヤを主人公として物語が進んでいきます。
    こちらは希望がちらほら見えますね。ひかりクラブ創設メンバーたちが友情を確かめあうシーンはなんとも言えない暖かさを感じました。
    本編自体は救いようのない悲劇ですが・・・。他にゼラやニコの境遇を描いていたので、感情移入しやすくなりました。

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    2012年06月23日
  • 帝一の國 1

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    見方によっちゃ相当くだらないことに対して至極真面目で、そんでもって絵が至極美しいから素晴らしい攻撃力です。
    これはもう、この人の作品の中じゃ王道中の王道なのかもしれないけど、この人にしか描けない漫画。

    (中のカラー扉が本当に綺麗。こっちを表紙にしたらいいのに。)

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    2012年04月24日
  • ぼくらの☆ひかりクラブ(上)

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    ゼラちゃんが帝王にご即位されるまでの一連の流れ。
    誰もが本家収録を期待した常川ゼラの日常もこっちに収録。

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    2012年08月08日
  • 人間失格 3巻(完)

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    文章で読むより絵でみた方が壮絶だと思った。でもこれでも原作より救いがある結末なんだよな。これは原作の方もしっかり読み返したい。

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    2012年04月13日
  • 帝一の國 2

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    こんなにシュールで恐ろしいこちょこちょを見たことない…!!!
    ここまで突きぬけられたら、面白くない訳ないよ…

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    2012年02月16日
  • ぼくらの☆ひかりクラブ(上)

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    以前にライチ☆ひかりクラブを読んでいたので、懐かしくなり買った商品。
    ゼラは小学生でもゼラだったのかと驚いた。ライチ☆四コマ劇場も忘れずに読んでくださいね!
    これを読んでからライチ☆ひかりクラブをもう一度読み直したいと思う。

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    2011年12月23日
  • ぼくらの☆ひかりクラブ(上)

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    頭は良いのに無知で、純粋なのに残酷で、とっても美しい少年たち。
    ライチのときよりも画力が更に上がっているようで、ますます綺麗な絵の数々にため息が出る。

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    2011年12月20日
  • 人間失格 3巻(完)

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    太宰治の現代版。罪と罰といい、こういう流れができつつあるのかな。
    原作知っていると、さらに楽しめますね(^_^)

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    2011年12月10日
  • 人間失格 1巻

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    現代訳人間失格 古屋兎丸ver.といった感じ。昔の設定だと思っていたので、一瞬そうくるかと身構えたが人間失格の世界観はどの時代でも生きるんだなと思った。

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    2011年11月04日
  • 彼女を守る51の方法 1巻

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    注)東京大地震を想定した作品です。

    古本屋1~3巻を見つけて購入。
    著者が実際に阪神淡路大震災を経験し、その経験から描かれているため、非常にリアルに描かれています。

    時期が時期ということもあり、これ以上のコメントは控えさせて頂きます。

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    2011年07月28日
  • 人間失格 1巻

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    全3巻。
    太宰治の小説を現代風にリライト。ネタに行き詰まった漫画家が、ネットで大葉要蔵という名の人物の手記を見つける。堕し続ける主人公の容貌が衝撃的。

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    2011年06月22日
  • Garden

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    マンガ喫茶で読んだ。斬新。これ読んで、兎丸さんに興味もった。特に袋とじが脳裏にこびりついてはがれない。作者の色々が垣間見えた。

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    2011年05月24日
  • 彼女を守る51の方法 1巻

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    全5巻。東京に大規模な地震が来るというストーリー。何年も前に読んだが、起こる事態のリアルさがすごかった。今読むとまた違う印象になるんだろうな。

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    2011年05月09日
  • 自殺サークル

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    「ねぇ 光子さんって知ってる?」
    「私京子が一番好き」「私も小夜が一番好き」
    「光子さんが目覚めたよ」

    用法用量を守り、明るいところで離れて読みましょう、的な本

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    2011年03月07日
  • 人間失格 1巻

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    ネタバレ

    恥ずかしながら原作未読。
    舞台が現代という設定みたいだが詳しいことは解らん!未読だから!!!

    古屋先生の描く陰鬱で排他的な世界観が大好き。

    人間て弱いです。もろいです。不器用です。
    だからこそ生きたいんですね。
    色々考えちゃう今の年齢だからこそガツンと衝撃を受けるものがありました。

    原作の『人間失格』が無性に読みたくなったので、この企画はある意味成功だと思います。ちょっと古本屋行ってくる。

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    2010年12月30日