古屋兎丸のレビュー一覧

  • インノサン少年十字軍 下

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    少年十字軍[編集]
    エティエンヌ
    12歳。母親と2人で暮らす羊飼いの少年。信心深く、人一倍天候に敏感で、彼の予報はよく当たると町では評判だった。争い事を好まぬ心優しい少年で、不思議な喇叭を手にしたことをきっかけに、少年十字軍のシンボルとして崇められるようになる。しかしニコラの変貌をきっかけに、段々逸脱していく隊の行く末を不安に感じている。ニコラやクリスチャンのようにはっきりした目的意識は無く、純粋な信仰心からエルサレムを目指す。旅の途中で立ち寄った町で娼婦の少女・イザベルに出会い、仄かに恋心のようなものを抱いた。ユーゴの庇護を失ったことで過酷な旅となり、大勢の仲間が死んでいく中で一人重圧から心を閉ざしてしまうが、イザベルが自分たちを追って売春宿を出たと知ると、今までの蟠りや緊張から解放されたかのように彼女に縋って号泣した。その後隠れ異端の村で匿われ、束の間の平穏な時を過ごす間に、イザベルへの恋心を自覚し、彼女と惹かれ合うようになっていく。
    モデルは実際にフランス少年十字軍を指揮した少年・エティエンヌ。
    ニコラ
    12歳。養豚場を営む叔父と暮らす。エティエンヌの親友で、彼とはちょくちょく一緒に遊ぶ。両親は既に亡くなっているが、父が十字軍の一人として従軍し、異教徒に殺害された事から、異教徒を激しく恨んでいる。また十字軍や騎士に憧憬を抱いており、その思いは自らの額を切り裂いて「一人前」であることを証明しようとする程熱狂的。騎士の影響からかアンリやマルクと一緒にチャンバラごっこをして遊んでいたこともあった。十字軍結成後はクリスチャンから隊長に任命される。テンプル騎士団の一員であるユーゴと出会ってからは、隊の面々が勝手な行動をしないように厳しい罰を設けたり、ユーゴの助言に従い過激な言動をするようになるなど、意識がどんどん常軌を逸してきていた。しかしユーゴの策略が露見した後は彼に失望し混乱するも、またエティエンヌと元通りの仲良しに戻った。だが彼の庇護を失ったことで旅は過酷になり、道中で大勢の仲間を失いつつも、やっとのことで隠れ異端の村に匿われ、そのうちコレットに仄かな好意を抱くようになる。
    モデルは実際にドイツ少年十字軍のリーダーだった青年・ニコラス。
    クリスチャン
    14歳。一見すると女性にも見える美少年。口調は女っぽい。商人の家に生まれたので無学の子が多い十字軍の中でも貴重な修学者。出立の際には本を携えている。隊員の勝手な振る舞いを封じる為の規律を設けたり、いざという時の為の紹介状を持参したりと、用意周到且つ注意深い性格で、カタリ派についてエティエンヌに説明するなど博学な一面も見せる。知識に貪欲で、彼がエルサレムを目指す理由もエルサレム方面にある“秘術”の奥義を知る為であり、信仰心によるエルサレム巡礼は二の次である。それ故「知識=原罪の要因」と捉える修練士のミカエルとは折り合いが悪い。「エティエンヌへの恩返し」という合理的な理由で彼に従うギーを気に入っている。余りにも上手くいき過ぎる旅の行程に不穏なものを感じ、ユーゴの後を付けて彼の策略を見抜いた功績を持つ。実は密かにエティエンヌに想いを寄せており、彼がイザベルと愛を語らうことを快く思っていない。十字軍では経理担当。
    アンリ
    10歳。エティエンヌ、ニコラの友人。泣き虫で家族にも気弱な性格を心配されている。十字軍では副隊長に任命される。しかし十字軍結成後は、剣術に長け男らしいギーを模範として強くなることを目指し、一方的ながらライバル視するようになる。しかし道中で盗賊に襲われた際は泣いてばかりで結局何もできず、結果としてルークと他の小さい子供らを大勢死なせてしまう。失われたニコラの信頼を取り戻すべく脱走者抑止の見張りを買って出るが、雨に紛れて逃走を図ったマルクとレミーを止めようとして、マルクを殺してしまう。
    ルーク
    14歳。エティエンヌ、ニコラの友人。常に笑顔を絶やさない快活な性格の少年。家は皮なめし業を営んでいる。十字軍では第一参謀に任命され、旗手も務める。旅に出た理由も「仕事をサボれるから」という実に子供らしい理由である。滅多に怒らないがユーゴの真意を知った時はその狡猾さにいきり立っていた。彼を慕っていたニコラを元気づける優しさも持つ。道中で盗賊に襲われた際は旅の資金を守る為勇敢に立ち向かっていったが、呆気なく首を半分切断されて殺されてしまった。
    マルク
