古屋兎丸のレビュー一覧
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人間失格…読んだことないけど、現代版のマンガといったところかな。大庭は人間が怖いけど、興味はあって、17才にして疲れきっているのか、流されるように生きている。
苦しみを避けて逃げ続けるんだけど、何も執着なく身軽に逃げ出すのがすごい。そして、人嫌いでも、怒ったり、積極的に人を傷つけたりはしないんだよな。
不法行為に惹かれるのって、人間への負の感情の代弁なのか、それとも自分の気持ちに共感できそうな人を探してるのかな…?
大庭が侘しいって感じるのがわからなかったんだけど、見た目も良くて賢くてモテるのに、無抵抗に人生転がり落ちてくのが…侘しいということなのかな。まだ理解は難しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分だったら、もしも死ねなかった時の為に金を残しておくなら
身分証なども残しておくと思う。
先生はなかなか潔いななどと思ってしまった。
2巻という長さにすっきりとまとまっている。
真帆がどうなるのか心配だったが、無事助けられて良かった。
あおいちゃんが頑張って叫んでくれたところが良い。
ここまでの事をしでかしたのに、五月先生が
支えようとするのが、罪悪感も手伝っての深い愛なのだろうがかなり驚いたし
表面上幸せそうに振る舞っているけれど
内なる思いは消えていないという気味悪い終わり方が
この作品ならではという感じがして良かった。 -
知らなかった
迂闊!!!当時そのような劇団がいたとは!
数年前にリメイクされたのが
公演されたみたいだけど
やはり漫画の方がいい
雷蔵がかわいいわ!!カネダもかわいい
てかゼラも歪んだ性格おもろー -
ネタバレ 購入済み
前巻までの盛り上がりまで良かったんだけど…なんとなく想像できる終わり方でちょっと物足りなかった。
でも終わり方は綺麗だったし、お別れのシーンはうるっときた。
昔の同級生たちがすんなり許されてる(?)ような感じがあまり気分良くなかったけど…
人形に夢を持っていた時の気持ちを思い出した。
最終巻のみ電子で購入しました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ佐々木は多重人格者。東山の計画がこれほど遠大なものだとは。
サイコとサイコが出会ってしまった末の事件は未遂に終わる。後藤がその鋭敏な感性で計画を察知、雪生がシャンプーのにおいで佐々木の居場所を突き止め、元カノ時代に東山の壮大な計画を知ってしまった深川が最後に阻止、という話。
伏線までしっかり回収されているから、書き始めた段階で全部話が出来上がっていたのだと思う。だからすいすい読めるし見事なんだけれど、その分作り物感がでちゃっているのは仕方ないか。
深川の愛によって東山の希死念慮は解けるのか…というとそうでもない、というオチはぞっとする。性癖とはそう簡単に変わらないものなのか。
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