あらすじ
ある日、天音のもとに送られてきた一冊のノート。そこには、ギムナジウムの少年たちの【運命】が克明に描かれており、フィリスクの衝撃的な「最期」までが綴られていた。そして、それは現実のものとなり……。古屋兎丸が描く《球体関節人形少年群像劇》、待望の第5巻!
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Posted by ブクログ
新刊がでるまでが長かった!
フィリクスがいきなり身を投げる場面から始まる。それはアマネが中学生だったときに考えたストーリーそのまんま。アマネはギムナジウムの生徒たちに真実を打ち明ける。人形の世界と現実の世界がとうとう接触。
人形の補修作業によって命を取り戻したフェリックスは、現実の抑圧をはねのけ、ヨハンへの愛を告白。
事態はいよいよ、アマネの”ストーリー設定”を超えて動き出す。で、まず彼らが何をしたかというと東京見物笑。
そこへ会社の同僚、笹井がやってくる。彼がアマネを連れて行ったのはふるさとの中学校。そこでアマネは封印していた過去の記憶と再会する。
彼女は現実を物語へと落とし込むことで、つらい日常を耐えていた。記憶の扉が開き、ギムナジウムの生徒たちのモデルたちが蘇る。ここらへん、作画もうまい!
続刊が楽しみ。でも、いつでるのか?