    13歳。エティエンヌ、ニコラの友人。明るい性格で場を和ませるのが特技。レオナルド人形(イタリア製)というパペットを常に持ち歩き、腹話術で彼と軽快な漫才を見せる。アンリ、ルークと行動を共にすることが多く、十字軍では第二参謀に任命される。十字軍遠征には遠足気分で参加していたが、段々過酷になる行程に恐怖を覚え、故郷に帰してもらおうとレミーと一緒にユーゴの元へ行こうとする。しかしニコラに失望されたくないアンリによって刺し殺され、帰らぬ人となってしまう。
    ギヨーム
    12歳。町でも権力者にあたる領主の息子で、親の威光を笠に着て威張る嫌味な性格。その為アンリ達には嫌われており、気性の荒いニコラとは度々喧嘩になる。エティエンヌの奇跡をきっかけに「名誉を掴むチャンスだ」と父親にせっつかれ、十字軍に参加する。日頃の行いのせいで軍に入るのは難しいかに思われたが、この時父親が提案した「金」よりも彼らにとって魅力的な「隊服」を提供し、ニコラ達の心を掴む事に成功する。しかし性行はお世辞にもいいとは言えず、子供でありながら旅先で幾度も売春宿に出入りし、「奇跡の喇叭」をエティエンヌから掠め取るという騎士としてもキリスト教徒としても最低の姿を曝した。その結果激昂したニコラに殺されそうになるが、レミーの頼みで小指を切り落とされるのみに留まった。以来ニコラに並ならぬ憎悪を抱くようになり、最終的には彼の手から預金証を奪い、テンプル騎士団へ入団してしまった。
    ピエール
    11歳。ギヨーム同様金持ちの家の子で、常に彼の後を付いて回る腰巾着。彼もまた嫌な性格の持ち主で、娼婦相手にも平気でいやらしい真似をする好色な面も持つ。しかしそのうちに淫行がばれ、ニコラに鞭打ち百発という厳しい罰を食らった。下り坂になる旅の行程に嫌気が差してギヨームと共にテンプル騎士団へ寝返ってしまう。
    レミー
    12歳。町で一番愛くるしい少年だったが、ハンセン病に冒され今では町中から腫れ物扱いされるようになってしまった。病気の平癒を神に祈る為にエルサレムへ向かう。自身が病気であるためか命の重みを一番理解しており、ギヨームらの命も助けてあげるようにニコラに頼んだ。旅が過酷になっていくにつれ、その影響からか病状が悪化、目が見えなくなってしまう。それ以降死の恐怖に取り憑かれてスッカル依存症に陥り、マルクと共に軍を抜けてユーゴにスッカルをもらいに行こうとする。
    ロラン、リリアン
    11歳の双子の兄弟。当時横行していた双子の迷信に惑わされた心無い人々の噂によって、母親が自殺してしまった暗い過去を持つ。そんな母の為に祈り、神の力で母を天国へ行けるようにしてもらうのが二人の願いである(キリスト教では自殺は罪悪とされている為、自殺者は地獄へ堕ちるとされていた)。兄のロランは弟思いの社交的な性格の少年で他のメンバーともすぐ打ち解けた。一方弟のリリアンはしっかり者の兄に対して劣等感を抱いており、兄と一緒くたに見られることを嫌う。その反動か、仲間内でも評判の良くないギヨーム達と付き合うようになり、その結果ピエールと共に鞭打ち百発の刑を食らうことになった。その後ギヨーム、ピエールと一緒に軍を裏切り、テンプル騎士団に入団してしまう。
    双子の血の成せる業か、テレパシー能力を持ち、この能力を生かして連絡を取り合ったり、旅を経るうちに長蛇の列となった隊を整理する役割を担うことになる。
    ミカエル
    12歳。シトー修道会に属する少年修道士。会の修道士達が告解の時に役立つだろうということで隊に同行させた。精神遅滞の気があり、舌足らずな喋り方だが、隊のメンバーの誰よりも神の教えの真髄を理解している。また声が美しく歌を歌うのが得意で、エティエンヌにも「天使のようだ」と称賛された。
    教えに反する『禁断の木の実』たる“知識”を追い求めるクリスチャンを罪深い人間と認識しており、一度は口論になりかけたこともある。エティエンヌを奇跡の子として純粋に慕っており、クリスチャンに余り近付くなと注意した。しかし自分は本当に神の僕なのかと悩むエティエンヌを見て、救世主の偶像に囚われず人間らしさを失わない彼を嬉しそうに見ていた。エティエンヌの告解の時にエロスとアガペーの違いを説き、イザベルのことも娼婦故か、それとも別の理由があるのかは不明だが、「悪魔」と呼んで蔑んだ。
    ギー
    14歳。エティエンヌの町を襲撃した盗賊団の一員で、金の為なら人殺しも厭わない冷酷さを持つ。エティエンヌによって盗賊達が追い払われた後、一人捕らえられた彼は町中で曝し者にされてしまう。しかし可哀想に思ったエティエンヌによって解放され、十字軍の一員に加わる。彼が聖地へ赴く理由はないが、自分を認めてくれた仲間達の為に命をかけようとする、仲間思いで義理人情に篤い一面が発覚する。元盗賊だけあって軍の中では最も武器の扱いに慣れており、アンリに目標とされている。

    1
    2015年06月29日
  • インノサン少年十字軍 上

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    少年十字軍[編集]
    エティエンヌ
    12歳。母親と2人で暮らす羊飼いの少年。信心深く、人一倍天候に敏感で、彼の予報はよく当たると町では評判だった。争い事を好まぬ心優しい少年で、不思議な喇叭を手にしたことをきっかけに、少年十字軍のシンボルとして崇められるようになる。しかしニコラの変貌をきっかけに、段々逸脱していく隊の行く末を不安に感じている。ニコラやクリスチャンのようにはっきりした目的意識は無く、純粋な信仰心からエルサレムを目指す。旅の途中で立ち寄った町で娼婦の少女・イザベルに出会い、仄かに恋心のようなものを抱いた。ユーゴの庇護を失ったことで過酷な旅となり、大勢の仲間が死んでいく中で一人重圧から心を閉ざしてしまうが、イザベルが自分たちを追って売春宿を出たと知ると、今までの蟠りや緊張から解放されたかのように彼女に縋って号泣した。その後隠れ異端の村で匿われ、束の間の平穏な時を過ごす間に、イザベルへの恋心を自覚し、彼女と惹かれ合うようになっていく。
    モデルは実際にフランス少年十字軍を指揮した少年・エティエンヌ。
    ニコラ
    12歳。養豚場を営む叔父と暮らす。エティエンヌの親友で、彼とはちょくちょく一緒に遊ぶ。両親は既に亡くなっているが、父が十字軍の一人として従軍し、異教徒に殺害された事から、異教徒を激しく恨んでいる。また十字軍や騎士に憧憬を抱いており、その思いは自らの額を切り裂いて「一人前」であることを証明しようとする程熱狂的。騎士の影響からかアンリやマルクと一緒にチャンバラごっこをして遊んでいたこともあった。十字軍結成後はクリスチャンから隊長に任命される。テンプル騎士団の一員であるユーゴと出会ってからは、隊の面々が勝手な行動をしないように厳しい罰を設けたり、ユーゴの助言に従い過激な言動をするようになるなど、意識がどんどん常軌を逸してきていた。しかしユーゴの策略が露見した後は彼に失望し混乱するも、またエティエンヌと元通りの仲良しに戻った。だが彼の庇護を失ったことで旅は過酷になり、道中で大勢の仲間を失いつつも、やっとのことで隠れ異端の村に匿われ、そのうちコレットに仄かな好意を抱くようになる。
    モデルは実際にドイツ少年十字軍のリーダーだった青年・ニコラス。
    クリスチャン
    14歳。一見すると女性にも見える美少年。口調は女っぽい。商人の家に生まれたので無学の子が多い十字軍の中でも貴重な修学者。出立の際には本を携えている。隊員の勝手な振る舞いを封じる為の規律を設けたり、いざという時の為の紹介状を持参したりと、用意周到且つ注意深い性格で、カタリ派についてエティエンヌに説明するなど博学な一面も見せる。知識に貪欲で、彼がエルサレムを目指す理由もエルサレム方面にある“秘術”の奥義を知る為であり、信仰心によるエルサレム巡礼は二の次である。それ故「知識=原罪の要因」と捉える修練士のミカエルとは折り合いが悪い。「エティエンヌへの恩返し」という合理的な理由で彼に従うギーを気に入っている。余りにも上手くいき過ぎる旅の行程に不穏なものを感じ、ユーゴの後を付けて彼の策略を見抜いた功績を持つ。実は密かにエティエンヌに想いを寄せており、彼がイザベルと愛を語らうことを快く思っていない。十字軍では経理担当。
    アンリ
    10歳。エティエンヌ、ニコラの友人。泣き虫で家族にも気弱な性格を心配されている。十字軍では副隊長に任命される。しかし十字軍結成後は、剣術に長け男らしいギーを模範として強くなることを目指し、一方的ながらライバル視するようになる。しかし道中で盗賊に襲われた際は泣いてばかりで結局何もできず、結果としてルークと他の小さい子供らを大勢死なせてしまう。失われたニコラの信頼を取り戻すべく脱走者抑止の見張りを買って出るが、雨に紛れて逃走を図ったマルクとレミーを止めようとして、マルクを殺してしまう。
    ルーク
    14歳。エティエンヌ、ニコラの友人。常に笑顔を絶やさない快活な性格の少年。家は皮なめし業を営んでいる。十字軍では第一参謀に任命され、旗手も務める。旅に出た理由も「仕事をサボれるから」という実に子供らしい理由である。滅多に怒らないがユーゴの真意を知った時はその狡猾さにいきり立っていた。彼を慕っていたニコラを元気づける優しさも持つ。道中で盗賊に襲われた際は旅の資金を守る為勇敢に立ち向かっていったが、呆気なく首を半分切断されて殺されてしまった。
    マルク
    13歳。エティエンヌ、ニコラの友人。明るい性格で場を和ませるのが特技。レオナルド人形(イタリア製)というパペットを常に持ち歩き、腹話術で彼と軽快な漫才を見せる。アンリ、ルークと行動を共にすることが多く、十字軍では第二参謀に任命される。十字軍遠征には遠足気分で参加していたが、段々過酷になる行程に恐怖を覚え、故郷に帰してもらおうとレミーと一緒にユーゴの元へ行こうとする。しかしニコラに失望されたくないアンリによって刺し殺され、帰らぬ人となってしまう。
    ギヨーム
    12歳。町でも権力者にあたる領主の息子で、親の威光を笠に着て威張る嫌味な性格。その為アンリ達には嫌われており、気性の荒いニコラとは度々喧嘩になる。エティエンヌの奇跡をきっかけに「名誉を掴むチャンスだ」と父親にせっつかれ、十字軍に参加する。日頃の行いのせいで軍に入るのは難しいかに思われたが、この時父親が提案した「金」よりも彼らにとって魅力的な「隊服」を提供し、ニコラ達の心を掴む事に成功する。しかし性行はお世辞にもいいとは言えず、子供でありながら旅先で幾度も売春宿に出入りし、「奇跡の喇叭」をエティエンヌから掠め取るという騎士としてもキリスト教徒としても最低の姿を曝した。その結果激昂したニコラに殺されそうになるが、レミーの頼みで小指を切り落とされるのみに留まった。以来ニコラに並ならぬ憎悪を抱くようになり、最終的には彼の手から預金証を奪い、テンプル騎士団へ入団してしまった。
    ピエール
    11歳。ギヨーム同様金持ちの家の子で、常に彼の後を付いて回る腰巾着。彼もまた嫌な性格の持ち主で、娼婦相手にも平気でいやらしい真似をする好色な面も持つ。しかしそのうちに淫行がばれ、ニコラに鞭打ち百発という厳しい罰を食らった。下り坂になる旅の行程に嫌気が差してギヨームと共にテンプル騎士団へ寝返ってしまう。
    レミー
    12歳。町で一番愛くるしい少年だったが、ハンセン病に冒され今では町中から腫れ物扱いされるようになってしまった。病気の平癒を神に祈る為にエルサレムへ向かう。自身が病気であるためか命の重みを一番理解しており、ギヨームらの命も助けてあげるようにニコラに頼んだ。旅が過酷になっていくにつれ、その影響からか病状が悪化、目が見えなくなってしまう。それ以降死の恐怖に取り憑かれてスッカル依存症に陥り、マルクと共に軍を抜けてユーゴにスッカルをもらいに行こうとする。
    ロラン、リリアン
    11歳の双子の兄弟。当時横行していた双子の迷信に惑わされた心無い人々の噂によって、母親が自殺してしまった暗い過去を持つ。そんな母の為に祈り、神の力で母を天国へ行けるようにしてもらうのが二人の願いである(キリスト教では自殺は罪悪とされている為、自殺者は地獄へ堕ちるとされていた)。兄のロランは弟思いの社交的な性格の少年で他のメンバーともすぐ打ち解けた。一方弟のリリアンはしっかり者の兄に対して劣等感を抱いており、兄と一緒くたに見られることを嫌う。その反動か、仲間内でも評判の良くないギヨーム達と付き合うようになり、その結果ピエールと共に鞭打ち百発の刑を食らうことになった。その後ギヨーム、ピエールと一緒に軍を裏切り、テンプル騎士団に入団してしまう。
    双子の血の成せる業か、テレパシー能力を持ち、この能力を生かして連絡を取り合ったり、旅を経るうちに長蛇の列となった隊を整理する役割を担うことになる。
    ミカエル
    12歳。シトー修道会に属する少年修道士。会の修道士達が告解の時に役立つだろうということで隊に同行させた。精神遅滞の気があり、舌足らずな喋り方だが、隊のメンバーの誰よりも神の教えの真髄を理解している。また声が美しく歌を歌うのが得意で、エティエンヌにも「天使のようだ」と称賛された。
    教えに反する『禁断の木の実』たる“知識”を追い求めるクリスチャンを罪深い人間と認識しており、一度は口論になりかけたこともある。エティエンヌを奇跡の子として純粋に慕っており、クリスチャンに余り近付くなと注意した。しかし自分は本当に神の僕なのかと悩むエティエンヌを見て、救世主の偶像に囚われず人間らしさを失わない彼を嬉しそうに見ていた。エティエンヌの告解の時にエロスとアガペーの違いを説き、イザベルのことも娼婦故か、それとも別の理由があるのかは不明だが、「悪魔」と呼んで蔑んだ。
    ギー
    14歳。エティエンヌの町を襲撃した盗賊団の一員で、金の為なら人殺しも厭わない冷酷さを持つ。エティエンヌによって盗賊達が追い払われた後、一人捕らえられた彼は町中で曝し者にされてしまう。しかし可哀想に思ったエティエンヌによって解放され、十字軍の一員に加わる。彼が聖地へ赴く理由はないが、自分を認めてくれた仲間達の為に命をかけようとする、仲間思いで義理人情に篤い一面が発覚する。元盗賊だけあって軍の中では最も武器の扱いに慣れており、アンリに目標とされている。

    1
    2015年06月29日
  • インノサン少年十字軍 中

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    ネタバレ

    少年十字軍[編集]
    エティエンヌ
    12歳。母親と2人で暮らす羊飼いの少年。信心深く、人一倍天候に敏感で、彼の予報はよく当たると町では評判だった。争い事を好まぬ心優しい少年で、不思議な喇叭を手にしたことをきっかけに、少年十字軍のシンボルとして崇められるようになる。しかしニコラの変貌をきっかけに、段々逸脱していく隊の行く末を不安に感じている。ニコラやクリスチャンのようにはっきりした目的意識は無く、純粋な信仰心からエルサレムを目指す。旅の途中で立ち寄った町で娼婦の少女・イザベルに出会い、仄かに恋心のようなものを抱いた。ユーゴの庇護を失ったことで過酷な旅となり、大勢の仲間が死んでいく中で一人重圧から心を閉ざしてしまうが、イザベルが自分たちを追って売春宿を出たと知ると、今までの蟠りや緊張から解放されたかのように彼女に縋って号泣した。その後隠れ異端の村で匿われ、束の間の平穏な時を過ごす間に、イザベルへの恋心を自覚し、彼女と惹かれ合うようになっていく。
    モデルは実際にフランス少年十字軍を指揮した少年・エティエンヌ。
    ニコラ
    12歳。養豚場を営む叔父と暮らす。エティエンヌの親友で、彼とはちょくちょく一緒に遊ぶ。両親は既に亡くなっているが、父が十字軍の一人として従軍し、異教徒に殺害された事から、異教徒を激しく恨んでいる。また十字軍や騎士に憧憬を抱いており、その思いは自らの額を切り裂いて「一人前」であることを証明しようとする程熱狂的。騎士の影響からかアンリやマルクと一緒にチャンバラごっこをして遊んでいたこともあった。十字軍結成後はクリスチャンから隊長に任命される。テンプル騎士団の一員であるユーゴと出会ってからは、隊の面々が勝手な行動をしないように厳しい罰を設けたり、ユーゴの助言に従い過激な言動をするようになるなど、意識がどんどん常軌を逸してきていた。しかしユーゴの策略が露見した後は彼に失望し混乱するも、またエティエンヌと元通りの仲良しに戻った。だが彼の庇護を失ったことで旅は過酷になり、道中で大勢の仲間を失いつつも、やっとのことで隠れ異端の村に匿われ、そのうちコレットに仄かな好意を抱くようになる。
    モデルは実際にドイツ少年十字軍のリーダーだった青年・ニコラス。
    クリスチャン
    14歳。一見すると女性にも見える美少年。口調は女っぽい。商人の家に生まれたので無学の子が多い十字軍の中でも貴重な修学者。出立の際には本を携えている。隊員の勝手な振る舞いを封じる為の規律を設けたり、いざという時の為の紹介状を持参したりと、用意周到且つ注意深い性格で、カタリ派についてエティエンヌに説明するなど博学な一面も見せる。知識に貪欲で、彼がエルサレムを目指す理由もエルサレム方面にある“秘術”の奥義を知る為であり、信仰心によるエルサレム巡礼は二の次である。それ故「知識=原罪の要因」と捉える修練士のミカエルとは折り合いが悪い。「エティエンヌへの恩返し」という合理的な理由で彼に従うギーを気に入っている。余りにも上手くいき過ぎる旅の行程に不穏なものを感じ、ユーゴの後を付けて彼の策略を見抜いた功績を持つ。実は密かにエティエンヌに想いを寄せており、彼がイザベルと愛を語らうことを快く思っていない。十字軍では経理担当。
    アンリ
    10歳。エティエンヌ、ニコラの友人。泣き虫で家族にも気弱な性格を心配されている。十字軍では副隊長に任命される。しかし十字軍結成後は、剣術に長け男らしいギーを模範として強くなることを目指し、一方的ながらライバル視するようになる。しかし道中で盗賊に襲われた際は泣いてばかりで結局何もできず、結果としてルークと他の小さい子供らを大勢死なせてしまう。失われたニコラの信頼を取り戻すべく脱走者抑止の見張りを買って出るが、雨に紛れて逃走を図ったマルクとレミーを止めようとして、マルクを殺してしまう。
    ルーク
    14歳。エティエンヌ、ニコラの友人。常に笑顔を絶やさない快活な性格の少年。家は皮なめし業を営んでいる。十字軍では第一参謀に任命され、旗手も務める。旅に出た理由も「仕事をサボれるから」という実に子供らしい理由である。滅多に怒らないがユーゴの真意を知った時はその狡猾さにいきり立っていた。彼を慕っていたニコラを元気づける優しさも持つ。道中で盗賊に襲われた際は旅の資金を守る為勇敢に立ち向かっていったが、呆気なく首を半分切断されて殺されてしまった。
    マルク
    13歳。エティエンヌ、ニコラの友人。明るい性格で場を和ませるのが特技。レオナルド人形(イタリア製)というパペットを常に持ち歩き、腹話術で彼と軽快な漫才を見せる。アンリ、ルークと行動を共にすることが多く、十字軍では第二参謀に任命される。十字軍遠征には遠足気分で参加していたが、段々過酷になる行程に恐怖を覚え、故郷に帰してもらおうとレミーと一緒にユーゴの元へ行こうとする。しかしニコラに失望されたくないアンリによって刺し殺され、帰らぬ人となってしまう。
    ギヨーム
    12歳。町でも権力者にあたる領主の息子で、親の威光を笠に着て威張る嫌味な性格。その為アンリ達には嫌われており、気性の荒いニコラとは度々喧嘩になる。エティエンヌの奇跡をきっかけに「名誉を掴むチャンスだ」と父親にせっつかれ、十字軍に参加する。日頃の行いのせいで軍に入るのは難しいかに思われたが、この時父親が提案した「金」よりも彼らにとって魅力的な「隊服」を提供し、ニコラ達の心を掴む事に成功する。しかし性行はお世辞にもいいとは言えず、子供でありながら旅先で幾度も売春宿に出入りし、「奇跡の喇叭」をエティエンヌから掠め取るという騎士としてもキリスト教徒としても最低の姿を曝した。その結果激昂したニコラに殺されそうになるが、レミーの頼みで小指を切り落とされるのみに留まった。以来ニコラに並ならぬ憎悪を抱くようになり、最終的には彼の手から預金証を奪い、テンプル騎士団へ入団してしまった。
    ピエール
    11歳。ギヨーム同様金持ちの家の子で、常に彼の後を付いて回る腰巾着。彼もまた嫌な性格の持ち主で、娼婦相手にも平気でいやらしい真似をする好色な面も持つ。しかしそのうちに淫行がばれ、ニコラに鞭打ち百発という厳しい罰を食らった。下り坂になる旅の行程に嫌気が差してギヨームと共にテンプル騎士団へ寝返ってしまう。
    レミー
    12歳。町で一番愛くるしい少年だったが、ハンセン病に冒され今では町中から腫れ物扱いされるようになってしまった。病気の平癒を神に祈る為にエルサレムへ向かう。自身が病気であるためか命の重みを一番理解しており、ギヨームらの命も助けてあげるようにニコラに頼んだ。旅が過酷になっていくにつれ、その影響からか病状が悪化、目が見えなくなってしまう。それ以降死の恐怖に取り憑かれてスッカル依存症に陥り、マルクと共に軍を抜けてユーゴにスッカルをもらいに行こうとする。
    ロラン、リリアン
    11歳の双子の兄弟。当時横行していた双子の迷信に惑わされた心無い人々の噂によって、母親が自殺してしまった暗い過去を持つ。そんな母の為に祈り、神の力で母を天国へ行けるようにしてもらうのが二人の願いである(キリスト教では自殺は罪悪とされている為、自殺者は地獄へ堕ちるとされていた)。兄のロランは弟思いの社交的な性格の少年で他のメンバーともすぐ打ち解けた。一方弟のリリアンはしっかり者の兄に対して劣等感を抱いており、兄と一緒くたに見られることを嫌う。その反動か、仲間内でも評判の良くないギヨーム達と付き合うようになり、その結果ピエールと共に鞭打ち百発の刑を食らうことになった。その後ギヨーム、ピエールと一緒に軍を裏切り、テンプル騎士団に入団してしまう。
    双子の血の成せる業か、テレパシー能力を持ち、この能力を生かして連絡を取り合ったり、旅を経るうちに長蛇の列となった隊を整理する役割を担うことになる。
    ミカエル
    12歳。シトー修道会に属する少年修道士。会の修道士達が告解の時に役立つだろうということで隊に同行させた。精神遅滞の気があり、舌足らずな喋り方だが、隊のメンバーの誰よりも神の教えの真髄を理解している。また声が美しく歌を歌うのが得意で、エティエンヌにも「天使のようだ」と称賛された。
    教えに反する『禁断の木の実』たる“知識”を追い求めるクリスチャンを罪深い人間と認識しており、一度は口論になりかけたこともある。エティエンヌを奇跡の子として純粋に慕っており、クリスチャンに余り近付くなと注意した。しかし自分は本当に神の僕なのかと悩むエティエンヌを見て、救世主の偶像に囚われず人間らしさを失わない彼を嬉しそうに見ていた。エティエンヌの告解の時にエロスとアガペーの違いを説き、イザベルのことも娼婦故か、それとも別の理由があるのかは不明だが、「悪魔」と呼んで蔑んだ。
    ギー
    14歳。エティエンヌの町を襲撃した盗賊団の一員で、金の為なら人殺しも厭わない冷酷さを持つ。エティエンヌによって盗賊達が追い払われた後、一人捕らえられた彼は町中で曝し者にされてしまう。しかし可哀想に思ったエティエンヌによって解放され、十字軍の一員に加わる。彼が聖地へ赴く理由はないが、自分を認めてくれた仲間達の為に命をかけようとする、仲間思いで義理人情に篤い一面が発覚する。元盗賊だけあって軍の中では最も武器の扱いに慣れており、アンリに目標とされている。

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    2015年06月29日
  • 帝一の國 11

    Posted by ブクログ

    ヒルとユウ…くっ、ずるいぞ…。幼少期のヒルくん…かわいらしいなこの野郎…!くそう全くノーマークだった蒜山にこんなトラップが仕掛けられていたとは…

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    2015年05月02日
  • 女子高生に殺されたい 1巻【電子特典付新装版】

    Posted by ブクログ

    久々、コミック新刊購入。
    イイ意味でやってもぅた!
    続きは来年か……。
    正直、完結してから購入。一気読み向き。
    次巻待つのが、焦れったくなる作り。
    サスガは古屋兎丸。

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    2015年02月12日
  • 女子高生に殺されたい 1巻【電子特典付新装版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なかなかなタイトルですよ!
    思わず買ってしまいました!

    東山春人は高校教師で、
    その高校のJKは佐々木真帆でお友だちが後藤あおい。
    で、
    佐々木真帆に恋してるDKは川原雪生君で、その高校にやってきた臨床心理士は深川五月さん。
    深川五月は東山春人の元恋人なんです!
    もちろん、
    東山春人はオートアサシノフィリアなんでJK佐々木真帆に殺されたいのです!
    と、
    言うお話しなんですが、隠れキャラのカオリの存在がさぁ。。。
    つか、
    2巻出るの2016年だとう!
    しかも完結するのかい!

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    2015年02月11日
  • 帝一の國 10

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    おお…何やら主人公らしい感じになってきたではありませんか。
    ロックンロール・ミッチェル良かった…。もうこいつらこれでいいじゃん。

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    2014年12月05日
  • 帝一の國 1

    Posted by ブクログ

    相変わらずぶっ飛んでいる古屋先生の世界観w
    主人公が悪に見えて仕方ないのですけど、
    根っこの部分が大変な馬鹿なのでww
    何か許せちゃう愛すべきキャラです。
    設定は狭い学園の中の話ですが、
    彼は限りなく高く広い世界を
    目指しているので、
    沈没せず乗り越えて行けるのか
    見もの。

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    2014年10月27日
  • 帝一の國 9

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    生徒会長選挙における全校生徒投票法案。
    世論調査。
    そして野々宮の過去。
    まあ、世論調査の結果に対しては、帝一だしな…としか思えなかった。正直、帝一が生徒会長になるとは想像できないのだよなあ…。

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    2014年08月06日
  • 帝一の國 6

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    長らく続いた生徒会長選の投票が始まり、票の流れが二転三転して面白い。もう決着は着いたのか、もうひと展開あるのか次巻が愉しみ。

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    2014年07月27日
  • 帝一の國 5

    Posted by ブクログ

    帝一と氷室の絡みが面白かったので、それが無くなるのは残念だが、物語的には氷室が敵になった方が面白くなりそう。

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    2014年05月24日
  • 帝一の國 8

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    一年生…個性派過ぎるぞ!
    とりあえず久我君は一人とびぬけて好感度が高いけど、政治家としては…どうなの?ちょっと単純すぎないか?みたいな。
    野々宮君は何か真っ当過ぎていけすかないんですが、でも政治家って大体いけすかないよね…。
    羽入君は素晴らしい人材だと思うが…どうなんだろう。
    あとの3人はネタ度が高すぎてちょっとわかりません。
    帝一はいいかげん、自分が人の足を引っ張るのが苦手なことに気がつくべき。

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    2014年04月06日
  • 帝一の國 7

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    で…ですよねー!ですよねー!スクエアとはいえ少年誌だもんね!いやあ焦った。
    しかし帝一は早く正気を取り戻すべき。

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    2013年11月05日
  • インノサン少年十字軍 上

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    少年たちに次々と襲い掛かる残酷な運命に、途中ほんと目を背けたくなる。何しろ兎丸先生なので容赦ありません。
    狡い大人に利用され、搾取され、裏切られ、捨てられる少年たち。畳み掛けるように明かされる暗い真実に心が痛む中、最終回でエティエンヌが起こす奇跡の数々に涙が出てくる。ラストも美しすぎて溜息が出た。
    素晴らしい救いの物語でした。

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    2013年10月02日
  • 彼女を守る51の方法 1巻

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    地震って本当怖いなぁ…

    人を強くもするし、弱くもする。
    善良な人もいれば、
    反対の人もいる。
    あたしは、どうなるだろう…

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    2013年05月14日
  • 帝一の國 1

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    高校権力ものという珍しい主題。昭和チックな作者の絵が生きる。問題は真面目にやるかギャグでやるかイマイチどっちつかず。とりあえず様子見。

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    2013年05月06日
  • ぼくらの☆ひかりクラブ(上)

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    読む人を選ぶマンガ。上・下巻とも『ライチ☆光クラブ』の背景を、作者の古屋兎丸が想像して描いた話。なので、『ライチ~』の後から読んだ方が面白いと思う。
    演劇を元にしたお話なので、台詞口調など若干違和感を感じる点があるが、雰囲気のある絵と設定に入り込める人は、それが良いと感じるかもしれない。
    個人的に、『ライチ~』の時の作者の絵がどうも好きになれなかったのだが(人物のパースが狂ってるように感じた)、『ぼくらの~』では、その違和感がかなり軽減されていてよかった。

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    2013年03月16日
  • インノサン少年十字軍 上

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    ネタバレ

    1200年代に存在したとされる少年十字軍をモチーフにした話。
    ある田舎村の羊飼いの少年エティエンヌが神の啓示を受け、エルサレムの地へ仲間と共に向かうところから始まる。
    宗教の悪い部分の集大成に近い十字軍の様子が子供達の運命を通して描かれている(*)。そのため救いらしい救いはなく、残虐とも言える表現もあるので、万人にはお勧めしない。個人的にはよくまとめられた面白い話だと思う。
    え、十字軍って聖地を巡る戦いじゃないの、って人は読んでみるといいかもしれない。

    *十字軍は第一回目以降状況や時代背景によりその持つ意味は様々なので、それ自体が良い・悪いと言っているわけではありません。

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    2013年01月09日
  • 帝一の國 3

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    ドン引き必至のすてきな表紙とは裏腹に この巻は流れをキープしてそのまま終わっちゃった感じ。
    起承転結の承の位置?
    4巻楽しみに待ちますー

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    2012年11月01日
  • 帝一の國 1

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    ネタバレ

    本人にとっては真剣なことなんだけど、ここまで必死になるのwwって感じでクスッと笑えた。帝一と光明の関係ww

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    2012年10月17日